溶ける絵、気が付いた。またいつか消えるけど。
とけるえ きがついた またいつかきえるけど


臭いコスモスもすごい咲く。
くさいこすもすもすごいさく


田舎綴る日、真昼続かない。 ....
春に植え替えをしたゴールドクレストは
夏に枯れ始めた

土が合わなかったのだろうと半ば諦め
それでも水を遣り続けた

今、秋になり
枯れ方が変化した
枯れようとしていた勢いが止まり
 ....
長袖を出して着る
空にはひつじ雲が泳ぐ
次の季節の憂いを乗せて
短く弱くなる日照時間
薄れていく褐色の肌
記憶さえも
時間に弄ばれるようにして
不安に投資させられる
私たち、もう一方的に
憧れるのでもなく
憧れられのでもなく
与え与えられ響き合い
ただそれだけを求め逢う




求め過ぎ
いつのまにか
押し付けて押し付けられ
お互いにせめぎ ....
君は淡いたそがれを纏って
窓にもたれていた
蜃気楼も虹も流星も
いつか共に見たその窓

その面影が
いまもこの部屋を染めている
君の言葉の記憶が きれいな水の雫のように
滴り落ちて 私 ....
あなたが私をどれだけ憎もうと
それは“絆”が強くなるだけ

どれだけ蔑まれてもかまわない
私はそのような者だから

もちろん誓約を破って逃げていい
逃げればやっと真実が証明される

 ....
思えば 私。逃げ出したい と そうだ。膨れた肚は答えないで。それには また、うわ言の場所は土を掬う度に、まるでグラスの何方かは 無力さを象徴するように混ぜて置いた。

 計画。――なんていうだろ
 ....
*


なんとはなしに眺めていて
思ったのだが、
このなんでもない
あたりまえの数式を
はじめに考えたものは
偉大であったのだと思う。
はじめにつくりだすことが
いか ....
あなた 私のこと 知らないでしょう

知らないで ただ私の話 笑って聞いているのでしょう

いま 笑っている その隙間に どこか遠くをみているの 私しっている

あなたの 薄っぺらに聞こえ ....
ミッちゃん今日はオシャレさんねえ
と言われて、わたし、いま、飾り立てためんどりの気分
髪につけたピン留めをとっさに外した
何が動きであるのか

止まっているのか

いや僕の中にいるのだ

冷たくてチクチクする感覚

高いエネルギー

朝のちょっとした時間の

至福の時なのか、又は地獄の時なのか
 ....
じくじくと膿んだ傷の中に次の一行があった、指を指しこみ痛みに悲鳴を上げながらつまんで拾い上げると血で汚れてよく読めなかった、苛立って声を上げながらシャツの裾で拭くとどうにか読めるくらいにはなったの .... 草むらかきわけて
棒をしゃぶり倒した
俺達に明日はなかった

空は
晴れ渡っていた
六月の木漏れ日のなかで

いちばん得意な遊びは
棒遊びです

モットモット 遊びをしようよ
 ....
ああ、月がきれいだ


それだけで

すこし気分がいい
時間を搾り取られてスカスカ
残ったカスを貪るように使う
こんな詩あんな詩書いたり
生活に必要な作業をし
時にはテレビやスマホで浪費して
残りで眠る

やりたい事を好きなだけ
やりたい時 ....
きんもくせいの
ほんのりとかほり
やはらかしっかりと
秋のにほい染み込ませ

 漂い始める大気の最中
  ゆるやか解けながら
 四散していく意識の慄き

思考や感情や意志や感覚や
 ....
さくばんは上手く眠れず
今も脳の中の一部は眠っているようさ
今日は原付バイクで
職安に向かい
医師の意見書の書式をもらってきた
職安の外へ出て
コンビニで休憩していると
雨が降り ....
爪を切ろうと思い立ち
爪切りを探す
スフレを焼こうと思い立って
泡立て器を探すように

引き出しの二番目
わたしを待っていたかのように
すぐに見つかった
それは切った爪を受け止める装置 ....
短編推理小説を読むような手に汗握る展開だった。
秀逸なドラマだ。
とくに「えっ!?」と思わず声をあげそうになっ
たのは「ロン毛ネズミ男」の正体が「天才詩人2」
であったらしいことを知ったときの ....
 草上に敷いた薄水色の布へ、サンドイッチとサラダを置いたまま、わたしはときどき長い草や砂利に足を取られつつ、川の近くへ降りていった。川と草の境目で、ぐらつく石にのるわたしへ、あなたは、手を振った。振っ .... 私という存在は

水面を浮遊するカゲロウのように

不確かな命の現象なのです

帰る処はありません

やがて透明に吸い込まれてしまうでしょう
 

夢ふたつ
困ったものです
選べない

ひらかれた世界は
ありがたいと想う
たとえば自由だし
たとえば平和だし
たとえばしあわせだし
たとえばこのままでいいと
想えるし ....
なに、熱くなってんだろう
生まれて死んでいく、それだけなのに
なに、熱くなってんだろう?
炊き立ての米、膨らんで ムギュッとお口に入る
その感動、その感銘 それも怒りの、原動力
なに、熱くな ....
{ルビ空=そら}っぽ {ルビ空=そら}っぽ
お空はどんな色?
あおい色ではない
涙色でもない
それは永遠の色
吸い込まれてしまいたい忘れじの色

ぽっ

空っぽ 空っぽ
お日さまは ....
思うべきことを考えずに
どんなことができるのかと 一人
名前の知らない川を見る
今も 何かを問いかけながら


冷蔵庫の中に入れておいていたのは
昨日スーパーで買った 見切り品の鮭弁当
 ....
ただ静謐の中で、君にまた逢いたかった

にぎやかな夏を脱いで、その素肌を
少し無防備にさらされて
寒くなってきたね
そうだね、君の隣はずっと夏だけど
なにそれ、嫌味?
いや、賛辞
我ら ....
わたしは焔ではあるけれど
あなたを暖める希望にはなれない

月の光と共に
月の光が指し示す方向に行けばよい
いつしか目標の場所に
あなたはたどり着いているだろう
涙の夜に沈んでしまいました

何かを伝えようにも声がでません

銀盤の月だけが頬笑みをくれました

冷えた肩を抱き締めながら

暗い{ルビ闇路=やみじ}をたどります
干枯らびた思い出
握り締め過ぎて砕いた

一日が終わって次の日が来ても
昨日までを枯らしてしまう

何があったかな
あったけどどうだったかな

生きていることが
不思議に思うんだ
 ....
冬の兵士達の隊列続き凍り付く恐怖に郷愁の感情麻痺し
灼熱の貴女の胸に投擲した憧憬の念の次々燃え尽きまた投擲し
高くなる空に濃くなる青に密やかな恋慕を抱き自らを見入る、

 鎮まる静かさに ひと ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(9286)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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狭間の想い- ひだかた ...自由詩7*24-10-15

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