放課後の防波堤
風に飛ばされた傘が舞ってる

黒い海が砂を食べる町
昆布と赤蟹が名産

耳は波の音を消す
静かな朝

白と青の景色
そこに立つ
誰もいない
音もない
動きもない
静寂と静止
写真の中の世界

歩き出すと
踏みしめた雪が
キュッキュッと鳴き声をあげる

小さな足跡 ....
神の教えは

宗派という

小さいものではない

神の教えは

宗教に収まらない

神の教えは

自身の内に宿す偉大なエネルギー
変わってしまった

十年前とも
二十年前とも

百年前とは
何も変わっていないかも
どうやらひとつの
物語を生きるものらしい

月、日、星
月、日、星

二度と会えないことよ ....
ここはどこ
ここは街
貴方の思い出に
雨が降る朝
布団のなか
涙が炸裂する
右手だけで
左目をふさいで
今日はさ星の日なんだよ
この地表に
毛糸の青いセーターをかけた
ハンカチとその日、弁当を広げなさい
風吹けば物事はじゃがいもに尽きる
単位が崩れかけた関数のうえで
横滑りしてゆく青葉 黄金を反せない
以後すべての尺度は信用を失った
とりとめなく、伸びやか ....
年始の風邪で寝込んでる

このまま死んでも誰かが
魔法の杖で蘇らせてくれる
ことはない

人生は私と共に消える

冷たい窓を少し開けて
部屋と宇宙を繋げてる

外の冬。ベッド ....
あの子、またブロッコリー残したから、持っていって。

いらねーよ、野菜なんか。こっちは体力勝負なんだよ。

あんたが好きな動画でも言ってる。
彩り、大事でしょ、コレだけ入れといてあげる。
 ....
こうやって毎日弁当持参してるでしょ、稼ぎが少ないから。

まあ、あるモノ詰めてるだけなんですけど。
そうすると見ちゃうんですよ、「バズ弁当」とか「毎日これでイイ」とか、そんなやつ。

大抵下 ....
赤い国に書記長は目から鱗

ジワジワ攻めるより

一気にその国のトップを誘拐するとは

これはいい方法だと

青い国の大統領に感謝した

その瞬間

ドアが開き

身柄 ....
最近、酔いやすい

〝日本酒の会〟元会員
酒豪の私は今いずこ

日本酒二合か
ワイン半瓶か
ウィスキーロック三杯か
そのくらいで

昨夜、中国ドラマにも酔う

恨みを手放し ....
私は本質を直観する
所詮自分で選んだ人生だから
最期に笑っていたい
死んで行くものに愛を向ける
死んだものが自分を報いるわけはない
それでもそれだからこそ
今わの際に救おうとする

その喫水線の下の見えない部分への
深い思いやり

自らを離れていってし ....
 私が所属する同人誌は一九七七年の創刊です。誌名は『新怪魚』といいます。
 私が入会したのは三二才、『新怪魚一〇号』からです。その『新怪魚』は、昨年暮れに一五六号を発行してます。
 私は創立会員で ....
小さかった頃、母の横で座席に膝をつき
大きな窓に両手を当てて流れる景色を見ていた
初めてみる景色にワクワクしていたと思う

旅行に連れていかれれば、全てが新鮮だった
無人の改札、山道や揺れる ....
どうすればよいのか
わからないままに
命ばかりが
すり減ってゆく


謎を
解き明かせなった
毎晩
悩みなく眠れなかった
夢を
愛おしく何度もみた
声が
歌を歌っても ....
りゅうさん、俺たちどこで間違えちゃったんだろうな
それを考えるのが、これからのお前たちの仕事だ

と、雑魚に伝え去る私
実は彼らが馬脚を現して笑いが止まらない

りゅうさん、敵を作らないよ ....
風が哭く
風が呼ぶ

いなくなったあのひとを
返せと咽び泣く
地の果てまで探しても
どこにも姿を見つけられないのだと
{ルビ宙=ソラ}のてっぺんまで吹き抜けても
影も形もないのだと
 ....
ブラウン管はさびたきり
商店街の
さくらマート
一袋88円
ごめんください
呼んだきり

家路の街灯
道端に月の石ころ
嫌になった
「僕はコレ」と言いたく無くて
「彼はアレ」と言われたい

そんな風にブルースのリズムで歌って、
缶ビールを吹き出させながら流し込む ははーん

ほんとーは歌っていないしー
 ....
大人は、要求しない
大人は、催促しない
大人は、マナーを守る

大人は、諦めている
子供は、諦め切れない
大人は、鍵を掛けてロック
子供は、ドアを開けてとノック
大人は、口を閉めてチャ ....
子どもの笑顔 弾む声
あの日 突然砕かれた
恐れ凍えて 逃げまどい
震えた瓦礫の街
赤く燃える空 黒く昇る煙
赤く燃える空 黒く昇る煙


生きて必ず帰るよと
内緒で伝え ....
春の訪れは誰の心をも弾ませる
名もなき花は顔をのぞかせ
白くて柔らかな笑顔を見せる
暖かくなりつつある日差しとは裏腹に
未だ肌寒い大気に体を震わせながら
ところどころまばらに染め上げる白
新年が明けて最初の寒波が頬を凍らせ
アスファルトも橋も何もかも隠してしまう
固く固まった雪がゆく人々の足を滑らせ
山はまるで白砂糖を振りかけたみたいに
柔ら ....
除雪車が通った後の残された氷を割っては積む
青空はうず高く積まれた雪山に
日を反射して光で満ち溢れる
朝が連れてきた久しぶりの晴天、青い空

早朝の背中を冷やすこともなく、黙々と
脇に寄せ ....
時代はたいして新しくならない
お金が人を殺す時代だ
病気が蔓延する時代だ
道徳がなくなる時代だ
勉強しても活かされない

お金をばらまいては
国民のためだと言った
税金を増やしては
 ....
無人の自転車が
石垣にそって走る
タイヤの跡には
穏やかな歴史があり
それはまた人知れず
しめやかに終わる
日傘を回す手に
いつもそよ風が吹くので
呼吸は影を落としながら
新 ....
よく映る眼鏡には天井が写っている。
蛍光灯、その揺れる明滅さえも鮮明に。

同時にズボンの裾、
そこから伸びる靴もよく見える。
ぶつかって、摩耗したその先端の毛羽立ちさえ。

今日見る夢 ....
それは無言の野にただ存在している。それは硬質の直
方体で揺らぐことはない。それは意味ありげでありな
がら何の意味もない。それは日々の風雨にも耐えてビ
クともしない。それはどんな材質で出来ているの ....
世界が覗き込むのを煩わしいと思った
遠い記憶だけの人陰は曲り角の向こう
唇を読むような分からない文脈よりも
文章は裏切らない

見知らぬ人では上手くいかないけれど
会ったことがあるなら
 ....
弥生陽さんのおすすめリスト(549)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
分離- mizunomadoka自由詩426-1-8
静かな朝- にのまえ ...自由詩526-1-8
神の教え- 多賀良ヒ ...自由詩126-1-8
光光光- やまうち ...自由詩526-1-8
祝日- トビラ自由詩3*26-1-8
Follow,_Entrust,_Flow_Through, ...- あらい自由詩426-1-8
存在- mizunomadoka自由詩526-1-7
彩り- 泡沫の僕自由詩3*26-1-7
ブロッコリー- 泡沫の僕自由詩4*26-1-7
こんなにいい方法があったとは!- 多賀良ヒ ...自由詩126-1-7
酔いのかたち- 花野誉自由詩17*26-1-7
無題- 渡辺亘自由詩226-1-7
死への哀悼- 杉原詠二 ...自由詩4*26-1-7
詩誌を終活する- たま散文(批評 ...14*26-1-7
3年6ヶ月と2日目- 自画自計自由詩426-1-7
来る日- 秋葉竹自由詩226-1-7
理由- りゅうさ ...自由詩826-1-7
風の慟哭- りつ自由詩7*26-1-7
あけまして- wc川柳9*26-1-7
アレコレ- 泡沫の僕自由詩326-1-6
大人- 鏡ミラー ...自由詩4*26-1-6
硝子の瓦礫~光への祝福~- 板谷みき ...自由詩1*26-1-6
訪れ- 栗栖真理 ...自由詩4*26-1-6
寒波- 栗栖真理 ...自由詩126-1-6
冬晴れ- 伊藤透雪自由詩7*26-1-6
給料明細を見るのがつらい- 自由詩626-1-6
ささやき- たもつ自由詩1226-1-6
ローグライト- 泡沫の僕自由詩126-1-5
モノリス- 岡部淳太 ...自由詩1026-1-5
幸せとは- 伊藤透雪自由詩3*26-1-5

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