久方の親の家にて
車を借りて
まだ新しいそれは気分がいい
エンジンの音
窓の開きかたも
カセットから流れてきた音楽まで
フォーエバーヤング

65を過ぎた父が
免許を取ったのは5年前 ....
もう9月になって
昨日を忘れたような雨が
じとじと降っているとゆうのに

どっこい
コウちゃんちのカブトは生きている
たしか6月に
さなぎからかえったはずだから
もうかれこれ3ヶ月の
 ....
東京に行ってみたい

しかし
一人で東京どころか 上野にも行けない

南には 一人で行けない
グリーンの窓口がなければ 切符も買えない

上野に行ったならば
あの人と デート出来るだ ....
不具の男が夏の夜に向けて
煙草の煙を吐き出している
誰かと繋がりたいと強く願いながら
それと同時に同じ位強く
誰かと繋がることを拒んでいる

携帯電話の点滅
そしてその振動する音
発光 ....
昔、親戚で夏休みに
「みきちゃんがおっぱいさわるのでいけん」と言われて
蚊帳で
あみあみの仏さまの絵や
あみあみの今まで死んだ歴代のおじいちゃんやおばあちゃんや赤ちゃんの写真をみて
お母さん ....
今日は
ヒゲを剃らなくては 

下腹に「うんーっ」と力を入れれば
自然に快感がやってくる

人間らしい 当たり前のことに
今朝は ちいさくも感動した

ヒゲを剃るということは
自然 ....
むかし むかし 


パイロットのきみ は
大きくなったら
ひこうき になりたかった

運転士さんのきみ は
大きくなったら
でんしゃ になりたかった

宇宙飛行士のきみ は
 ....
今日は外食にしてくださいと妻が言うので
日曜日の夜、家族でファミレスに出かける

いらっしゃいませ、何名様ですか、お煙草はお吸いになられますか
矢継ぎ早にウエイトレスのお姉ちゃんに聞かれて
 ....
  


だからって
なにを載せてもいいわけじゃないけど


  私はこんなに
  あなたへの思い綴っているのに
  そして
  世界中に繋がるはずの手紙で
  届けているのに
 ....
ギャっと言って
飛び跳ねた
蛇みたいな
木の棒が落ちていた

きゃっと言って
飛び退く
どうしたの
ワッフルヘアーの彼女
髪の毛に木の枝がと
のたもうた
男の子の集団がかけつ ....
昔女友達とお茶してたときに、その子が溜息をつきながら俺に聞いたことがある。
「アバンギャルドって何語か知ってる?」
「へ?」
「アバンギャルド」
「フ・・・フランス語」
「やっぱりねぇ。。。 ....
あの娘は幸せだったと言った
僕にはわけがわからない
ただ繰り返す夢を見て
白夜のカーテンを開けられずに
壊れた歌を歌っている

ひりひりと圧倒的な悲しみが
染みついてしまって
次のペー ....
やまはだに からみつく 帽子の群れ
くつしたも おそろいの 白地に☆付
てっぺんで 円陣になる お弁当から
外れて1本 スティック ガム噛んで
唐草風呂敷 背にまとう ヒーローの
足 ....
きみに いいたい
すごく いいたい
すぐに いいたい
とても いいたい

きみに あいたい
はやく あいたい
ずっと はなして
ずっと みてたい


つかれ とんでく
すごく  ....
沈む
沈んでいく
もがいても
あがいても
手をかかげ
上に向かい
わらを掴む
意識のそこ
葛藤の果て
沈殿
静寂
暗闇


津々と

夢をみた。
おばあさんはとて ....
人にとって理想の体形ってどんなものだろう。

僕は、どうしても痩せ型の体形だ。ごはんを極端な食べ方するし、動くし。無駄に引き締まった体だからよくみんなに過保護にされる。
大体、年下の女の子に「私 ....
紙くずを放り投げる
そこに何が書かれていたんだろう
もう忘れている

なんとなく生きている

たまに腹を立てたり
気になるあの人に近づいてみたり
アホなことで笑っていたり


い ....
振り向くと沖に知らない人ばかりになってこわい

貝の表面についてる回虫みたいな模様がこわい

高波が何でも持っていこうとするからこわい

クラゲが知らないうちに沢山わいてこわい

あが ....
ずろんとした
ペラコート羽織って
くしゃけたブーツ
踏み鳴らし
古寺の階段をやじろべえ歩きしていると
乾いた枝葉 たくさん浮かんできたけど
口遊んだのは
甘茶蔓の花
子狸のかぜ
全自動じいさんは全自動ですが、梅干しを混
入させると、寂びてしまう恐れがありす。
そこで、改良されたグレート全自動じいさん
は耐性が強く、決して寂びることも侘びるこ
ともないのですが、面白味は ....
トゲトゲの木という
スピッツの曲があり、

うたうことは、流れ、聴くものは、
薄闇にゆれ、ここの部屋の落ち着いた形
溶けていく

ぼくのはりめぐらす気分は、とげとげで、
いつもしつこく ....
9月は

臨月の母の腹に 私がいたのでした

空気が風が 金木犀色に満ちて

稲穂は波うち

大群のトンボの羽光らす 黄金の夕焼け

そのとき

ほんの暫く 時間が止まる

 ....
モノにはいろいろな使い方があるから
パンストを頭に被った
すっぽり被って引っ張ってみると

即座に顔面変形!

ああ もうこれで私は私ではない
誰でもない だから素直に言える
「好 ....
さっき何となく星が見たくて外に出ました曇りなので星は見えま
せんでした街灯ばかりがあかるい淋しい夜です何がしたかったの
かわからなくなって家に戻りました家の中は静かなようでいてじ
つはいろ ....
三日月1号線は
全ての痛みを解いてくれる
ここではないどこかへ行ける
らしい
東に向かって走る
それだけで


僕は毎日のように
日常57号線を
行ったり来たりしているのだが
三 ....
電車のドアにもたれて

景色を見るのが好き

ジャストタイミング




ウンコをしてる犬と目が合った

バツの悪そうな顔が小さくなる




今日も一日

良い日 ....
踏切のあの 落ちてくる棒みたいな奴が 包丁に見える とぎゃあぎゃあわめいている市民がいたので 実際 包丁を持って奴の部屋に上がってやったら 「ああ 踏切が じぶんの部屋にやってきた!」 とか言う しょ .... なか、飛んで、

調子に乗る+失敗する−冷静=臨機応変
肝心なこと<忘れる場合
メモ=暗号(日本語?)

そと、飛んで、

足が太い+隠す−スカート ....
僕は左足で右足を蹴っていました
何も感じません
もっと強く蹴ってみました
何も感じません
もっともっと
それこそリバウドばりに蹴ってみました
ちっとも感じません

いいんだ

僕は ....
母さん
ぼくの血は
あの鳩の眼よりも
薄い色なのですか
すでに色褪せてしまった繃帯が
風になびくのです

母さん
ぼくはまだ
あのデパートの屋上で
迷子のままなのですか
いまでも ....
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