ただ静謐の中で、君にまた逢いたかった

にぎやかな夏を脱いで、その素肌を
少し無防備にさらされて
寒くなってきたね
そうだね、君の隣はずっと夏だけど
なにそれ、嫌味?
いや、賛辞
我ら ...
涙の夜に沈んでしまいました

何かを伝えようにも声がでません

銀盤の月だけが頬笑みをくれました

冷えた肩を抱き締めながら

暗い{ルビ闇路=やみじ}をたどります
干枯らびた思い出
握り締め過ぎて砕いた

一日が終わって次の日が来ても
昨日までを枯らしてしまう

何があったかな
あったけどどうだったかな

生きていることが
不思議に思うんだ
...
ヒトは誰しも欠落に
何かを詰め込み生きている
だが欠落は永遠に
埋まることなどないものだ
詰め込んだものはこぼれ落ち
どんどん次を詰め込むけれど
次から次から落ちていく
結局心はからっぽ ...
冬の兵士達の隊列続き凍り付く恐怖に郷愁の感情麻痺し
灼熱の貴女の胸に投擲した憧憬の念の次々燃え尽きまた投擲し
高くなる空に濃くなる青に密やかな恋慕を抱き自らを見入る、

 鎮まる静かさに ひと ...
島があった。日本では魚釣島と呼ばれている。荒涼たる海が広がっている。ざわめく、怒りやすい海であった。 ざわめいているのは海ばかりではない。この島をめぐって日本と中国は緊張をたかめていた。

火蓋を ...
あの頃のぼくたちは
激しくて とても激しくて
激し過ぎて
互いに深い傷をつけあったね

きみはとても純粋で
長い黒髪が似合っていた

ぼくは酔って想い出話しをすると
きみは少女のよう ...
(番外編41―2)同村の同期の桜満ちている

あの時みんな若かった、

ブルーコメッツの草原の輝きみたいに
この歌が流れている
貴方のおうちは草原に囲まれた遥か彼方

同級生の生の光芒 ...
海の底、そこに思い出の全部を置いて
秋の風、切なさが頬をかすめる
設営された映写館
新しい貴方の仮想的根拠は
有償ではなくて
条件なんてないよ
ただここで抱きしめられて
胎児みたいに眠る ...
葬列 ものくろのいしを蹴る
切実な詩情など、草々

皮革の風船が、このようなとき、ひろった
カベに貼り付いている過去に魔法がある

レプリカのあかり ナルシスの鏡
鳴り止まないベ ...
メッツ対ドジャースの試合
ロサンゼルスのスタジアムでは始終大歓声が飛び交う

テレビのこちら側では
昨日の飲み会の続きで
朝から乾杯の手が幾つものびる

千賀が登場しても反応薄く
大谷 ...
キキョウの花弁、
染める青紫
 、
沈黙の一音
凝縮され、
見る見る染み渡り拡がりゆき
あゝまた段々と色褪せては
色付き輝き湧き出で来る

此処に貫かれて居る力、
異様に哀しくも歓 ...
{ルビ蜻蛉=とんばう}の消えて濃くなり空の色

もぐ人に青空近し青蜜柑

虫食ひもまた可愛らし初紅葉

秋の蝶止まる小花の定まらず

切り株に燃え移らむと苔紅葉

名を知らぬ風 ...
濡れそぼつすずめらが
低い枝から隣家の庭先へ消えた時
わたしは「あわれ」を見なかった
ただチュンにチュンを重ね
チュンの間と強弱で言い尽くす 
すずめらの韻律は人より力強く
雨音と斬り結び ...
草を食べている河馬を見ていると砲丸投げを食らった体躯は
人に食べられるために生きているのか と思う

それはとても寂しい

パレンケで

ざるの中のテラピアがハァーハァー、ピク ...
ステイションがあって
その中にもう一つ
小さなステイションがあった
よく見るとそのステイションは
生前の父だった
 
ステイションは小さかったから
出発する列車も
到着する列車 ...
今朝も、ラッキーストライクを吸ってしまった
しかし禁煙の為
相変わらず水をよく飲んでいます



道を捜していました
人の望む道は歩んでいけませんでした
病気になりました
ついに獣 ...
虐待があるのは知っています
客待にしてみましょうか

タロウさん、お茶が入っていてよ
毒入りだったかーっ

狐の嫁入り
いつ致したかもわからぬ電光石火

お父さん、寂しいよ
わけの ...
空が近い午後だった
外階段を雲が飲み込もうとしている
看板の灯りが何とか支えていた
バスを待ちながら考えたが
ここはバス停ではないので来るはずもない

グッと上腕に力を入れると血管が目を覚 ...
雑な言い回しになるけど、レベル1の遊びの程度でダンジョン攻略するにせよ、パーティーを組んだほうが良いとギルマスは言っていた。アーチャーの俳人と戦士の歌人とタンク(盾)の詩人の組み合わせがベスト。

...
知らないでいたって別に困るようなことはなにもないけど、余計なことをたくさん知っている方が人生は楽しいんじゃないかと思うんだよね、どんなに金を貯めても魂が肥えるわけじゃないからね、俺が欲しいのはいつ ... 子供の頃から 雨の日が嫌いじゃなかった


暗闇から蘇りほんのひととき 美しく生きる蝶のように


いつも元気のない お前の汚れを洗い流す


誰にも省みられない 可哀想なお前の意思 ...
水の揺り籠に包まれて
血管と血管を絡め合い
喜怒哀楽を受け取った
言葉になる前の感覚は
第六感へ丁寧に蓄えて
外界への手土産とする
星が動いて螺旋を描き
トンネルを眩しい方へ
光の矢となり走る魂、
響き迸り灼熱帯び
光の海から沸き立つ言の葉 、

 何も観えぬまま魂の死を待つのか

死者たちの魂が問い掛ける

美貌のまま自らの肉を引き裂き 
滝に呑まれる君 ...
○「ババア」
昭和生まれのババアは
子ども時代は父母に仕え
嫁しては夫に仕え
老いては孫に仕える

○「米騒動」
主食である米の農家の売り渡し価格が
今年は玄米30キロ13500円だと ...
いまもなお、見える客と 
経った店員の間に白いフィルムを刻む
縫い合わせた果実は 無言の
「ママ。覗き込んでいる」

自称老執事の眼球であるなら

生産は会話で 順番待ちは 対象物から、 ...
 
 肌にヒリヒリとした
 痛みこそ忘れ去られた闇は
 東の、明けきらぬ雲の幕に覆われている

 耳にのこるICUの輸液ポンプのモータ音
 蛍光灯で煌々と照らされる空間は
 ただ白っぽく ...
今日も煙草を買ってしまった
しかし最近の僕は
煙草以外出費しているものがない
煙草をやめたならば・・・
考えただけでゾッとするが
この恐怖も
煙草自身が生み出しているものなんだ
...
 

みあげると
秋月だった

あさの5時
空が白みはじめるころ
うすい水色の空に
うすく白い秋月が消え入りそうに
笑っていた

窓を開けると肌寒く
鳥の鳴き声が
遠 ...
秋の蝶どこからか来てどこかへと

砂時計落ち切りて午後{ルビ酔芙蓉=すいふよう}

蟬の殻この世の何にしがみつく

宿題の夜長消しゴム転がす子

得た夢と失った夢蟬の殻

始ま ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
未熟さのバター焼きトビラ自由詩3*24/10/15 23:19
五行歌 哀歌レタス自由詩9*24/10/15 21:34
alive自由詩7*24/10/15 18:43
日々之空虚天竺葵自由詩224/10/15 18:39
狭間の想いひだかたけし自由詩6*24/10/15 17:35
太陽の季節おまる自由詩3*24/10/15 12:28
きみにレタス自由詩6*24/10/15 9:21
(531-2)野施行三十一(みそひと)文字水恋鳥魚夫散文(批評...124/10/15 8:00
タイムシフタートビラ自由詩3*24/10/14 22:20
とまとひとはここのねだんあらい自由詩4*24/10/14 20:00
群像自由詩5*24/10/14 18:26
ひだかたけし自由詩4*24/10/14 18:19
タモリステップ〜Go to the レインボー森田拓也俳句9*24/10/14 16:59
ただのみきや自由詩5*24/10/14 12:59
(530-2)野施行シリーズ 今日の一言水恋鳥魚夫散文(批評...124/10/14 7:50
ステイションたもつ自由詩3*24/10/14 7:45
田中教平自由詩324/10/14 7:10
幸せな家庭りゅうさん自由詩4*24/10/14 5:11
歩くこと、生きることXIAO自由詩5*24/10/14 0:35
パーティー急募!足立らどみ自由詩5*24/10/13 22:36
モノローグ・ギャングの照準ホロウ・シカ...自由詩2*24/10/13 21:51
fire birdおまる自由詩3*24/10/13 21:21
birth自由詩6*24/10/13 18:44
絶言ひだかたけし自由詩5*24/10/13 17:48
独り言10.13zenyam...自由詩3*24/10/13 17:21
エクリチュールの仮面あらい自由詩224/10/13 16:52
Heart beatリリー自由詩7*24/10/13 15:40
浄化田中教平自由詩224/10/13 12:56
秋月秋葉竹自由詩324/10/13 7:34
途中下車の日々に森田拓也俳句9*24/10/13 5:15

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加筆訂正:
平成家族/本田憲嵩[24/10/15 22:46]
若干加筆修正。
/ただのみきや[24/10/14 13:10]
誤字誤字脱字誤字脱字
平成家族/本田憲嵩[24/10/14 11:54]
最後一行追加。
5.25sec.