君に走り寄ろうとして
転んで思い切り擦り切った
泣いて湿り気で覆えば
傷の治りは早くて
綺麗だったかもしれない
けれど泣かなかった
血小板の力を借りて
乾いて固まっていく体液
新しい皮 ...
ふわっと開いたらしゅるっと萎びたり
しゅるっと萎びたらふわっと開いたり

貴女と云う秋の庭で青々と踊り明かす私 、
              
でたりはいったりひっこんだりひょっこりでたり ...
○「死」
他人の死は
考えられても
自分の死は
考えられない

○「秋が来た」
朝夕はめっきり涼しくなり
昼間には
澄みきった青空と黄金色の稲田が広がる
夕方には美しい月が上がり
...
九歳から十歳になったとき

「もう、次に桁が変わるのは百歳までないね」

そう母親が笑ったとき

とても寂しくて いたたまれなくて

一桁にちゃんとお別れしてない自分が恨めしくて

...
(番外編30)裾重く聖尼ばかりの木苺摘み(草間時彦)

       私は聖尼を木苺と思う 
       赤くて幾つもポコポコ盛り上がり
       みんな可愛くて一つにまん丸い

  ...
隠れるように隠れるように
息をするのさえ申し訳なく思いながら
ひっそり生きてきました

あの日から
いや 多分そのずっと前から


あの日は日曜日で
僕は取り立ててなんの用事もな ...
反復する呼吸
少しの重さ
ありふれたことなのに
落下傘だ、と
二人して笑った

微熱の名残りに
わたしちが寝転んだのは
芝生の庭だったかな
覚えたての呪文のように
何度も
...
 頭で解って
  心で解らなくなって

       ──Grapevine




見つめれば瞳の色淋し草の花

柿剥くや皿にオレンジ色の舟

はぐれたる羽音がひとつ曼珠沙華 ...
おはよう!

          起きてんじゃねえよ、アホ

                                  朝ごはん
                        ...
アンダーハイフン

入れているのか、どうなのか

口当たり

ほろ苦くて、爽やかで、どこかぎこちない

右の親指の

皮がむけているようである

血はでていない

ザラザラ ...
繋がり生まれる意味を求めて
無意味な旅を続けているのか
ありもしないのかもしれない
トップ オブ ザ ワールド

匿名の顔の見えない人たちの
名前も知らない北の街に来た

高い ...
集合的無意識

誰かが放った言葉に
自分が発しようとしていた言葉が重なって
なんだかドキドキする
そして先を越されたような気分
このまま自分も発したら
パクってると思われるかなと
余計 ...
今日も世界は青かった
にこりともせずただ青く
深い沈黙のうちに
自ら孕むもの差し出す如く


今日も私は呆れてしまった
自らの我意に振り回され
気付けばあることないこと
貴女に喋り散 ...
 
 窓の外は雨あがりの道端に
 もう夏が振り向きもせず
 透けた背中をみせている

 昨晩干した洗濯物の柔軟剤が香る室内で
 好きな音楽を聴きながら
 刻み始めるキャベツ

 レッ ...
美酒に酔い

漁期が終わる明日を待つ

魚影は薄いと知りながら

銀鱗の重みを忘れぬよう

今宵最後の夢を見る
 めずらしく熟睡したようで、うっかり二時四十五分の目覚まし時計を停めてしまい、気がついたらすでに三時を過ぎていた。あたふたと準備をし、食後に飲む薬をポケットに忍ばせ、慌てて大便をする。洗顔、寝起きのス ... かつて太陽目がけて投げ上げられた一振りの剣が
この日祭りでにぎわう往来の真中へ落ちて来た
剣がひとりの人を貫いて固い地面に垂直に突き刺さると
群衆は一瞬凍り付き すぐにその場から逃げ出そうとした ...
(番外編29-2)(しょうほう)捷報いたる 三好達治さん 

人の生き方は亡くなった以後により評価されうるものか

古典的詩風に明治大正昭和三代の詩宗の冠の栄誉を呼称されるも時運も悪いのか ...
詩はあれで
物語はこれ
そう言える人に憧れる

球数やことばを待っているだけだから
喉にはりつく声や

ひらくのを待っている
ふくのを待っている
泡とちるのを
波によせるのを
口 ...
午前七時、パリはまだ暗い
僕たちが住む
仮の家が面した道路から
車の音が聞こえる

正午、パリには
傘をさすほどでもない
雨が降っていて
大きな地震が来たら
一瞬で粉々になりそうな
...
○「生き方見直し」
終活は
いつ死んでもいいように
していかなければならない
現に同級生が次次と亡くなっている
それにはなんといっても
「時間とお金」の無駄づかいをしないことである
散歩 ...
よく眠ったとはいえ
眠り過ぎてつかれた!とも言える朝
コーヒー
ミュージック、ニール・ヤング
安価なドーパミン
最近はドーパミン・デトックスをしていたんだ
だからニール・ヤングの
ひ ...
秋に撒いた種が花を咲かせたか
わたしは知らない
春になる前に去らなくてはいけなかったから
瓦礫のなかに
そっと咲いていたらいい

眠ると亡くなった人に会える
まだ生きているような感じで
...
街でミスドを買って、いつも、ドトールで食べる僕。選ぶのは、崩れないようなドーナツだった。だから、オールドファッションのようなドーナツは買わなかった。開けたときには、それは粉くずのような姿になっているこ ... 微かに開く帳の向こう
虚栄に嘲笑う一人芝居

尋ねる夜に星は欠伸し
顧みられぬ隙間を嘲笑(あざわらい)

言葉を今日も取り繕う
良き人の楔に囚われて

開いた指に意味は無く
躯がた ...
人間の条件

{引用=精神と、身体と、情緒。人間はこの三つのシステムから成り立っているのだと思う。そして普通の人は、これらがごく適切に統合されているのだ。
ドナ・ウィリアムズ}

お父さん
...
家の長い廊下
電気はぼんやり

古びた胴長のしましま猫
兄のお気に入りのぬいぐるみ
可愛さ半減

「にゃっ にゃ にゃあ~」と機嫌良く
天上を這い
夢の中で僕を襲う

一番古い夢 ...
思い出は寄り添う
犬のように

抱きしめ、
愛おしむことができる
そんな記憶だけを
私は飼っていたかった

だが因果なもので、心の眼というのは
暗く忌まわしい思い出の方に
向いてし ...
 

AIに、詩など書けて
たまるものかよ

書いているのは、
ただ、
詩に似せた
それっぽい文章だろうさ。

悲しみを、
感じるこころも
ない鉄壁な白く寒い夜に 
...
目を覚ましたくないけれど意識はしっかり目覚めている
恐る恐る目を開ければ目ヤニがパリパリと
昨日酷使した恨みのバリケードを築いている
体は寝たがっていて布団にしがみつく
今日の空白の予定に敢え ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
かさぶた自由詩6*24/9/30 18:53
このしあはせにひだかたけし自由詩7*24/9/30 18:28
独り言9.30zenyam...自由詩3*24/9/30 16:00
さよならを見上げてころここ自由詩4*24/9/30 15:31
(520)野施行三十一(みそひと)文字水恋鳥魚夫散文(批評...024/9/30 14:57
許されざる者涙(ルイ)自由詩2+24/9/30 11:45
エーデルワイスたもつ自由詩524/9/30 6:54
いつか終わりのストーリー森田拓也俳句6*24/9/30 0:35
左巻き?右足那珂川アラガイs自由詩9*24/9/30 0:35
指の動くままに 03Hose E...自由詩224/9/29 23:57
未来から 始まる絵本 007足立らどみ自由詩5*24/9/29 22:04
シンクロ自由詩5*24/9/29 19:06
しずかさにほひひだかたけし自由詩8*24/9/29 17:53
The Holiday リリー自由詩10*24/9/29 17:29
五行歌 【渓流】 閉渓前夜レタス自由詩7*24/9/29 17:09
二〇二四年九月二十八日山人散文(批評...4*24/9/29 17:04
影か揚羽かただのみきや自由詩3*24/9/29 15:05
(519-2)野施行三十一(みそひと)文字水恋鳥魚夫散文(批評...124/9/29 14:52
秋のをsoft_m...自由詩424/9/29 14:34
仮の家九十九空間自由詩124/9/29 12:14
独り言9.29zenyam...自由詩5*24/9/29 9:38
ヒッチハイカー田中教平自由詩324/9/29 5:50
花を渡す凍湖自由詩524/9/29 3:20
ミスドと工場番田 散文(批評...024/9/29 2:07
手遅れの破片松本 卓也自由詩124/9/29 0:15
人間の条件森 真察人自由詩424/9/28 23:51
古い夢はただの眠気秋也自由詩224/9/28 21:24
犬の影まーつん自由詩5*24/9/28 21:22
惚れそう秋葉竹自由詩224/9/28 20:45
休みの日自由詩4*24/9/28 18:56

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加筆訂正:
影か揚羽か/ただのみきや[24/9/30 0:26]
誤字脱字修正
犬の影/まーつん[24/9/29 19:30]
24/9/29 一部改稿
影か揚羽か/ただのみきや[24/9/29 19:11]
誤字脱字
帰り路/リリー[24/9/29 9:56]
改稿しました。
フィールド/蕎麦屋の娘[24/9/28 19:14]
28/09/2024 最終行を修正した。
3.34sec.