秋空に 

流れる雲を

眺めては

ひとり路ゆき

涙ひまなし
毎日毎日空から人が落ちる光景を見ることに慣れた
最初は怖くて心を痛めていたけど
毎日見続けている内に何も思わなくなり
誰かが傷ついても誰が死んでも
他の誰かが悲しめばいいと
自分には関係ない ...
祖母の誕生日
母からこっそり
祖母が大好きなお花を聞き出しておいて
仕事帰りに買いにいく
水仙にフリージア
祖母がこよなく愛する花ばな

ねぇ、どこにあるの?
花屋を探し回っても
近 ...
全国からの人力財力注入
破壊された瓦礫の撤去
洗浄
建て直し
尋ねて応援
買って応援

忘れることなく注入

辛抱強く注入

注入

注入

再び地域に命が宿るまで
自らの
肉の終わり
見切った上で
歌い書き表さぬば、

それ、タマシイの詩書き人に在らずと。
あゝ私の記憶と云う、
奥深き畝溝から飛び立つ
銀の鱗粉の輝き羽ばたき
密やか途絶えることなく
燃え盛る意識の原野に

色付く豊潤な響きの渦 、

ビートを刻み垂直の流出の
次第輪郭を ...
なんとでも
君となら
上手くやってゆけるって

そう
想ってた

重なりあって
繋がりあって
温めあって
口づけあって

なんたって
君となら
上手くやってゆけ ...
晴れ渡る空に茶色い靄がかかり
澄んだ蒼が穢く濁る空気はまるで
突き刺さるかのように喉を刺激し
噎せかえる異物感と圧迫感に思わず咳き込む

瞳の奥は砂と化合物で詰まり
止めどなく溢れる涙すら ...
いまここに
流されて たどりついた
なんの咎なのかも知らされず
この生の失敗の成れの果てのように
流されて
打ち上げられて
それでも息をして
すべてを自らと無関係な物語のように眺めていた ...
(番外編41―18―3)薩摩守忠度辞世の和歌を託す

行き暮れて 木のした陰を 宿とせば 花や今宵の あるじならまし
そして、
忠度は都落ちの際 歌の師匠俊成にこれを託す

さざなみや 滋 ...
チャコールグレーの小さな蛾
狂ったように暴れてた
冷たいアスファルト背に
おしみなくしぶとく力なく
さかしまの日差しに浮かれ
うなされて
生死の境を針と糸
縫うように縫うように
浮いて ...
   ――完成された時のなかでは、空想だったあの人も、生まれ、生きて、心をふるわせ、
     すべてのとまってしまった血をもういちどあたためてくれる。そのとき、わたしの血は、空想から現実へと輸血さ ...
○「心の復旧復興」
道路は車が通れるようになった
水道も出るようになった
電気もつくようになった
仮説の住宅もできた
しかし しかしだ
亡くなった人は帰ってこない
避難した人たちは帰って ...
 

やさしい世界のそとで
ひとつの雲が青空に浮かぶ

その雲に向かって
泳ぐ金魚の色は黒い

悲しげな陽射しがいつまでも綺麗で
僕は首が痛くなっても雲を眺めていた

青空を ...
ほんとうは未だ
眠りの王国で
牧歌に耳をすませていたい

日は明けたが
曇りがひどく暗い
こんな寒い朝を
事務所まで
原付で風切って
向かわないとならないのか

なぜ暗い ...
もみじ、
肩まで浸かった露天風呂からのぞむ、
さりゆく、秋の赤い夕ひが、
ひとすじの、きまぐれな寒風とともに落としていった、
いちまいの、
星のカケラ、
休憩室の掲示板に、ずらりと並んで立 ...
正しいのかもしれないけど世界が詩で構成されているとするとあまりにも不安定なので、かりそめに民主主義や資本主義があるのかもしれないと考えると安心できるし。という考え方はあなたはいかに思いますか。

...
街角でティッシュ渡され冬の空

この冬は{ルビ暦=こよみ}通りの寒さかな

からころと下駄を鳴らして湯ざめかな

掃く人の去りて落葉がまたひとつ

野良猫も老いの歩みや落葉道

「 ...
ぼくは斬首刑を執行された
{ルビ亡骸=なきがら}の臓物は白日のもとに晒され
医師はぼくの秘密を探ろうとした
だが 魂の在りかだけは解らなかった
真実は真実で何処にも逃げはしない
ぼくの悪行を ...
やまいだれ疒とは、面白い言葉だ。「疾病」など主に
病気に関する漢字に使われる部首のことだ。
いま、俺の脳内にやまいだれが垂れ下がっていて、脳
の底にぽたぽたと病の元を滴らせている。また、やま
...
「ニーニャ、おはよう。」
 聲がして、瞼をひらくニーニャ。
「瞼をひらくのって楽しいね。」
 暖かな漆黒のなか何にも考えていなかったその視界に、切れ目が光りあふれて広がって、七色のプリズムに陰影 ...
なぜだろう
夫と賭けをして
負ければとうとう離婚だと言うのに
朝から喜びが止まらない
後から後から
溢れ出てくる

文字にすれば感慨深い
涙も込み上げてくるが
哀しみの涙とは少し違う ...
公園の池の際に母子がいる
母は子供にパンを渡し
子供にパンクズを池に投げさせた
池の鯉は競って大きな口をパクパクした
傍には鯉に餌を与えないで下さいの看板がある
通り過ぎる人々の視線が母子を ...
 閉じたビニール傘から飛び散る
 雨滴
 会社の広大な敷地内を車と自転車が往来する
 東の正門で守衛室に社員証を提示しても
 配属先の建屋へは延々と
 アーケードの歩道を歩き続ける
 
...
ゆるりと白雲の流れ、

一拍、一呼吸置き

ふと見上げたら
もう消えて

自らの意志を行使した
冬空の青だけ厳めしく

冷える人の肉身を見下ろして居る 

 仕方なく手打ちを二 ...
考えるな 感じろ
と誰かが言ったが
背中で感じても指が動かない私は
ひたすら考える

詩人のような暮らしや
詩人のような風貌を
持ち合わせていない私は
ひたすら考える

語彙の ...
目の落ち窪んだ梟が窓際でエコー&ザ・バニーメンを口ずさんでいた、フレージングはイアン・マッカロクよりも古臭くて俺好みだった、冬の始まりの骨が凍るような晴れた午後、心境はブルースに制圧されていて、も ... (番外編41―16ー2)賊風料峭(ぞくふうりょうしょう)

三好達治 詩集 寒柝 巻頭の表題です

はるのすきまかぜがうすらさむい、、、
さむさにふるえる拍子木の音、、、
詩集のタイトル ...
 

白い風が吹いて
今朝

ライトブルーの空から
なにかの声が聴こえた

空に窓ガラスがあるなら
かすかに震える声だった

昨夜の夢を忘れてしまえる
涼しくすき透る声だっ ...
さくばんの眠りの残り滓
吐ききって 吐ききって 吐ききって
今朝はつとめて寒いなぁ
凝集した感性を冷やします


僕は真白い一頁
一体ここに何を書こうか


この朝は妻と和 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
五行歌  旅路レタス自由詩6*24/11/10 20:55
殺心リィ自由詩024/11/10 20:06
祖母の好きな花栗栖真理亜自由詩524/11/10 20:00
復興自由詩4*24/11/10 19:02
五行歌、人性の警句ひだかたけし自由詩4*24/11/10 18:54
歌声自由詩324/11/10 17:19
肌寒い想い秋葉竹自由詩124/11/10 16:33
地獄の使徒栗栖真理亜自由詩1*24/11/10 15:38
流刑岡部淳太郎自由詩2*24/11/10 14:44
(531―18―3)野施行千代に八千代に水恋鳥魚夫散文(批評...124/11/10 12:11
泥と灰の聖遺物ただのみきや自由詩3*24/11/10 11:38
しあわせよりも血あわせ菊西 夕座自由詩1*24/11/10 11:04
独り言11.10zenyam...自由詩2*24/11/10 9:05
雲と金魚秋葉竹自由詩324/11/10 8:00
眠りの王国田中教平自由詩324/11/10 6:29
冬どなり本田憲嵩自由詩1424/11/10 1:29
世界が詩で構成されていたとしても足立らどみ散文(批評...4*24/11/9 21:46
ノンシャラン冬日記森田拓也俳句10*24/11/9 21:12
解体新書レタス自由詩6*24/11/9 21:05
病中岡部淳太郎自由詩4*24/11/9 19:28
ソーニャとニーニャの天獄日記 第一話アタマナクス散文(批評...024/11/9 19:23
朝からウキウキ♪レタスの妻自由詩4*24/11/9 19:07
自由詩10*24/11/9 19:03
赦されて  リリー自由詩10*24/11/9 17:33
イートインでコンタクトをひだかたけし自由詩4*24/11/9 17:18
考える人夏井椋也自由詩8*24/11/9 16:44
シング・ア・ソングホロウ・シカ...自由詩2*24/11/9 15:12
(531―16ー2)野施行千代に八千代に水恋鳥魚夫散文(批評...124/11/9 12:04
信じる声秋葉竹自由詩524/11/9 11:00
空白田中教平自由詩724/11/9 10:37

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