黄の蝶と白の蝶とが連れ立って渡る線路に光倒れて


風も無く半旗を垂れたわが心空は高くてなにも見えない


あてどなくふるえて迷う小さな蛾人に纏わりなにを思うか


説明も言い訳もも ....
洗っても落ちない汚れありまして消すにけせないワルな汚れさ

生まれつき「死」の刻印が押されてる逃げ場ないんだ命の世界

雨降って地が固まるは嘘だろう弛んだ地盤に潰れた家屋

増税に酒と煙草 ....
港から出て行く漁船見送って身体に染みる潮風が舞う

高台から瀬戸内海を見下ろして何処かに向かう豪華客船

寒さ増し鍋のコマーシャル増え始め食べたい気持ち倍増させる

コンビニのおでんは味が ....
悪行の限りは尽きぬ欲尽きぬ仕上げに政治 屋を目指し

悪徳の専業主婦は家事しない育児もしないパチンカスかよ

魔が差したその言い訳の便利さに罪の意識が麻痺してる

悪い癖人の男が欲しくなる ....
{ルビ開=あ}き切った青の深みに呼ばれたか秋津は震えて空に溶けた


梯子を失くした煙が人のふりをして野山をうろついている


透けたくびれには永遠も一瞬もないただ砂の囁きだけ


 ....
優しさが
流星のように降り注ぐ
あの《恋棄て》のあとの言の葉


清く堕ち
十字架が好きファッションで
汚れた愛がきらめく白銀


苦しみが
人の数だけある意味は
みん ....
ゴルフ場友とコースを回ってるアドバイス聞かない者同士

生きているただそれだけで楽しくて数え切れない経験がある

解散は寂しいけれど今までに貰った愛は永遠に残る

出逢いから生まれた繋がり ....
秘めている思い丈を伸ばしても貴女の乳房に届きはしない

傷つけて傷つけられる痛みから油注がれ炎上し


火のついた体を濡らすその仕組み男昂り女は声を

唇に唇あわせ無我になり激しさをます ....
翅を欠く揚羽と並び歩く道白磁と見紛う骨の白さ


すずやかな朝にまどろむ娘たち夏の火照りを蓄えたまま


安全も安心も不安あっての約束手形不渡りもある

今朝はまだ世間の目には止まらな ....
クリスマスツリーは目立ち魅力あり人が集まり街は賑やか

寒い冬そう思いつつ暖かいそんな日もありリズムが狂う

恋人と寄り添い歩くクリスマス街全体が愛を囁く

大晦日今年最後の日を過ごす重々 ....
互いから目を反らすため見るテレビテープを貼った風船に針

見開いて水に倒れた金魚の目土葬にした日の絵日記帳

酒が止み雨に酔ったら{ルビ螻蛄=ケラ}の声死ぬまで愚直に夢を掘り

四十万にも ....
広島の駅前開発ただ進む立ち退き交渉時間かかった

様変わり昔の姿もう無くて新しい街違和感はない

次々とスマホは進化繰り返すマナーの悪い人増やしながら

年末の冷たい風と忙しさ落ち着きのな ....
兄笑い弟泣いた花火は海へ闇へ消え何も残らず


カブト虫カバンに隠し学校へ死んだ弟靴音軽く


廃屋の塀からおいでおいでする夏草に咲いた少女の指


死んでやる孫に向かって言う母をさ ....
いまさらで
死ぬの生きるの気が引ける
恋の終わりって遠くを見るよね


旗をふれ
白く正しく潔く
あすはこの手でさわれない恋


酔ってみた
ほんのり赤いほお撫でて
酔 ....
あれかやし季語のない身をふるわせて
いくつも嘘をみのがしました
日本にはない風景が目の前に日本と違う文化を歩んだ

朝が来て今日もわくわく過ごしたい嫌なこと何一つ起きない

十二月街中クリスマス色に純粋な心にさせる演出

知らない街道に迷って進めない辿 ....
寂しげな
潤んだ瞳がポケットの
奥に見えてる、天涯孤独の


奔放な夜を過ごして目覚めたら
ふたりのベッドの
横には姿見


溶けるように
銀河の底に沈ませたい
三日月、 ....
みつばちの





おしりのはりの






するどさに












 ....
二人の微妙な距離を 花火が照らす 影でなら手を繋げたのに

君との会話も 浴衣の色も忘れたのに 横顔は覚えていて
山頂まで車で行ける黄金山若いカップル夜景にはしゃぐ

黄金山桜の時期は美しい山頂囲むピンクの世界

高台の最高の場所にレストラン老若男女集める料理

山崩し団地となって人が住む二、三十年経 ....
バスの中 じゃんけんしている二人組を横目に 降車ボタンを押す 合わす手に 多くの時間 刻まれて 思い出すあなたは 若いまま

セミの声とオリンの音に包まれ 私の声は届いてますか?
朝雨に濡れたアスファルト黒々と
道端の蝉夢を観ている


砂浜にポツンと置かれたサイダーの
ビンから透けた夏が去りゆく


階段にカサリと落ちてる抜け殻を
ポッケにしまう夏の秘め事
 ....
農園の野菜果物よく育つ収穫体験楽しむ外人

雨が降りやがて晴れ間が覗く午後地区の草取り一気に終わる

次々と畑を潰し家が建ち長閑な地区が賑やかになる

十年後この街がどう変わるのか想像以上 ....
朝顔のうつむくほうへ微笑んで表面麻酔をほどこす手つき


ゆりかごを揺らしてそこにいたはずのプランクトンの未来を思う


羊水のように流れて流されてこんなとこまで来てしまったの


 ....
セックスが目的でなく手段だと、やっと気付いたけど、もう遅い。 振り向いてしまえないのがもどかしい
あなたの眼を見ちゃ
ほら、万華鏡


まばたきの
かずだけ心に影があり
真夏の夜でもじぶんを抱いてた


友という
名前の人がここに ....
ストレスが溜まることなく生きている世の中の渦に巻き込まれない

都会から離れた場所で暮らす日々自然の声に耳をかたむける

寒々と海岸沿いの道歩く考えている内容が寒い

何もない田舎の町はた ....
Tシャツが臭すぎてきみの風下から風下へと渡り歩く 世の中の
すべて
全部を
詩や歌で
語り切れると
けして思う ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
まねごと――門口に終わりの予感ただのみきや3*19/9/22 18:24
雑首こたきひろし019/9/21 7:13
美味しさ夏川ゆう319/9/17 5:16
悪行こたきひろし219/9/14 22:51
まねごと――喪失目録ただのみきや3*19/9/14 20:10
東の朝秋葉竹519/9/13 7:33
出逢い夏川ゆう219/9/10 5:17
妄想恋愛こたきひろし119/9/8 1:27
まねごと――やすらかに老いる町ただのみきや3*19/9/7 14:34
クリスマス夏川ゆう219/9/3 5:11
まねごと――悲哀のもどかしさただのみきや4*19/8/31 21:01
進化夏川ゆう419/8/27 5:05
まねごと――夏から秋ただのみきや1*19/8/24 20:03
恋する旗《改》秋葉竹519/8/23 7:10
あれかやし[group]はるな119/8/22 8:21
演出夏川ゆう219/8/20 4:59
殺して、夕立ち秋葉竹519/8/17 3:01
おそろしい悪魔TAT119/8/14 10:39
二人の距離ミツバチ0+19/8/13 20:34
老若男女夏川ゆう219/8/13 4:56
降車ボタンミツバチ0*19/8/12 20:18
思い出す019/8/12 20:16
夏の秘め事長崎螢太2*19/8/12 15:28
長閑夏川ゆう119/8/6 4:57
八月の汽水域ことこ3*19/8/1 14:04
セックスが目的でなく手段だとやっと気付いたTAT019/8/1 0:26
万華鏡の恋は花咲く秋葉竹419/7/30 22:19
田舎夏川ゆう319/7/30 4:59
夏休み末下りょう1*19/7/27 22:01
どんなにもがいてもTAT019/7/26 4:22

Home 戻る 最新へ 次へ
22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 

【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.15sec.