犯人の名前がアニメチック過ぎ
じめじめの蒸れた股間に短ズボン
梅雨晴れに包皮を剥いて日に当てる
浴衣から見える剛毛熟女妻
夏シャツのわきに染み入る熟女汗
季語は夏装い清楚なか卑猥
閉じている股間に夕日疎ましい
脱がないと愛し合えない春の宵
蕾から咲きこぼしたわませてたの
菜を刻み男が作る味噌の汁
柔らかな妻の乳房に春迫る
側にいて温めてよ冷えた手を
しとしとと七月の朝欲情し
泣く子ども遠雷の響きに恐れなし
落雷の電気のパワーに雨呼応
梅雨おちて 紫陽花飾り 電池切れ
咲きほこる 護摩堂山に 陽も覗く
梅雨時に 姿現わす 紫陽花図
朝おきて めぐる紫陽花 夢にまで
....
人影に馴れぬ目高をまた覗く
苦を重ね悲を束ねて寒を耐え
その末路散って腐った花を踏む
空高く地に果てがなく日は一輪
ブランコを揺らして哭いた木枯らしが
僅かなロウソクのような蛍かな
あの時の夕陽は真っ赤な嘘でした
たんぽぽのきいろい歓声陽の光
青空を雲がいっぴき歩いてく
チューリップ咲くも笑うもお上手ね
花冷えにパチンコ屋めとホゾを噛む
外干しでテンション上がる風光る
春眠を終えると君のいない部屋
缶ビール片手に憂いの花を見て
....
自由律
「虛無の受理」 NASA
夜 檢査 來な
案/乘馬/感心/場/中閒地/火/見
脱話題性の「幸薄白書」 弊
....
春の陽に君の幻走り去る
雨降りに深まる春の匂い立つ
駆けてゆく春を追いかけランドセル
早春の雨に溢るる命かな
白鷺のぬっと歩み出る用水路
補助輪を外して漕ぎ出す春うらら
舞い狂う雪に別れは予感され
家族消え家は壊され雪野原
夢の果て終わる間際の雪しんしん
誰も居ぬ公園過る猫の顔
砂の城作っては壊す子がひとり
手袋のベンチに一つ凍っており
独り在ることに触れいく冷気かな
気は動き沈黙のうちに充ちるもの
陶然と我独り在り静かなり
成人の日の予備校の授業かな
たつた今氷柱光となるところ
白鳥の舞い踊る岸雪は降り
神走る跡を追い追い御神渡り(おみわたり)
若菜落ち暗渠に響く人の声
元日によろしくお願いする片恋
たとえれば揺れてる独楽が生きること
初風を感じず大海ゆく帆船
初あかね真っ赤な血の香がにじむ夢
門松は大きなお家の玄関 ....
大年の停泊船の汽笛かな
大年に離れて暮らす我が子想う
晦日にも富士は茜に染まる威容
大年のざはめき寄せるワンルーム
熱燗に一年を汲み飲み干すよ
恋萎れアロエの花が咲いてるよ
足踏みし登場待つよ亥の子たち
マフラーの真っ赤に意味を与えるよ
近畿ではちくわぶの意味わか ....
のぼる坂道 続く道
見える爪先 続く道
沈黙を白く照らして冬の月
寒月や卒塔婆の梵字流れゆく
ワンルームマンションに独り月氷る
たくさん寝ても 眠れなくても 壊れていく脳細胞
水晶の大海開ける冬の空
柿落ちる音に驚き雀散る
冬日の木漏れ陽に歌う見えぬ鳥
紅葉燃ゆ冬日の暮れ子が遊ぶ
万物に灯りをつけて冬陽沈む
落ち葉舞うもう絶え間なく絶え間なく
鰯雲流れ流れて西へ行く
木立の間茜の光冬陽落ち
夜闇に揺れ浮かぶ冬の薔薇
宙に飛ぶ光のサンタイヴ近し
網戸から漂い入る夕げかな
冬陽落ち廃墟の瓦礫で子が遊ぶ
震えながら花の香掬う戻り道
蠢く闇の夜陰しずまる
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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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