あぁ、何て事だ
なぜ占いなど

山に登るのに女難の相だなどと
笑っている場合ではなかったのだ ....
青い冬空透き通る
沢の{ルビ辺=べ}歩くその音は
見渡す空の声となり
孤独を忘れる時となる
 ....
残酷な少女がやってきて
僕を恋に突き落とした

残酷な少女は落とした僕の心を踏んだ
何も知ら ....
音の中で踊る手は
揺れ惑う想いを引き裂いて
引き寄せた悲しみを
天に帰す

わたしの瞳に宿 ....
歌舞伎町嘲笑っておしまい
歌舞伎町泣いてもいいのよ
歌舞伎町喧嘩はお止しよ
歌舞伎町なん ....
春は世界を知る
君のその高らかな響きを
からだいっぱいに吸い込んで
散りいく花に感じながら
 ....
カエルを紐解いては笑う月の光帆を立ててさくらんするレトリック認識は甘く黒い時計台に火を灯すユナボマー .... まんまる まっくろな 瞳をした
仔犬がいっぴき
私の方へと近寄ってきて
くんくんと においをか ....
  いろんなことがあたまをぐるぐるして

  あやまりたい、と思った

  というか、それし ....
老いた驢馬はゆくりゆくりと歩む
赤茶けた泥濘に蹄は重く
驢馬の道程に気紛れな心が曲線上に見える
 ....
仕事帰り
子猫一匹見つけた
ダンボールの中で凍えてた

子猫が僕に気づく
少しの間 一人と ....












パンドラの箱から

明かされた

 ....
気になること

地球に生きている生命の始まり

ずっと向こうまで流れる雲の味

淡々と繰 ....
この 青い空 白い雲 高層の建物は
冷たいロジックを回線に乗せて静かに堆積する

光が都市の騒 ....
月日が経てば、薄らいでいくものとさえ履んでいた。
指先に汗を滲ませ キーを叩いて
きみへの弁明を ....
届いた声はすでに枯れていて
爪弾いた細い月を眺めながら
君は遠い空へふっと息を吐く
羊雲 ....
リコーダーを吹き
静かに一日が
終わる
そっと目を閉じる

夜に飲める一杯の酒
涙が出て ....
目隠ししてから選びます。
風邪をひいた

2年ぶりだろうか

前に風邪をひいたとき

友人はまだ生きてい ....
並行す 横須賀線の窓に立つ 見初めし君は 我に気づかず


何ごとも 頼らるること無き肩に 頭 ....
 虎になった
 黄色と黒で 都会のようで
 {ルビ四本=しほん}の足が 致命的で
 
 神秘 ....
空にかかる、一筋の虹は
七色の光で
人を引きつける。
君はきっと、きっと。
虹と一緒なんだね ....
自分が不幸だと思った方に

私は届きます。

キラキラの魔法を

かけるために…
待って


行くから

あなたの背中
追いかけるから
携帯の画面上の
イチバン星みたいに

薄紫の空に
消えていった

追いかけたいけど
 ....
会社のエレベータの
非常ボタンの隙間に
白くて小さな
花が茂っているので
摘みとりた ....
何を見つめてるの。

大好きな人は、こっちにいるよ。


泣いて笑って怒って でも楽しくて

ピーマンが食べれるようになったとか
口笛が吹けるように ....
誰も知らない交差点で、どこか懐かしい匂いを感じました。

誰のかは、思い出せませんでした。

 ....
再放送を見逃して
そのまま旅に出る
いくつか電車乗り越して
慌てて駅に立つ
一面広がるどこの ....

 朝から続く重い雨
 紅の俺の心にも降り注ぐ
 霧のかかった未来は虚ろ
 重たい扉を開けよ ....






取り急ぎ、
申し上げます。


(中略。)


そうし ....







セロハンみたいな風に包んだ愛は届いたかい

暖かい海に浮かんだ  ....
耐え難い
事実があると
したらそれは
私はおまえの
歯や耳ではない
頭の中の言葉が
たくさんあるというのに
捕まえることができない
つかもうとする手と言葉とが
 ....
僕は憎む
青硝子をはめ込んだようなこの空を
あなたのいないこの世界を
僕は憎むよ

翼をな ....
少し肌寒い十二月の昼下がり
窓から溢れ燦然めく陽射し
甘い希望や愚かな夢みたいに
僕らはそんな ....






ふゆのめだまはゆめみるめだま。
ふゆらふゆらと、
ふねこいで、
 ....





大冬木細き枝より影となるむらさき凍りはじめる空に





     ....





自らを見ることできず我らみな二つの{ルビ眼=まなこ}湿らせてゐる

鏡面を流 ....




玄冬の砥石を濡らす太き指





          {引用=一九九五 ....





雑踏を歩き続けて場違いなわたしは立ち止まれないでいる





   ....
雲の隙間に覗けた晴れ間

あなたの滅多に見れない表情
あなたの奥に潜んだ言葉
私の奥に眠った ....
方法はあとで考えるとして。
とりあえず部屋をかたづける
カーテンをしゃっと引き開けて
はたきを ....
俺の手帳見つけて
予定を眺メルメル
予定真っ白
黒鉛筆で乱れ撃ち
予定真っ黒
俺の手帳ワガ ....
花日向、根は地水を飲み尽くす
影は咲く、愛しきように
影は咲く

寝ぼけた風に吹きやら ....
海辺に
   ギターを弾く男ひとり

音符は波に洗われて
貝になるかな
全部の音を閉じ込め ....
あの曲がり角を右折すると
あなたのステージは燃えてしまってるわ



火の粉が
ひとつ、 ....


冷蔵庫の中に沈む午前三時の闇
車座に向かい合って呟き交わす僕らの言葉を
陰鬱に笑うオレン ....
朝おきあがる度に
号令を
強制した
おれそうな体を
黒いブルゾンで
拘束した
かわいいな ....
地球からくろねこがだっしゅつしてあの娘に会いに行きます。くろねこのワルツです。   ちょっとでいいよね
 ちょっと優しくしてもらえるだけで
 それでいいよね
 多くを求めちゃ欲 ....
ふたり、よりそうイルミネーション。

どちらも、ひかりすぎないで
おたがいを、たたえあう。

あいと ....

白鳥の声で
目覚めたような気がした 

明け方の空は蒼の階層を成して 
東の彼方の地平線 ....
小さな種が風に乗り
何もない原っぱへ流れ着いた

恵みの雨から栄養を貰い
小さな小さな ....
ドラえもんが泣いていた
のびた君がちっとも反省しないで何度も何度も、同じ過ちを繰り返しては、迷惑を ....
あなたが誰かを大切に思うように
誰かもあなたのことを大切に思っている

だからどうか嘆かないで ....
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2006年12月13日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風は白く暖かいプル式自由詩5*06-12-13 23:40
冬の山道ぽえむ君自由詩15*06-12-13 23:17
【残酷な少女】つむじまがり自由詩5*06-12-13 22:51
慈芽留歌アマル・シャ...自由詩1006-12-13 22:39
歌舞伎町なかがわひろ...自由詩5*06-12-13 22:30
春夏秋冬 そばにいてかのこ自由詩306-12-13 22:28
『2秒前の記憶』しめじ自由詩206-12-13 22:27
かすかに、べいびーかのこ未詩・独白606-12-13 22:26
かたくなとごめんなさい逢坂桜散文(批評...4*06-12-13 22:14
曲線と直線/ゆくりゆくりと、ふたり士狼(銀)自由詩9*06-12-13 22:05
猫拾った日eris自由詩5*06-12-13 22:02
【 戦場インフォームドコンセント 】豊嶋祐匠未詩・独白0*06-12-13 22:00
新・枕草子 「気になること」緋月 衣瑠香自由詩9*06-12-13 21:17
南中の都市アハウ自由詩206-12-13 21:13
偏心吉岡孝次自由詩206-12-13 21:11
『発話するレインコート』しめじ自由詩106-12-13 21:01
夜に詠める詩ペポパンプ自由詩7*06-12-13 20:01
もしも明日が選べたら真紅自由詩2*06-12-13 19:58
【風邪のたより】つむじまがり自由詩4*06-12-13 19:43
鉄道情歌短歌2*06-12-13 19:32
虎 (中島敦「山月記」のオマージュとして)藍静自由詩19*06-12-13 19:25
ほりこ自由詩506-12-13 19:05
キラキラの魔法愛心携帯写真+...3*06-12-13 18:52
・背中・はち携帯写真+...406-12-13 18:38
・白鳥・自由詩506-12-13 18:06
つみとるなかやまそう自由詩2*06-12-13 17:57
たくさんの、すき。狠志携帯写真+...406-12-13 17:47
願い優飛自由詩2*06-12-13 17:33
薫る記憶。狠志自由詩106-12-13 16:47
再放送肉食のすずめ自由詩3*06-12-13 15:50
何事も勉強だ山崎 風雅自由詩506-12-13 15:39
「 はっぴー・ばーすでー、とぅー・みー。 」PULL.自由詩18*06-12-13 15:23
Jelly Fishまどろむ海月自由詩3*06-12-13 15:12
キゴショウ短歌106-12-13 14:46
言葉をつかむ手がほしいぽえむ君自由詩16*06-12-13 14:19
玻璃の空未有花自由詩9*06-12-13 11:56
海月自由詩2*06-12-13 11:13
「 ふゆめだま。 」PULL.自由詩15*06-12-13 11:12
大冬木渦巻二三五短歌606-12-13 10:41
短歌206-12-13 10:36
玄冬俳句506-12-13 10:26
雑踏短歌206-12-13 10:23
雲の隙間に渡邊永遠自由詩2*06-12-13 10:23
それまでのあいだ渦巻二三五自由詩106-12-13 10:09
予定kei99自由詩106-12-13 9:24
影は咲くなかがわひろ...自由詩2*06-12-13 9:07
海辺のギター弾きふるる自由詩19*06-12-13 8:49
舞台炎上白雨パル自由詩8*06-12-13 8:43
RécitUtakat...自由詩506-12-13 7:21
【広告】ミッケ! クリスマス広告06-12-13 4:14
砂時計明日殻笑子自由詩5*06-12-13 3:57
こんな日はすぬかんなが...未詩・独白406-12-13 2:02
ちょっと山崎 風雅自由詩906-12-13 1:52
Balance渡邊永遠携帯写真+...0*06-12-13 1:45
白影落合朱美自由詩21*06-12-13 1:07
芽〜大木1486 1...自由詩2*06-12-13 0:25
ドラえもんの涙渡邊永遠自由詩3*06-12-13 0:19
孤独な少女の日記の第7章3節abyss.自由詩306-12-13 0:11

加筆訂正:
虎 (中島敦「山月記」のオマージュとして)/藍静[19:26]
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