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秋をつくる

ほんとうの色に


もみじ

いろんな絵

木々に

空に

地面に

宇宙に

慣性の法則に

緑がぬけて

ほんとうの色に


色はその色を跳ね返した光

跳ね返す意味?

も ....
ぼくらはアリだ

アリより小さいかも知れない

命さえ持たないものなのかも知れない

宇宙から覗いてなにが悪い

ぼくらは命さえ持たないものなのかも知れないのに

アリが儀式をして ....
小保方さんや小渕さんの会見を見ていると

このひとはほんとはしてないんじゃないかと思ってしまう

まわりが悪いんじゃないかとかどうしようもない理由があったんじゃないかとか

でも新聞やネッ ....
お父さんはきょうだれとも話さなかった

たくさんたくさん

お母さんは赤ちゃんと話をしたのだろう

お母さんは話し足りていたから

お父さんはただ眠たいなみだのなかにいる


だ ....
誰にも言えずに

どうせ声なんか届かないから


こころとたたかう

脳とたたかう

因縁とたたかう


ひととのあいだには

無数のひととのあいだには

かわがながれ ....
ぼくは生きてゆく

ひとの向こうにあるもののために

それがいちばん永続的に

賢明なのだと思う


ぼくが地球なら

浴びる光を待っている

ぼくの個性は

跳ね返す光 ....
言い知れぬ倦怠や怒りには

チャイコフスキーの5番しかなかった

頭をしびれさせるほどの眠気と強張りには

チャイコフスキーの5番しかなかった

どんよりとした悲しみや震えには

 ....
もうすでに決断したことを

髪をすいては決断するように

女はその長い髪をなんどもなんどもすいていた

宇宙の青白い光を見つめながら

宇宙の青白い光に見つめられながら

長まわし ....
からだが疲れているのか

こころが疲れているのか

からだやこころ以外も疲れているのか

そのぜんぶかその一部が疲れているのか


いつから?

いつからそこにいるの?

おまえって死に神?

天使? ....
秋の妖精が街道をつつんでいる

9月の雷が遠くむこうにひかっている

ぬるい風に冷たいもんがまじっている

秋の妖精が街道をつつんでいる


地球はだれのもんでもない

だれとは ....
台北の街はビルの壁がどれも汚い

台湾と日本の違いは

右側通行とか原チャの多さではなくて

台北の街のビルの壁がどれも汚いことだった

日本はビルの壁を国債を発行することで

綺 ....
感謝できるようなとき

感謝の気持ちをもつなんて

普通の動物でもできる

特筆すべきことがなくても

嫌なことばかりのときでも

感謝の気持ちを先行させて

ぼくらは逃げ切り ....
まるでうまく生きれていない

人生はとれーにんぐ問題集

カンニング以前の吹き溜まり

痛い

胸痛い

蜩よ、鳴いてくれ

安易な自己の正当化

吾の、代わりに鳴いてくれ ....
できれば月に還りたい

できれば土に還りたい

犬の鼻っつらに広い夜

人工衛星お尻を見せて

できれば月に還りたい

できれば土に還りたい


指さきには赤ちゃんの匂いが
 ....
蝉がちりちりと鳴いている

曇天に夕方の縞模様ができている

ヘリの音がする

電線がうごかない

縞模様もうごかない

ヘリの音が遠ざかる

遠ざかれば遠ざかるほど

そ ....
蒸し暑い曇天にカミナリがときどき光っている

だいぶたってから音が聞こえる

町並みが湿っている

湿っている

悲しい気持ちが詰まってくる

戦争と疫病を向こう側に見ながら

 ....
終戦の日に69年まえを思う

69年まえのここから

69年まえのここではない場所を思う

そこにいるひとを思う

そして69年まえのひとから

69年まえのひとではない存在を思う ....
ぼくらがこの身体から発して

世界を考え感じている限り

人生にはいろんないやなことがある

それがこの世に生まれてきた証だ

でもこの身体からだけではなく

時代や文化をこえて
 ....
気にするな蝉の声

気にするな息苦しさ

気にするな心変わり

気にするな生きてゆくこと


気にするな後悔

気にするな能力

気にするな身体

気にするな無念

 ....
金さえ愛さえ社会さえ

受け入れてくれるなら

いま吐き出した欲望は

我慢などしなくていい

切実な循環になるのだ


生命の維持や種の保存は

本能のまねをした観念なのだ ....
せわしなく魂を洗う

生身のまんま立ち止まる

永久なる過去より聞いている

蝉の鳴く緑のほの暗さよ

ゆくりなく道を行く


遠く消えゆく波間に

空を見上げる

天使 ....
我涙ぐむ
蟹と戯る

我涙ぐむ
蟹と戯る

海と思想の測量船
虹と数字の測量船

我涙ぐむ
蟹と戯る

我涙ぐむ
蟹と戯る

まだ身体と外側が
まだ血潮と海風が

 ....
みんなみんな渡り鳥

みんなみんな切実さをもって

なんぜんメートル

なんまんメートル

空高く海越えていってしまう

みんなみんな渡り鳥


まっていてくれなかった

 ....
風もないのに木々がたわむ

木々が葉うらを騒がせる

風もないのに

風もないのに

風もないのに不穏がゆきすぎる


地球の皮が地球の皮の下が

ちいさくちいさく

震 ....
理由がある

なんて生き方や考え方は

好きじゃない

いちいちゴールをつくりたがる

そんなのまるで嫌だ

ゴールなんてない

原因なんてない理由なんてない


だって ....
実力がうえの者たちに善戦しても

勝てなかったら

何をやってるんだということになる

戦うということはそういうことなんだ


俺はいま戦っているか?

俺はいま戦っているか?
 ....
団地の一階のベランダの下

ひみつ基地

アルゼンチンのサッカー場

はがされる

猥雑な清純が広がっている


オイルショックも

社長も東京もタクシーも

まだ青かっ ....
まだ見ぬ不安に

コントロールされる

動悸

圧迫

冷静

死ぬのがこわい

死ぬときはひとりだ


外灯にみどりが鮮やかだ

バスとすれ違う

夏の夜がにじ ....
曇り空に月が隠れている

それが透けて霞んでいる

不愉快な風も風は風なのだ

一掃きしてくれる風なのだ


赤字がひとを頑固にさせる

ひとを腐らせもし

不満のかたまりに ....
電車がホームに入りドアが開いた

秋の風の湿ったのが車内に吹いた

ぼくは久しぶりにその日そとに出たのだった

登場人物のなかに自分がいた

試すことが多すぎて

ぼくはなんだか自 ....
朝焼彩茜色さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(293)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋をつくる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...414-11-22
アリの儀式- 吉岡ペペ ...自由詩414-11-17
茶番と傷- 吉岡ペペ ...自由詩514-10-22
だれもしらない- 吉岡ペペ ...自由詩614-10-21
たたかう- 吉岡ペペ ...自由詩414-10-20
ぼくの個性- 吉岡ペペ ...自由詩614-10-18
屹立せよ- 吉岡ペペ ...自由詩214-10-14
宇宙の青白い光- 吉岡ペペ ...自由詩814-9-25
死に神- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...414-9-6
秋の妖精- 吉岡ペペ ...自由詩714-9-2
台北の街- 吉岡ペペ ...自由詩414-8-27
とれーにんぐ問題集- 吉岡ペペ ...自由詩414-8-26
とれもんの唄- 吉岡ペペ ...自由詩614-8-26
月に還りたい- 吉岡ペペ ...自由詩914-8-22
時よ- 吉岡ペペ ...自由詩714-8-17
湿っている- 吉岡ペペ ...自由詩514-8-17
終戦の日に- 吉岡ペペ ...自由詩4*14-8-16
世界平和- 吉岡ペペ ...自由詩814-8-16
生きてゆくこと- 吉岡ペペ ...自由詩414-8-15
真実- 吉岡ペペ ...自由詩614-8-14
ゆくりなく道を行く- 吉岡ペペ ...自由詩714-8-10
血潮と海風- 吉岡ペペ ...自由詩314-8-10
みんな渡り鳥- 吉岡ペペ ...自由詩1014-8-9
終末の風- 吉岡ペペ ...自由詩314-8-9
だって宇宙でさえ- 吉岡ペペ ...自由詩414-6-27
俺はいま戦っているか?- 吉岡ペペ ...自由詩614-6-24
青い母- 吉岡ペペ ...自由詩514-6-18
死ぬのがこわい- 吉岡ペペ ...自由詩314-6-18
にぎやかな孤独- 吉岡ペペ ...自由詩614-6-15
秋の風- 吉岡ペペ ...自由詩514-6-11

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