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雨の朝

曇り空

青い朝

それがみるまに


青から黒がぬけてゆく

するとそこはグレーになる

むこうの空には

桃いろと黄いろと透明が沈澱する

そのうえに

ぼくたちの大好きな水色


雨の ....
雨のジュネーブ

過ぎ去るクルマ

道がジュルジュル泣いている

こどもんときとおんなじだ

雨のジュネーブ

ときどきクラクション

道がジュルジュル泣いている


知 ....
じぶんの寝言で目が覚めた

企業にいったり集団で食事をしたり

にんげん嫌いのから元気

きのうは120年前できたホテルの部屋

つっぷしたまま眠ってしまった


むなしさを突破しろ

会敵点に飛べ
 ....
こんなビューで仕事をしたらなにが起こるのだろう

こんなところに将来住むだろうひとのことを想った

ぼくはそれをしあわせな瞳で見つめていた

その悲しみをぼくはひととしての魅力に変えるだろう


お母 ....
スイスは物価が高いと聞いていたけれど

キオスクなんかだと

だいたい3、4倍はしている

ただ年収も日本の2、3倍あるようだ

スイスは世界競争力ランキングでずっと一位だ(日本は十位)

アベノミク ....
ずいぶん僕は日本でも

異国の街を歩いていたようだ

成田から12時間かけて

-7時間の時差がある街に座っていた

気持ちはなにも変わらなかった

ひかりや景色、風やひとを見つめながら

それとは関 ....
日曜日だから商店は閉まっている

休みの日は仕事をしてはならない

教会というコミュニティーに行く日だからだ

木々の緑が揺れるのを

タバコをくゆらせるようにして見つめていた

公園にはおっさんしか ....
その橋を渡る気もないひとびとが

渡ろうとするひとを笑っている、もしくは批難している

渡ろうとするひとが

その橋の安全を確かめるのを

だったら渡らなきゃいいじゃないかと

小 ....
だれかが泣いていることをぼくは知らない

ぼくが泣いていることをだれかは知らない

それでも時間はすぎてゆく

それでも地球は回っている

こころも自然も移ろって

地震なんかも起 ....
夢に向かう足どりに

アンジェラ・アキの歌がかぶさると

それが尊い哀しみに聞こえるよ

じぶんがいいと思ったことは

伝えすぎてもめるぐらいがいいってことが

人生も半ばをすぎる ....
新緑の街道が雨にぬれている

雲からのひかりで

アスファルトが白くなっている

花の色だけが痛い

新緑の街道が雨にぬれている


こころや自然や霊的なものに

アンテナを ....
いちばんたいせつなもの

財布だろうか

いのちだろうか

ものとかだろうか

いちばんたいせつなもの

いちばんなんてあるのだろうか

いちばんってなんだ

なに決めつけ ....
歩く

歩くとは

あがき続けること

理想を手放さず

それでも

いらいらしていよう

完成したくない

完成したいままでいたい

コントロールしよう

感情で ....
地球はどうだい

悲しみにみちているかい

浮上しかけのヘリコプターに飛び乗った

髪や衣服がはためく

だれかの期待に応えたくて

緑の景色を滑ってゆく

こちら管制塔よりト ....
地上からトム少佐へ

ブザーが鳴りつづけている

音の先を追いかけている

アムロ、行きます!みたいに

地上からトム少佐へ

ブザーが鳴りやんだ

音の先から放りだされる
 ....
オボカタとサムラゴウチがクラスのうしろまえの席になった

ボクの弟はベビーシッターにもう三日預けたままだ

売春婦はほんとにかわいそうなのか

死ぬ直前じいちゃんが結婚した

消費税が ....
知っているのにしない者は害をなす

この知っているの意味は知行合一の知のことだ

この知は利他の精神が基盤となっている

ぼくたち利己的なにんげんの

知は利己のこころが基盤となってい ....
どこからか

たしかに

沈丁花の匂いがする

どこからか

たしかに


満月の夜のした

真昼の駐車場のむこう

失意にあらたな日常が

入り込んでくる


 ....
命が散る

飛散する

ビッグバンをものまねしよう

命が散る

飛散する

宇宙の最初をものまねしよう


それをお花見のように眺めよう

そしてお花見のように別れよう ....
生き物は死ぬために生まれてきたんじゃない

そう思わなきゃ

津波でなくなったひとたちの無念や恐怖を

ぼくはうまく受け容れることができなかったよ

自分にコントロールできないことは気 ....
自分にコントロールできないことは気にしない

死ぬために生まれてきたんじゃないことを忘れない


社会はひとでできている

生き死にするひとでできている

自分に合うひとや合わないひ ....
東京を車で出発して4時間、常磐道が福島第一原発の手前で封鎖されていたので、その手前の常磐富岡というところで高速をおりました。

高速をおりるとそこは、重機でさらわれた茶色い土肌と、累々(るいるい) ....
息ができなくなるような気がした

心臓がおかしくなるような気がした

痛みはないのにそんな予感に不安になった

だから夜中車を走らせて救急にいった

なにも異変は現れていないから

 ....
あなたに縁するすべてのひとが

思うとおりの仕草や言葉で

やさしく温かく包まれていたなら

あなたの敵討ちをしたいだなんて

ドンキホーテみたいなこと

世界に誓わずにすんだのだ ....
市井のすみで本能が

真実をねじまげるのは何故

真実とはからくりのようなもの

本能とは時限爆弾のようなもの


共働きの内縁の

事実婚のカレーのルウ

遠くから澄んだ口 ....
ほっほっ、ほおたるこい

ほっほっ、ほおたるこい

自転車に乗って帰ったり

ぬるい夜風に咳込んだり

ほっほっ、ほおたるこい

ほっほっ、ほおたるこい


楽しいことなんか ....
お墓参りは楽しいな

ふしぎな通信

ふしぎな記号

お墓参りは清しいな


だってあふれるDNA

その容れ物の骨組みが

きっと?のキーだから


お墓参りは楽しいな

ふしぎな通信

ふしぎな記 ....
あなたとあなたの影だけの

薄灰色のひかりのなかに

ぼくは死ぬとき舞い降りる

舞い降りるように見つめている


あなたがうまく生きますように

なんにも煩わされることもなく

あなたがうまく生きま ....
地上と天をつなぐ幻

虹を見逃さない

レインボー・バウムクーヘン

虹を見逃さない

誰かの希望になれるかも

金髪のモスキート

地上と天をつなぐ幻


悲しい苛立ち

恨みや損な役回り

生まれ ....
宇宙りんご

おおきくなあれ

宇宙りんご

おおきくなあれ


ジェットコースター

日本晴れ

ぶりの照り焼き定食

箸でつく

優しい一日また明日


宇 ....
朝焼彩茜色さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(293)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ジュネーブの朝- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...314-5-24
雨のジュネーブ- 吉岡ペペ ...自由詩314-5-23
会敵点に飛べ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...214-5-22
ネスレ本社にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...214-5-22
ブランド考- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...214-5-21
異国の街に- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...514-5-19
公園- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...114-5-19
その橋を渡ろうとするひとへ- 吉岡ペペ ...自由詩814-5-12
瞬間と永遠- 吉岡ペペ ...自由詩214-5-5
尊い哀しみ- 吉岡ペペ ...自由詩214-5-2
花の色- 吉岡ペペ ...自由詩214-4-30
いちばんたいせつなもの- 吉岡ペペ ...自由詩514-4-11
あがき続けること- 吉岡ペペ ...自由詩614-4-6
LIFE!- 吉岡ペペ ...自由詩3+14-3-28
トム少佐の歌- 吉岡ペペ ...自由詩314-3-27
ことし吹いた風- 吉岡ペペ ...自由詩714-3-23
反動の知- 吉岡ペペ ...自由詩314-3-23
花の匂い- 吉岡ペペ ...自由詩814-3-17
お花見のように- 吉岡ペペ ...自由詩314-3-15
- 吉岡ペペ ...自由詩814-3-12
ひと- 吉岡ペペ ...自由詩414-3-12
南相馬市にて- 吉岡ペペ ...自由詩414-3-11
死にたくないのか- 吉岡ペペ ...自由詩314-3-7
5歳のころ考えていたこと- 吉岡ペペ ...自由詩314-3-6
豊かな風の音- 吉岡ペペ ...自由詩314-2-18
春の調べ- 吉岡ペペ ...自由詩4+14-2-3
?のキー- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...314-1-29
舞い降りる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...314-1-27
虹を見逃さない- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...414-1-26
宇宙りんご- 吉岡ペペ ...自由詩414-1-11

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