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夢みるために生きている
ひとは

かないそうもないといいながら
かなえたくてたまらない

うたうためにうまれたひとと
きくことにすぐれたひとは
空間をうまくシェアできる
かげをつれた ....
いつから声を出さずに
泣くようになったのか
赤ん坊の私は
なににも遠慮せずに泣いただろうか

夜だけが変わらず
くらいままにそこにある
明るい朝を
体内に隠しながら
すべてを覆って
 ....
想いに
順番をつけようとして
どれも自分のわがままだから
いちばんでないと怒りだす

やさしさも
おもいやりも
あたたかさも
受取るときにはあんなに
うれしいのに
どうして一番に届 ....
生きているって
気持ち悪いものだよ
気持ちがいいのは
自分だけだよ

うねうね
くよくよ
気持ち悪いまま
進むのさ

あしたも
あさっても
自分のなかじゃ
気持ちはいいの
 ....
とんぼには
夏のおわりがどうしてわかるの?

流しそうめんみたいに流れてく
夕方の空と
地面のあいだをすいすいと

わたしをむかえにきたよ
今日の新聞の隅々まで読む
いまここでなにが起こっているのか
私の足元を確かめる

外に出て
花に木に雲に空に
あらためて挨拶をする

ありがとうと
よろしくを

私 うまれたよ
 ....
最後まで赤くならなかったトマトが
意地はって
枯れた茎にひとりぶらさがってる

青く固く
だけどひかって太陽に照らされてる

お前の気持ちもわかるよ
横目でそうおもった

柔らかく ....
釣り堀に釣り糸をたらす
濁った水面をぼんやりながめる
浮きが ぴくぴくと動き
ぷくん と沈む
のろのろとひく

たらりと針だけが透明な糸についている

ばしゃん
音がするほうに
ば ....
田舎はかびくさい
亡くなった人のバイクが道筋に置かれたまま
それになにも言わずに暮らし続ける
庭の木は森のよう

思い出の中にもどされ
教室の落書きみたいに
なぞられる
そんな存在にな ....
幸せの反対は
なにもない ということ

うれしいことも
くるしいことも
なにもなければ 私は
生きているのだろうか

見覚えある花が綺麗に
咲いているのに 思い出せない
名前をいい ....
ときおり四つんばいになってみる
なにか思い出すかしらんと

きしきしからだが鳴く
ないはずのしっぽがふるえる

あたしってちっぽけだにゃん
まわりがとても大きく見えて

痛んでくる腕 ....
海がわたしたちを生んだの?
わたしたちが海を生んだ気でいる
飼おうとして噛まれた手が痛む

波はなにかを
探しているから
常にかきむしって
大地をけずってゆく

砂浜が綺麗に
みえ ....
おかあさん 
というだけでせつないときがある
それほどに
おかあさん とは特別なもの

にんげんの
こいぬの
ことりの
おかあさんは
やさしくなくとも
まちがってても
おかあさん ....
ただいま
おかえり

それだけで
わかりあえてる気がします

こたえあわせをしないまま
ねむる夜でもいいじゃない

なんにもいわないをせめないで

ころんととけてるグラスの氷
 ....
一番信じられないのが自分なら
その
自分を信じてくれるあなたを
信じてみよう
そう思う朝

理由を無理に探さずに

あなたを信じる自分を
少しだけすきになろう

あがる温度に
 ....
親しい人が逝くとき
声にはなりません

時間がまきもどり
自分が小さくなります

ああすれば
こうすれば よかった
と 頭をかかえたくなります

静かな夜になると
星や月がそっと ....
きこえないとき
はい と言います
え と
ききかえしたりはしません

はい と言って
くすりと笑われたらそれは
案外どうでもいい話しです

困ったようにもう一度
言ってくれるときは ....
にわとりが先か
たまごが先か

目の前に
にわとりがいる
くふぇー くふぇーと
鳴いている

足踏み鳴らして
鳴いている

その存在感は
命の叫びは

あたしが先よ
とで ....
みられたい自分と
見える自分が
違うのはよくあること

いいかっこしたいけど
どこか抜けている
誤字のような間違いをして
気付かないままでかけてしまう

そんな今日のはじまりに
あ ....
家族ってなんだろなあ

お茶碗を洗いながら考えた
薄暗い流しにむかって
人数分の食器を洗っていると
浮かんでくる想いがある

かちゃりかちゃり
ざーざー

こたえはないけど
欠け ....
自分にあいたくて
かがみをのぞいてみた
だれかの詩をよんでみた
昔の写真をひらいてみた

どんな自分ならいいんだろう

こたえがほしかった
だれかの言葉でほしかった

ほんとうはね ....
ね 
って小さくつけるのは
うん 
と言ってほしいから

たったひとことでいいから

だれでもそうだよ って
君が言うだけで心が
着地する

ひっぱってる
シャツのすそ お互い ....
裸足で歩こう
もともと
裸足で生まれてきたのに
飾ることを覚えたから
うまく歩けなくなったんだ

裸足で歩こう
危険だというけど
今 以上に危険なんてない

確かめればいい
傷つ ....
つばめの子はかわいくて
カラスは憎むだと
勝手なもんだね

よっぱらいじいさんは
くわれたトマトを捨てながら

泣きそうに
怒ってる
たとえば

有効期限は三日間

それをあなたに伝えなかった
戻らないのはそのせいか

あがる温度と
冷える心

自由にも責任ってあるでしょ
八つ当たりしようにも
太陽には届か ....
洗濯機が壊れそうです
ガタガタ大きな音をだします
横揺れがはげしいのです
つめこみすぎかもしれません

綺麗に洗いたいのです
今日の汚れなど
あなたの匂いなんて
影ほども残さないで
 ....
朝起きて
目の前にあるものを
前へ前へ移動させます
意味は
押しながら考えています

そのうちに
坂になり
うんうんうなりながら押して
真っ白になって

気づけば夜です

生 ....
チョウチョになろう
身軽に飛べるから

お花畑も
争いの大地も
知っておきたい

小さい人においかけられたり
熟した肩をそっと押したり
くるくる瞳にうつったり

そして夜には
 ....
ここでは朱
こっちでは薄緑

紫陽花って
ほんとうはどれなんだろうね

ぜんぶだよ
雫がおちる雨上がり

ひとつにしたい私の心
見透かされて
じりじり太陽が照らす
いろんな色の ....
小さな男の子と
女の子だった私たちは
なかみだけそのままで
古びてしまった

雨にふるえている
きのえだをみても
語り合ったりしないで
すれ違うばかりです

探し物はたがいの
胸 ....
ただのみきやさんの朧月さんおすすめリスト(337)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いい夜の空- 朧月自由詩1712-8-28
ねむりの粉- 朧月自由詩512-8-28
わがまま順位- 朧月自由詩212-8-25
あははと生きる- 朧月自由詩212-8-25
流しとんぼ- 朧月自由詩312-8-21
誕生日の朝- 朧月自由詩612-8-20
小さい時には青い服- 朧月自由詩312-8-18
昨日がえりの釣り堀- 朧月自由詩312-8-15
帰省中- 朧月自由詩712-8-13
あるという幸せ- 朧月自由詩312-8-12
どうぶつになる- 朧月自由詩412-8-10
海のさがしもの- 朧月自由詩612-8-7
母の背中- 朧月自由詩412-8-5
晩酌のひと- 朧月自由詩212-8-4
しぜんたい- 朧月自由詩412-7-31
さようならの夜- 朧月自由詩512-7-28
耳よりな話- 朧月自由詩412-7-27
にわとりが先- 朧月自由詩512-7-24
誤字- 朧月自由詩612-7-24
お茶碗家族- 朧月自由詩412-7-23
星からはじまる- 朧月自由詩412-7-22
- 朧月自由詩412-7-22
素足- 朧月自由詩612-7-20
きらいな鳥- 朧月自由詩212-7-17
たとえば太陽- 朧月自由詩712-7-16
洗濯機より- 朧月自由詩312-7-15
生きています- 朧月自由詩312-7-15
今日のページ- 朧月自由詩512-7-14
晴れた午後- 朧月自由詩512-7-13
こどもはしっている- 朧月自由詩912-7-12

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