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言葉とは丁重に包んでお出しするものと
教わったようですができそうにありません

素直にと学校の掲示板にありますが
みなと仲よくのポスターが邪魔です

人を憎むほどの体力がなくて
人に流さ ....
人差し指にけがをした
ごく一部のその指が
とたんに大きくなっている
心臓までもひきよせて
痛い 痛いと主張する

10本の指の一本が
大事なものにおもえてる
残りの指までいとしくおもう ....
夢がないから今日も眠る

あの人にあいに
あの時に戻りに

後戻りも
泣くのも自由
もしかしたら
それが夢なのかもしれない

みんな眠る
夢をみるために
真実がみたいからと写真を撮るひと
夢がみたいからと詩をうたうひと
はきだしたくて
いやされたくて
そんなに求めてどうするの

片手でもとめて
片手でふりすてて
おなじ方向をみんなみてる ....
クリスマスソングとすれちがう
あわててふりかえる

もうきてしまったのかしらんと
気の早い店主がかざった
クリスマスグッズがそこにいた
注目されないとしょげていた

そこにはふれずに
 ....
蜘蛛は謙虚だ
もっとたくさんの空間を
占領したっていいのに
わずかな場所に住んでいる

ある日物干しざおの上にいたので
なにをしているのかきいたところ
子供をうんでいるという

次の ....
希望はどこにある
学校では教えない
学校では平等を熱心に教えるから

紙面を探している
昨日までの絶望が長く語られている

今は夜ではない
だから空が静まっている
おしゃべりな残像は ....
どこか遠くからきたりんごが
台所に座っていた

母親が小言をいう
父親がだまってテレビをみている
そんな普通の家庭に
憧れる私の目の前に

この時期しか売られないんですよ
売り場の女 ....
かけた心を
また探してここにくるけど
あきらめ気分で

ページはめくらないと終わらない
つまらない小説みたいに
行間がやたら広いから
うまらない
逃げ出そうとする
心 居心地悪い
 ....
片足で立っていればぐらぐらする
次の一歩が決まらないから
足の下の景色を
ちゃんとみようとおもった

むかってゆく方向に
風がふけばいいのに
どうしていつも前からふくのだろう
試されて ....
私はいつでも
あきらめられない
あきらめないのではなく

だからこそ
つづく一歩をだしている
秋の空へ

栗の木は今年も実らせた
だいじにだいじに栗の実かかえている

まぶしい空 ....
山がすきだ
遠く離れた場所で
ただながめているのがすきだ

けわしい道も
おそろしい生き物も
触ればかぶれてしまう植物も
いない場所から
のぞいているのがすきだ

山はこばまない
 ....
不安なのは
明日がわからないから
今が 苦しいから
みんなとおなじでないから
つきでていないから

月をみたか と君はきいた

毎日みていたのに
昨日はみなかった

ほらね 肝心 ....
雨と風が共謀して
世界を動かそうとしていた
食いちぎられそうな木々が耐えていた

ヒトがつくったものたちは
ごめんなさいとたおれてた

そこへ小さな四輪が
ふらふらふらふら走ってた
 ....
ハムスターは耳がいい
ささいな音も知っている

がじがじ がじがじケージをかんで
えさよこせ
えさよこせ

飼い主はねむってる
飼い主は怒ってる
飼い主は ナイテイル

やれやれ ....
秋の山肌は
あかときいろにゆれている
思ったより悲しくないらしい

少し風だけが
さみしがりやで
いつのまにか心の中にまで
ふいていた

長袖の人と
半袖の人の同居で
季節のあい ....
この世界の音からのりおくれて
はたして世界に音はあるのだろうか
残らない記憶には意味がない
そう賢者はいった

みてわからんもんは きいてもわからん
厳格な祖父の口癖は
酔えばサイフの中 ....
私の言葉を
ばらばらにすれば
私がわかるのかな

そうだったらいいな
それなら
どれだけ分解されてもいいのに

きっとわからない
自分でさえわからないからでなく
想いなんて
心な ....
秋は正しくあらわれて
冬になるまでに仕事をする


暑いからいや
寒いからいや
そう言っていた君はいまどうしているんだろう


春には
あたらしいという言葉が
使わなければな ....
コスモスが道をふさぐ
迷っている私をみすかすように
濡れたコスモスが
ふれて冷たい

いかなくちゃ
そうおもうときほど
いかなくてすむ方法を
想ったりする

大人になるって
迷わ ....
自信を
もつことはできないけど
もってもらうことはできるんじゃないかな

認める ってこと
応援の言葉はいえないけど

いってらっしゃい
たったひとことが
背中を押してくれることもあ ....
お風呂の中で
私の人生とは
と考えた

考えたところで
とまってしまった

そういえばこれも
湯船という船だな
この船で旅に出れぬなら
どこにいても
どこにもゆけない

顔が ....
自分の言葉にしか安心できない


眠る前に足で毛布を確かめるみたいに
こそこそ
これはちがう
それもちがうと
言葉をさがしてる

想う風景はあるのに
言葉がでてこない

一人だ ....
ストックをつくりたい
せっせと
余計なことを考えず

動物も集めてる
眠りにむけて大事なものを

足りない という想いは
満たされることはない
まだまだ
まだまだ
その作業は安心 ....
コトバの意味がワカラナイ
知らない国のメロディ
不思議にキモチがおちついてくる
きっと子守唄だから

ママみたいな
パパみたいな
やさしさ きっとそれが星の温度

気まぐれなあたしも ....
なめらか
という文字を前に
それを知りたくて皮膚に頼る

秋を伝える毛布の売り場で
目にくすぐられ誘われている

くるまりたいのは
なにになのか

のばした指先に
触れる秋色の生 ....
老人ホームでは
いねむりするひとが多い
あっちで うとうと
こっちで こっくり
いっしょうけんめいに
ねむっている

そのしずかな風景は
さなぎの待機のようだ
白い髪にときが重なりあ ....
上半身はだかの子が
全身でじてんしゃをこいでいる
大きなじてんしゃのおかあさんの後ろを
ちいさなじてんしゃでついてゆく
まるくなって
前だけをきっとみて
回転する足が
うごくうごくうごく ....
巨大な扇風機をもってしても
私のなにもかわらずに
ぐるぐるとかきまぜられるだけのようです

この扇風機は私がもってきた
うまれたときからずっとずっと
かわれかわれと願いながら
この道 目 ....
もうしんでしまっていいです
今夜でおわります
そうおもって眠った夕べ
今朝もいかされた


再生するためにあたしは
こんな儀式を必要とします

ねむることって不思議で
今日と一緒に ....
ただのみきやさんの朧月さんおすすめリスト(337)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おなじいろのこども- 朧月自由詩312-10-22
一の指- 朧月自由詩412-10-21
夢にあいましょう- 朧月自由詩212-10-19
真実のかたち- 朧月自由詩312-10-18
10月のクリスマス- 朧月自由詩412-10-17
蜘蛛は見ていた- 朧月自由詩312-10-14
希望探し- 朧月自由詩412-10-13
りんごの夢- 朧月自由詩912-10-12
小さなこたつ- 朧月自由詩412-10-11
風は前から吹いている- 朧月自由詩712-10-9
空に咲いた栗の実- 朧月自由詩312-10-8
遠くの山- 朧月自由詩312-10-4
月へ続く道- 朧月自由詩412-10-2
暴風雨- 朧月自由詩512-9-30
ハムスターは耳がいい- 朧月自由詩912-9-29
夕焼けの海- 朧月自由詩1412-9-27
ふたりのこども- 朧月自由詩312-9-26
総画- 朧月自由詩212-9-24
正しい秋- 朧月自由詩512-9-24
雨とコスモス- 朧月自由詩912-9-23
いってらっしゃい- 朧月自由詩412-9-19
船旅- 朧月自由詩412-9-18
風がうたう夜- 朧月自由詩912-9-17
ストック- 朧月自由詩312-9-12
どこかの国の子守唄- 朧月自由詩712-9-9
秋支度- 朧月自由詩512-9-9
しずかな午後- 朧月自由詩9+*12-9-5
自転車をこぐ少年- 朧月自由詩312-9-4
風の球体- 朧月自由詩312-9-3
ぼくらはみんな- 朧月自由詩312-8-29

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