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自転車のペダル踏み、学校を出てすぐに
いつもの、知らないおじさんに携帯で写真を撮られる
足下には、夕焼けが落ちてきて
ああ
影がもしもこのままなくなれば
世界は終わるのではないかと
思いな ....
やがて、それはゆっくりと始まる

誰も気付かない視点の高さ
から、夜は上昇していく
もう僕らは沈み込んでいる歩幅
もがくよりも深く落ち着いたリズム
呼吸はあちこちで燻っていて
平面に広げ ....
太陽とは太陽系のなかでもっとも内包する矛盾が大きい存在だ

くだらない分別
分かる、理解する ということのくだらなさ
そして逃す
逃し続ける
分からなものを逃し続ける
つまり不幸だから分 ....
甘栗むいちゃいました
三点倒立で甘栗むいちゃいました
航空ショーで甘栗むいちゃいました
筋肉ミュージカルで甘栗むいちゃいました
死海で浮かびながら甘栗むいちゃいました
女性専用車両で甘栗むい ....
霜柱の かげに ひとつぶ ごまかしの

きかない俺 now standing here

ここにはもっと 暖かい夜

過去 蹴散らす 栄光 泳法バサロ泳法と今日ね
今日が  ....
放送室では今、とてもいやらしいことが行われている
マイクの編み目一つ一つ、アンプ、インジケータ


視聴覚室で上映されているビデオ映像
ズームイン、ズームアウト、駆使される技術

 ....
戻る進む戻る
ロックを押し付けないでくれる?そういう君のだらしない過去を。

理性の王と性欲の王が
そこえ致命的な鳥が
そこえ致命的な鳥があ

つれさった僕の横顔を舐めまわした僕を流した ....
調べを許しあう乾次元と湿次元の潮目で
なめらかに噛み砕かれ
時計神の血肉となる「震え」
くびれよりの滴りでしかないのに
濃度差で上/下に分かたれた空間から
現と過とが
在と去へと 翻ってゆ ....
忍者になりかけてから
将来が心配になったので入ったのが大学でした
ここにはもう
学者はひとにぎりしかいないみたいで
あとはみんな
商社とか出版社とかに行くようです
父が忍者だったことを思い ....
きたぞ成長分岐点の苦しみでもない淡い自己嫌悪
それは今までの自分を棄てるという画期的な脳味噌
レミングとなってなだれおちてゆくのだきっとね
だからちょっとこの調子の悪さを軽く綴ってみる  ....
読者は地熱に埋もれている
毒蛇は先年の先年から透きとおっている
対比に肥えることなく
懐柔も望めない
自らをつきやぶった芽の、理学に
再び覆いかぶさるようにして
罅にしみこむようにして
 ....
世界最強!世界最強!
マスイジュウa.k.a.世界最強!
世界最強にコーラをガブ飲み!1.5リットルをイッキ!
ゲップなんてしない!世界最強だから炭酸ごときに負けない!
世界最強に揚げたてのト ....
少しだけ死なせて、と
たった一人
君が言った
春の
うつくしい夕暮れだった
ぼくは
君なら死んでもいいと
思ったから
ばんご飯の時間には
帰っておいで、
と言った
ぼくは君が
 ....
4000円ポッキリなんてうそっぱち
薄くて不味い水割りなんか飲めるか
ビールが一本千円だって
腹が膨れて中身がない
一時あとにはションベンだ

俺といっしょだ
俺といっしょだよ
俺とま ....
いわば 経済動物 と 呼ばれる生き物を見る目にも 相変わらず似ているのだが
なにか かんじて は いけない親近感を帯びている 微妙にやばい宴の玉けりで
余りに 暴力的だ が なんて感想をたやす ....
音を形容する言葉が足りない と君は 喉をならしてビールを飲みながら 言う
君の発する言葉 そのもの が音でしかないから 仕方ない
めがねのつるをつまんでふりまわしたら 机のかどに当たって レンズが ....
 季節の名を呼ぶな。白紙のような、はじまりのような、実際にはでたらめの
地誌。そんな緯度にバビロンは無いぞ。想像上の怪物、あなた。私はすぐに忘
れてしまう、砂粒のようで、出かけようとしている、広が ....
うまくいかなかったね

おれたちはぜんいん うまくいかなかった

るーるをやぶってばかり

そらをとぶゆめをみてはしゃいだ



うまくいかなかったね

おれたちは ぜんぜんう ....
今朝すれちがった女の子のビニール傘の
持ち手の色は雨の街に浮き立つ人工ピンク
沈むことのない色をのせてまわる世界で
雨にも負けズ人類は渇く

ピンクというのはなーんか迷っている色
赤と白の ....
トーク。暁から暁までしゃべり続ける、トーク。
トーク。君とトーク。
知っていることをトーク。
知らないことをトーク。
トーク。いつまでもトーク。

人の顔を覚えるのが苦手な僕は
君が誰か ....
「さよならだけが人生だ」   井伏鱒二

バカヤロウ ふざけるな
そうはさせるか
そんなもん許さんぞ
俺が許さん












まあ





 ....
たまにうまくいってるときに、

いままでと違うことをしてみること

いままでとちがう気持ち

いままでとちがう態度

しん呼吸

いままでとちがう道を歩いて家に帰る

えき ....
先生!
わたしは、といいかけてうっかり
チョークの粉でくしゃみ
冬を飛び越してしまった3回転半のジャンプで
着地、よろけて
目の前にひろがる もしくは
なにもひろがってなんかいない
残照 ....
来た。リアルストリート来た。
マジ来た。伝えたくなった。
今出川。相変わらず今出川。
リアル出川。モテなさがリアル出川。
結局出川もタレントで。
そういうキャラを作っていたんだ。

出た ....
たのしい 
あめだまを なめているだけで
たのしく うつくしく くうそうが ひろがる せかいに


きみはなく
きみはそう あのそらや ほしになった
めにみえないほこりや つめのみか ....
四つん這いで夕陽へ走る
ずっとたどり着けないだろう
俺たちは理解している
なぜ青春は人生のほぼ前半部分に据えおかれているのか
そのあとの人生について俺たちはどうしたらいいのか
二足歩行でやが ....
そうなんだ
存在自体が嘘みたいな
存在自体が奇跡のような
存在自体が夢のような
そんな人が好き
そんな人ばっかり気になる
私の見えないところでどうやって生きているのか
私の見えないところ ....
すべての歯の間という間にクッキーを詰めてにやりと笑ってみせるとあんたはにかっと笑って各々の歯の間に胡麻を挟んで見せて、全部食べろと言うので舐め取ってみるとさながら胡麻クッキーが如しだ
 ....
 
 渋谷駅東口を抜けるとそこには何もない

 ここから見える世界は低すぎて話にならない

 こんにちは、

 欠乏しているものが少しずつ増えていくことを

 僕は成長と呼んでいたの ....


あのお姫さまみたいにうそぶくあなたのその声の中では
死んでしまった方が、良いのですか
初めてそんなことを思いながら
今日もピンを刺します

このピンでは、手のひらを
1センチだけ ....
捨て彦さんの自由詩おすすめリスト(408)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
パプリカ- みい自由詩1705-6-13
遠浅の日々- 霜天自由詩1505-5-25
ロッテルダム- 馬野ミキ自由詩705-5-20
甘栗むいちゃいました- マスイジ ...自由詩58*05-5-18
ニキニキ__ニキニキン_ニキニキ__ニキンニキン__スパーク ...- 山内緋呂 ...自由詩505-5-11
a_drop- Monk自由詩805-5-10
皮膚_- dendrocacali ...自由詩205-5-7
あ、宇宙- 吉岡孝次自由詩2*05-5-2
忍者- 高橋正英自由詩10*05-5-2
右にいったらそれ以上_左にいってもそれ以上の花- ayu-m自由詩305-4-29
濁流- 吉岡孝次自由詩105-4-29
世界最強- マスイジ ...自由詩10*05-4-27
- ピッピ自由詩1205-4-11
BLT- 太郎本人自由詩9*05-4-6
北朝鮮- ayu-m自由詩405-3-31
やわい_そら- 吉原 麻自由詩4*05-3-30
マーチング・マーチ- 大村 浩 ...自由詩22*05-3-28
せんろのうえを- 馬野ミキ自由詩18*05-3-25
人工(じんこう)ピンクス- 河野宏子自由詩7+05-3-24
トーク。- たもつ自由詩1105-3-22
人生のボケが- span自由詩3*05-3-1
なかなかうまくいかない人へのてがみ- 馬野ミキ自由詩2*05-2-25
残照、ハンドクラップ!- みい自由詩8*05-2-19
今出川- マスイジ ...自由詩7*05-2-14
せかい- 馬野ミキ自由詩9*05-2-9
ふいるむ- 馬野ミキ自由詩505-2-7
もっといいことしたい- 吉原 麻自由詩205-1-27
おやすみ前の偉大なるディスカッション- ________自由詩3*05-1-23
渋谷駅東口- ピッピ自由詩705-1-20
ぬるっこいサンプル- みい自由詩25*05-1-19

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