すべてのおすすめ
押すと引っ張られ
引くと押され
何もしないと何も起こらない。
透明な膜がある。

昔の徳永を聞き
うっとり聞き惚れる。
純粋な気持ち
癒される。

ポンポン跳ねる
フワフワ浮いて ....
海が青く見えるわけをいくつ知ってる?

夢路のフェリーをたどれば
水脈の狭間に浮かんでいるクラゲたちの
そのくっきりとした輪郭

流れ藻のかげには小魚たち
大きな魚も隠れている
飛び出 ....
デートをした。


中国の女の子で、
体は僕の3分の1くらい。
にこにこしながらくすくす笑う。


出会ってしばらく離れていたけど
思い出したように手紙を書いては
それぞれ送り合っ ....
川の岩盤を流れる水は
岩盤の裂け目から
襞の入った白いレースのカーテンとなり
直下の岩盤に落下した水はまた元の流れとなり

水は岩肌を滑るように流れ
そのぬめぬめした岩底には
泡一つ遠目 ....
ぼくの壊れた心のなかで
きみが音の出ないハーモニカを吹いている
空き家の隅に捨てられていた
埃まみれのギターをチューニングしたら
きみはあしたの曙光に歌を返すだろうか
悪いふりをすればするほ ....
ぼくはこどもの老人ホームみたいなところにいた

親と暮らせないこどもは

この世に多いような気もしていたし

周りがそんなふうな子ばかりだったから

そう思っていたのかも知れない

 ....
革命的な言葉を口にしながら
麦わら帽子の海賊たちが船出する 
追い風 あふれる秋色の陽光

夏をふりかえらない はしゃぎ声に
バルーンの剣を空に 掲げ、

略奪のためでも
自己の利益の ....
僕が手にしていないのは
君が僕のことを
必要としていないから?
それとも僕が

僕が泣いているのは
悲しいからかな
君が泣いているのが
不思議だからかな

空が明るいけれども
僕 ....
公園の緑に
ふたり
ねころがって

ぼーっと
空をみている

風が髪をゆらしてく

小指と小指をからめて
お互いの体温を
すこしだけ

感じている

あたしは
コットン ....
ねころがって

窓からの緑を見つめている

緑を見つめている

緑に見つめられている

緑のふちどりと空のコントラスト

ふちどりが風を見つけて揺れている

微笑んでいる

 ....
窓辺からずっと虫の音がしていた

部屋をくらくしてそれを聴いている

目を閉じているのか

目を暗やみに開いているのか

もうわからなくなるくらい

虫の音につつまれていた

 ....
吐き出せば言葉になる

何度も舌の上で転がせば
溶けてなくなってくれるような気がしたのだけれど
ただ焦がれるばかりだった


私はあなたの背中しか見ないよ
ああ でも
揺らい ....
等間隔に置かれた雲
言葉をひとつづつ置く
組み直し組み直し
鑑賞にたえるものをと
私から遠く離れて
ゆくから全部壊す
だれかが選ぶなら
だれかに委ねていい
私から離れる雲のよに
忘れ ....



面影に
蝋燭が淡く
拾う貝殻は
潮に消された
砂浜にねむる白ユリ
風に剥がされ
おちた
化粧箱の螺鈿
あなたは
アルバムのなかで微笑む
ちぎれた月の真珠
少 ....
僕の濁った瞳では
今は君を見詰められない
こんな理由の別れでも
告げると決め向かった

少し肌寒い

八月の夕
 
どうしようもないことばかり口にしてしまう
虫の声さえ聞こえない熱帯夜
最終電車もとっくに過ぎていってしまったのに
私は今夜も寝付けずに
見えない星を探しながら考えてしまう
私はこの世に生まれ ....
世の中に無駄があるとしたら
自分のことだなんておもったりして

そんなことないよって言って

無駄な会話に思ってしまって
横耳できいていた
一瞬大事な言葉がよぎり
顔みつめたけどあなた ....
あかい血だ
血は
いう

生きている

おまえは
生きているのだと

生きてる・・・

まだ
いきている

あたしは
血を流している

カラダじゅうから

あたた ....
高速バスに揺られて
レモンチューハイをお前は口に含んだ
すぐに
朝焼けみたいに
お前の喉元から顔にかけてが
赤く
紅をさしたみたいになった
「まるで祭りの御稚児さんだ」と僕が笑うと
「 ....
あの日
会うはずだった
あの雨の日

血まみれのあたしを
あなたに見て
ほしかった

血まみれのあたしを
あなたに抱いて欲しかった

なんども
なんども

自分に問い返し
 ....
輝いてる月の価値
消えそうに潤む月の価値観

僕は潤む月を見ながら自分を重ねていくのだ

儚くも消え行く身と思うならば
いっそ輝いて消えるのか
いつの間にか消えているのかは

今 月 ....
 
 
土曜の夜
妹に
メールを送った
明日暇かと

なんで
と返事が来た
妹は
おなじ市内で暮らしてる

どうして
なんで
なのだろう
思い出を
残したいからなのか
 ....
もうすぐ キミの誕生日

あたしはその日 ひとりキミの誕生を
祝います

プレゼント選びは苦手だから
小さなショートケーキとビールでね

タイムの香りにつつまれて
キミの写真を横に
 ....
 オタマジャクシが
 ぼくのまぶたの裏側に棲みついてしまった
 けれど、だれからもみえない
 ぼくにも
 影の輪郭しかみえないが
 たしかに棲みついて動きまわっている

   ....
それが一日で終わるなら
(一年に忘れ)
一年をともにするなら
(十年は思い出すだろう)



捨てたのですね
思い出を
あした詩人が
なん ....
太陽が睨む / 私は目を逸らす
太陽が睨む / 私は目を逸らす
太陽が睨む / 私は目を逸らす

太陽が睨む / 私は背を向ける
太陽が睨む / 私は靴を脱ぐ
太陽が睨む / 私はうずくま ....
夜明け前の空の色が
好き


深い群青からじょじょに
混ざり合った茜色
朱色
明るい赤みを含んだ水色へ…


私たちは今
夜明け前なのかもしれない


今日への希望をはら ....
 
 
母の家までいくと
まだ幼い母が
家の前でひとり泣いていた

なにか悪さして
家に
入れてくれないのだと言う

私は扉をたたいた
悪いのは
この娘ではなく
私なのだと
 ....
英語の歌詞だからうたえっこなくて
だけど今あたしのカラダになじんで
でたらめ英語でがあがあうたえば
気分は明日へゆけそう

ふいにバラードなんてかかって
座る場所すら確保しなくて
唖然と ....
君に愛されなくなったら
あたしの心臓も
止まってしまえばいい

君の目が 声が 手のひらが

あたし以外を愛おしそうに触れたら

その瞬間

まるでオーバーヒートするみたい
体中 ....
うずら豆さんの自由詩おすすめリスト(326)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
中秋の名月- ペポパン ...自由詩3*10-9-22
青域- 海里自由詩3+*10-9-22
under_the_rain,_under_the_moon- は やし ...自由詩510-9-22
吹割の滝- ……とあ ...自由詩10*10-9-22
チューニング- Giton自由詩2*10-9-22
帰る場所- 吉岡ペペ ...自由詩1610-9-20
旗のもとで、- 月乃助自由詩15*10-9-19
からっぽな手- 朧月自由詩110-9-19
空を- 森の猫自由詩4*10-9-19
すこしあるこうか(3)- 吉岡ペペ ...自由詩610-9-19
すこしあるこうか(2)- 吉岡ペペ ...自由詩710-9-19
金魚- 青井とり自由詩210-9-18
とび雲- 朧月自由詩110-9-18
白蝶貝- アラガイ ...自由詩7*10-9-18
決意- 徘徊メガ ...自由詩210-9-18
バースディソング- 涙(ルイ ...自由詩710-9-17
ミラクルトレイン- 朧月自由詩310-9-17
あかい血- 森の猫自由詩5*10-9-17
菜の花- 黒田康之自由詩510-9-17
血まみれのあたしを・・・- 森の猫自由詩7*10-9-12
潤む月- maumi自由詩6*10-9-12
休日の朝- 小川 葉自由詩210-9-12
いちばん早い_ハッピー・バースディ- 森の猫自由詩6*10-9-12
ふあんな街は犀の背中にのっている- 石川敬大自由詩1610-9-11
深いねむり- アラガイ ...自由詩4*10-9-11
過ぎゆく夏- within自由詩6*10-9-11
夜明け前- 森の猫自由詩4*10-9-8
風の記憶- 小川 葉自由詩510-9-8
おどろう- 朧月自由詩310-9-7
熱中症- 愛心自由詩5+*10-9-7

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11