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君と会うため
黒服を着た 男たちをさけて
繁華街をライブバーへ向かう

半年ぶりに会う君は
また ひと回り細くなっていた

バーへ入り君を目にして
ハグし合う

いつもと同じ
申 ....
久しぶりに母に電話した

聞くと 家で転倒したいう
もう1ヶ月だと
結局 インドメタシン入りの
塗り薬と痛み止めでしのいで
整形外科には行かなかったと

あぁ 医者嫌いの母らしいな
 ....
あたしは
妊娠がわかると すぐ
あかちゃんのことを
愛称で呼ぶクセがある

あーちゃん

息子の病状が安定した頃
2番目の子供を授かった

今度はきっと
女の子だ

そう決め ....
 土屋さん
 百日咳ではありませんでしたよ

あぁ
長引いた風邪は
大人の百日咳ではなかった

そう言われて
病院を出たとたん

おなかが空いてきた

朝 家をでるまで
ずう ....
風邪と初冬の寒さは
欝をつれてきた

朝 起きるのはやっと
かろうじて
娘のお弁当を作る

冷食でチン

もう 1週間
こもっている

貴方の匂いのする
枕を抱きしめて
夕 ....
その夜の朗読会は
かなり文学的雰囲気に
満ちていた

高名な古今東西の詩人の
名前がバンバン飛び交う

  あたしは・・・

この数年 詩集は買えど
ほとんど積読

欝は集中に ....
26年目の記念日

落ち着く和食居酒屋の個室で
あたしは
貴方に
指輪ケースを差し出した

 もう一度 はめ直して

いつの頃からか
あたしの薬指には 指輪の跡さえ
なくなってい ....
ひがな一日
猫のように

ぼうっとして
まどろんでいる
あたし

たまぁに
さくさくと
動く

ふっと
感じる

脳のどこかで
きらっとひかる
何か

すると

 ....
じぶんが
やさしいのかつめたいのか
わからない

でも あたしは
ひと をののしる
ことばは もちあわせていない

なぜなら
それは
じぶんにもどってきて
けっきょく
じぶんを ....
気がつくと
もう時計は
1週間の時を経過していた

どれくらい
眠っていたのだろう
この 北の磁気の中で

どんなに
どんなに
愛されても

情けないこの心は
元の位置ちゃん ....
静かなときに
身をまかせ

ひたすら
目をつぶる

見ないものは
清浄で
ないのとおなじ

森に囲まれた
この部屋で

エネルギーを
チャージするんだ

なつかしい匂い ....
公園の緑に
ふたり
ねころがって

ぼーっと
空をみている

風が髪をゆらしてく

小指と小指をからめて
お互いの体温を
すこしだけ

感じている

あたしは
コットン ....
あかい血だ
血は
いう

生きている

おまえは
生きているのだと

生きてる・・・

まだ
いきている

あたしは
血を流している

カラダじゅうから

あたた ....
あの日
会うはずだった
あの雨の日

血まみれのあたしを
あなたに見て
ほしかった

血まみれのあたしを
あなたに抱いて欲しかった

なんども
なんども

自分に問い返し
 ....
もうすぐ キミの誕生日

あたしはその日 ひとりキミの誕生を
祝います

プレゼント選びは苦手だから
小さなショートケーキとビールでね

タイムの香りにつつまれて
キミの写真を横に
 ....
夜明け前の空の色が
好き


深い群青からじょじょに
混ざり合った茜色
朱色
明るい赤みを含んだ水色へ…


私たちは今
夜明け前なのかもしれない


今日への希望をはら ....
めずらしく
たったビール2本で
酔いが足をからませる

まっすぐ歩いているつもりが
どんどん道の
真ん中に寄っていく

ボワンとした視界に
でんとトラックが
踏み切り待ちしている
 ....
ライブの帰り
新宿のバーに立ち寄った
あたしは

そこでもビールを2杯を
グイと飲み
いいぐあいに 酔っていた

もう 終電には間に合わない

あたしは 迷わずにその人の後に
つ ....
まっすぐにしか
生きられない

だから
いいことも
わるいことも

真正面からうけてしまう

苦しむ
悩む

ジタバタする

コトバの裏を
読みとれない

未熟

 ....
食欲がない
アイスクリームと
アイスコーヒーばかり飲み

日中 
猫のように
まるまって

まどろむ

あなたの言霊たちを
ひろいあつめ

それにつつまれて

まどろむ
 ....
もやしがへたる
トマトもしなる
インゲンは腐る

あぁ・・・
暑い
脳が機能しない

ライブのことで
アタマがいっぱいだ

作ろうと思った
メニューが作れず
食材をダメにする ....
甘えんぼな あたしは
あったかいひと
やさしいひとに
ふれると

ホワンとしたきぶんに
なってしまう

気を全開にゆるしてしまう

たまに失敗することもあるけど
猫の勘はたいがい ....
あたしは 
しがないサラリーマン家庭の
家族

毎日の献立に数円の違いを見出し
家計を切り詰め 朗読に当てる

でも楽しい 自由だからココロは

出あったのは ひとりの人間としてのキ ....
あたしは
バンパイア

夜な夜な 赤い愛の血を
求めてさまよう

あたしのことを
愛してくれる
赤い血は

匂う 匂う
いい匂い・・・

今夜は キミか

かけ引きも大事 ....
15の時 演劇をやりたかった

が 部の雰囲気が悪く
音楽系の文化部に入った

戯曲”ロミオとジュリエット”に
あこがれていたから

その希望のままに
今も あたしは
生きている気 ....
うずら豆さんの森の猫さんおすすめリスト(25)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
壊れているのは僕だ- 森の猫自由詩20*10-12-9
今年の冬はあったかいね- 森の猫自由詩7*10-11-29
あーちゃん- 森の猫自由詩14*10-11-22
うどんはどこだ- 森の猫自由詩17+*10-11-18
- 森の猫自由詩6+*10-11-17
文学的時間の中で- 森の猫自由詩4+*10-11-12
指輪- 森の猫自由詩14*10-11-6
もうひとりのあたし- 森の猫自由詩4*10-11-3
ことば- 森の猫自由詩8*10-10-26
置き去りにされた心は- 森の猫自由詩6*10-10-19
目をつぶる- 森の猫自由詩6*10-10-8
空を- 森の猫自由詩4*10-9-19
あかい血- 森の猫自由詩5*10-9-17
血まみれのあたしを・・・- 森の猫自由詩7*10-9-12
いちばん早い_ハッピー・バースディ- 森の猫自由詩6*10-9-12
夜明け前- 森の猫自由詩4*10-9-8
酔っ払い- 森の猫自由詩11*10-8-28
宿- 森の猫自由詩5*10-8-23
まっすぐ- 森の猫自由詩6*10-8-20
まどろむ- 森の猫自由詩2*10-8-15
不器用- 森の猫自由詩3*10-8-5
あったかいひと- 森の猫自由詩13+*10-7-28
どこにもいかない- 森の猫自由詩6*10-7-10
バンパイア- 森の猫自由詩4*10-6-27
女優- 森の猫自由詩6*10-6-22

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