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春の列車が
終着駅についたので
降ります

列車はまた
新たな終着駅へと
折り返していきます

ありがとう
ここから先は
歩いていきますから

レールの上
とやらが嫌になった ....
風の中で震えていた瞳
あの日突然奪ったくちびるを
二度と忘れはしない

美しい少女よ
一生分の愛を君に捧げよう

自分勝手な愛で
君を愛し続けることを許して欲しい

例え永遠にこの ....
帰り道は
いつも心が弾む
悲しいことや
辛いことがあった日も
雨の日も
雪の日も
いつも同じ道を辿り、あなたが待つあの家へと歩いて帰る

どんなに疲れていてもどんなに悲しみにうちひしがれていよう ....
上手ね
ほらできた
よしよし
いい子だ

君ならできる
こっちは忙しいから
あっちで遊びましょう
これはねーこうやるんだよ

ありがとう
すばらしい
バツはクスグリ
愛情たっ ....
死が冬ならば

棺に花は入れないで

死が春ならば

棺に花は入れないで

死が夏ならば

棺に花は入れないで

死が秋ならば

棺に赤い落葉を敷きつめ

芋みたい ....
 
熱が平らになって
どこまでも続いてる

けれども生きていれば
山も谷もあるものだから
人のからだも
地球に似てるのかもしれない

熱が途中で終わってる
そこが
海なのだとした ....
シャワーの雫を身に纏ったまま
きみが沈み込む瞬間を眼中にパシャリ
飲まれないように椅子に体を締め付けて
成れの果てについて考えるうちに
求める

今日という日は
大して待ちも待たされもせ ....
静かな夜
草を揺らす影と影
逃げるように追うように
どちらも何かを掴むため

耳を切る
指を切る
熱が集まる
息が下がらない
この鼓動は逃がさない

話せるのは ....
    ドアもウインドもない部屋で
  かがりびのはぜるおとはきこえず
    血のなかのこえもききとれず
猿ぐつわをされたわたしは焦っていた
カイロスのうしろ髪をつかもうとして
      ....
風が砂塵を巻き上げて
ラクダのお目目に砂入れた
ラクダの大きなお目目から
一滴涙が落ちてった

涙で潤んだ砂たちは
みんなそろって
夢を見た
大きな白い花咲かす
遠い未来の夢を見た
 ....
きみもいま

地球の重力のなかにいる

月を見てる

おなじ引力のなかにいる

もう二度と

積極的には会わないひと


さいごの約束を

ふたりで破ったのは

何年 ....
退化を始めた水掻きの
薄い膜が、そっと
私の身体を動かしては
その感触を
柔らかくしていく
 
反射した光と
屈折した光の交点は
ゆっくりと揺らぎながら
ただ、全てを
受け止めてい ....
真夜中に起き抜け
冷蔵庫のドアを開け
冷気に顔をうずめる
烏龍茶を取り出し
顔の穴から一気に流し込んだ
胸が一気に冷たくなり
体が何かを訴え始める

夢を見た?  ....
なにも伝えられない
こんな夜は

静かにあなたの詩でも読んでいよう

なにも言えない
こんな夜は

静かにあなたの歌声でも聴いていよう


今夜だけは

あなた
ひとりでい ....
風たちの流れは
水のさなかにある


空の両手を
もうじき雨は
こぼれ落ちるから
だれもが海に
いだかれ
癒える



困惑のためのすべを
探していたのかも知れない ....
散ってしまった花弁を
どれほど美しく繕っても
風に舞い
せせらぎに揺れ
瞳は透明に転がって
転がって…


散ってしまった花弁を
どんなに綺麗と詠っても
風と飛び
せせらぎと泳ぎ ....
甘えた声で 私の名前を

甘えた声で わがままを

膝枕で 頭を撫でてあげてたら

いつのまにか また夢の中

気持ちいい寝息は あなたのリズムで

優しい寝顔は 私だけのもの
ぬるい香り
何かを思い出しそうで
その曖昧さに脳が少し離れそうになる

裸足にそっと伝うのは
こっそり夜中に会いに来た
春の温度

脳の裏側をゴシゴシしたら
すーっと剥 ....
このふわふわした 雨粒ほどの小さな生き物が
冬を運んでくる精霊だって 
小さなときに誰かが言っていた


少し大きくなって この生き物は
なんとかカゲロウの幼虫だとか成虫だとかだっ ....
ちょっとだけ
水面を弾いてごらん

ほら

それがセカイの
新しい流れ

あなたの作った
新しい流れ
火を付けて、
風で煽って燃えだして、
手に負えなくなりましたか。
静かに見守り心を痛め涙を流しているのですか。


涙で火は消えますか。


ほら。
 ....
夢の重さは儚く溶け出し
小さな海を造る
その小さな海で泳ぐ僕は
熱帯魚にはなれ無いから
空ばかりを見ていた
空は明るく
ゆっくりと雲が泳ぐ

僕はいっそうの事
この海になって仕舞いた ....
あかいひかり
てをおもいきりふって
ねがいごとをさんかいとなえたなら
そらからはきらきらのきれいななみ
ざぶんざぶんとおしよせます

いつかのなみだはおほしさま
みみたぶにかざって
お ....
唇の糸
弾かれる痛み
知らずに大人になれば良かったの?

移動する手段がなくて
ただただ歩いた
薄青の用水路

汚いとは
思わなかった
くちづけも 用水路も

大人になったから ....
優しい時間
コーヒーの香りにつつまれ
柔らかなソファにまどろみ
僕は文学をする。

エヴァンスのピアノを聴きながら
ランボー、リルケ、ヴェルレーヌ、
そしてコクトーなんぞの詩集を読む。 ....
父の墓に特級の日本酒をぶっかけたい

父の墓をキックしたい

父の墓のまえで煙草を吸いたい

父の墓の前で女とやりたい

父の墓の前で女にしゃぶらせたい

父の墓の前でいろいろ考え ....
半開きの、口の中に
指を一本、ぶち込まれて
悦んで、およぐこと。
誘われて
許して、拒むこと。
夢の中で。

かよわいラビットは
あなたよ。

寒い部屋で、うごめくもの。
黒いぼ ....
フレーズをいっぱい
書き留めてた日記帳をね
手に持っていたら
私のところへヤギが来て

それうまそうだ

って言ったと思ったら
全部食べられちゃった

悲しくなって
泣いちゃって ....
秋桜揺れる 
秋揺れて
風の彼岸を見渡せば
時の遥かに思い出揺れて



塩辛い川面に光注げば
懐かしく
哀しく
かの人は手を振る



道を分かちて
生きた君
人のか ....
電池が切れた。
電池は切れていた。

もうずっと前から、
電池は切れていたんだ。

嘘を付いていた、
まだ動くから。
切れてない、
演技していた。

怒る ....
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