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雛が巣から落ちた。
高い軒から、コンクリートに叩きつけられた一羽は
ぴくぴくと口を開き、その奥の赤さを私に見せ付けてから
そのまま動かなくなる。
私がただ馬鹿のように立ち尽くしていると
巣か ....
風が砂塵を巻き上げて
ラクダのお目目に砂入れた
ラクダの大きなお目目から
一滴涙が落ちてった
涙で潤んだ砂たちは
みんなそろって
夢を見た
大きな白い花咲かす
遠い未来の夢を見た
....
三之森寛容さんの亜樹さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雛の赤
-
亜樹
自由詩
1
09-5-6
砂漠の夢
-
亜樹
自由詩
6*
07-9-1
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