女にふられたので、
それは夏のはなしだけれど、
線香花火して、死のうと思った。
あの子とふたりでしようと買ったのに、
できなかった花火が車のうしろトランクに、
いれっぱなし。
いれっぱなし ....
俺がダライラマに会う日
澄み切った空の向こうから遠鳴りが聞こえる
ビリヤード状に突かれた宇宙天体から膿がこぼれた
それは細菌ではなく原子力だった
放射能のかなたに
あらゆる透過された事柄が
 ....
笑わせるなと
悲しませるなが
神経症の文学、
白い粉で作った音楽が
三分の一の体積を
レシートで
埋め尽くし
根茎が関係し尽し
慈しむこともなくだら
だらだらだらだら
楽に無駄を着 ....
枝がしなって揺れ
扇状地になった
川が日本海に向かって走り
人が住み、田畑を耕し
町をつくった
神はこれを最上置賜地方と呼ばれた

オナンの裔はここに住んだ
漏らしたものが土にへばりつ ....
   1

ビ・バップが
ハード・バップに移行するように
文字は飢えを凌ぐように増殖し続けて
マイルスが観客に背を向けるように
日本語を詭弁でひっくり返してゆくが
そこには表も裏も権力が ....
ここは田舎町だから
電車の中はいつもの様子
ポツンポツンと
どこに座れば良いのか
迷ってしまう
どうせ辿り着いてしまう

ガタンゴトン
揺れる
窓の外には
見慣れているという
さ ....
 今、時計の針は、午前二時半を回っている。この深夜に、何故か
僕はあなたに手紙が書きたくなった。(あなた)というのは、特定
の誰かを指しているのではなく、今、この手紙を読んでくださって
いる(あ ....
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/

全ページと項目のリストは
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/md/li ....
                    
?.

まだ葉が落ちない
白樺の上に
黒猫がいる
のを
見ている
うつくしい猫で
目が
とくにきれい
久しぶりだけれど
思い出 ....
ガラスに溺れている
他愛のない光の粒
漫画のような宇宙と
十月に揺れる何かを
五線譜のお皿に
のせたまま

すべての嘘が
優しくほほえんで
窓辺に腰をおろして
待っている

海 ....
壊れた自転車が
冷たい雨に打たれて
泣いている

さっきから
何を君は耳打ちして
探しているのだろう

切れたブレーキワイヤーが
大地に触手を伸ばす
生き物みたい

五分後には ....
              ―刺青


そこには船があって
ずっとずっと遠くで
何かを引きずりながら
航海を 続けている

そこには涙があって
ずっとずっと近くで ....
星をみるんだ

この街の真ん中で
分厚い手紙を齧りながら
発泡酒で侘しく
それも公園、
結構サムイもんだ
どこかの朝焼けまで
ずっと続いてる電柱に
ひっかかった安穏
夜の天井は低い ....
夕立の中で君は背骨を読んでいた。

真っ暗な瞼のうらに現れているみどりの正三角形を、
くうきを吸い上げた則妙筆でなぞるように
繰り返してみる。

大地を這う蛇に似た、
千万(ちよろず)の ....
 
さりとても
黙っている自転車の二人
クモの巣の張った蓄音機
から流れる霧の向こうのチャイコフスキー
坂の多い街
猫の多い街
猫を抱く君



やみのなかのゆき
みんなでい ....
お腹が空きました。
理念なんかじゃ食欲は満たされません。
私の存在意義を消去法で見出されようが、
私の隠蔽されていた使命が
明らかになろうが、もう知りません。
お腹が空きました。


 ....
蛍光塗料で
発電したような、
剥き出しのエポック

僕は感動して
いやらしくニヤけていた
ここが先端

ひき裂かれ
乖離した阿吽が
子作りをしていた

終焉の人々は
自由に蹂 ....
言葉には、意味と別に音そのものがもたらす印象があります。
例えば「こんにちは」は明るく強い印象なのに対し「さようなら」はやさしい印象を与えるといった具合にです。
そこで、音のもつ印象を独断で分類し ....
*
ナナコ


ナナコ。
霙(みぞれ)落ちる午後の日差し。
聖霊の結晶のきらめき。
その名を呼べば、
ナナコの声、
遠い海の向こう側からやってくる。

ナナコ。
誰もが初めての ....
一、 銀色の背中


飯も喰わずに、カピが月ばかり見ているので
座敷に上げて訳を聞くと
長い沈黙のあと
神妙な顔で
片想いなのだという

いったいどこの娘かと問えば
まだ逢ったこと ....
 ●ひい『切ればみんながついてくる』


新木場綾之子(以下S)「雑木林を切りますよね、すると抗癌剤が売れます」
真下草継(以下M)「火の無い所に限って煙が立つ(笑」
S「それは煙がみんなを ....
白びかり記憶の母胎に孵り
廃絶したお前の空が瞳を覗き込む

空襲に焼け落ちたような是空
一呼吸遅れた廃艦のパヴァーヌは
憂愁を吐き出し
幾つもの波風を舌に絡めた

凍りつい ....
?.


朝風呂が好きだった
その朝もおまえは
俺たちの小さな家の小さな風呂に
窮屈そうに仰向けになって
顔を沈めて
水の中で
目は見開いて
くちびるが
SEE YOU って
 ....
4コマポエムを作ってみました
斬新すぎたかなぁ…
斑に染まる山もみじ、
濃くたちこめた秋の匂いに騒ぐ、
枯れ落ちた葉のざわめき
そして悪戯な、
木蔭を這う{ルビ下=しも}風 )))

そうだ哀しみは、
雲ひとつない秋空へと昇ってゆく
 ....
くねる影まで あたたかい空気にもたれるので
削りきれない岩のとがりも 無力だと思うことはある
天井に浮いた油を拭かせて欲しそうな
羽ばたきがもりあがる部屋から
窓際で息をついて あの雲の襞を梳 ....
そしてオレは
其処から脱け出すために
時間をかけて 翼を造ったのだ
羽毛のかわりに 小さなナイフをたくさん繋ぎ合わせ
銀色に鋭く{ルビ煌=きらめ}く翼を造ったのだ

それを造っ ....
ブループードルを飼うことにした

青い物しか食べない
難儀だ

試しに、青い折り紙を置いてみたら
見向きもされなかった

旅に出た
ブループードルを連れて
青いものを探す旅

 ....
ネットはたまに嫌なこともあるけど、
自分の知らないいいことを顕在化してくれる。

ネットは匿名で悪口を言えたりするけど、
普段言いにくいことをいつもより気軽に言えたりする。

いい ....
はじめまして
しょっかくもどきです
むしのあたまにはないけれど
さんねんめになります
ネコをみるのがとくいです
どこまでつづいているのか
ときどきふしぎになります
こんなわたしですが
 ....
角田寿星さんのおすすめリスト(545)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
線香花火して死のう- しゃしゃ ...自由詩1206-12-8
俺がダライラマに会う日- 構造自由詩606-12-5
脱詩人- はらだま ...未詩・独白3*06-12-5
オナンの裔- 構造自由詩306-12-4
嫉妬する拳銃- はらだま ...自由詩7*06-11-30
車窓- 青山スイ自由詩6906-11-15
詩友への手紙_〜僕とあなたの間に一篇の_詩_を〜___’06 ...- 服部 剛散文(批評 ...15*06-11-12
「『水からの伝言』を信じないでください」のページへ- 小池房枝おすすめリ ...2006-11-9
黒猫の星- 水在らあ ...自由詩38*06-11-9
十月、ダンス- はらだま ...自由詩11*06-11-8
ごみの日- はらだま ...自由詩7*06-11-8
船と涙- 水在らあ ...自由詩30*06-11-7
星を- はらだま ...自由詩6*06-11-6
背骨を読む- はらだま ...自由詩9*06-10-31
ひかりとかげとピーナッツ畑- 渡邉建志未詩・独白5*06-10-31
ラスト・カレーパン- ブルース ...自由詩4*06-10-30
終焉の間、僕を住ませてください- はらだま ...自由詩20*06-10-30
音の構成で詩の印象を説明してみる- 青色銀河 ...散文(批評 ...19+*06-10-28
ナナコ他- 青色銀河 ...自由詩7*06-10-21
カピバラの事情- 佐野権太自由詩41*06-10-18
√マングローブに刻まれた”我是一隻妓”_〜僕と酢蛸の七拍子〜- 人間自由詩6*06-10-17
メモリーズ- キメラ自由詩406-10-10
子羊- 水在らあ ...自由詩34*06-10-10
4コマポエム(No.1)- ぽえむ君携帯写真+ ...17*06-10-8
郷愁のカリンニコフ- atsuchan69自由詩12*06-10-8
満月- 佩慈の工 ...自由詩506-10-7
Monologue_in_the_Shadow- 塔野夏子自由詩4*06-10-7
ブループードル- ふるる自由詩14*06-9-27
詩をほわほわ投稿する理由について(diary)- とうどう ...散文(批評 ...28*06-9-19
ファザー・グース(5)- たもつ自由詩22*06-9-18

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