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それは、静かな石だから、(青い)のです。
きっと美しかったであろう、
きみの石。
一億年の沈黙が(きみ)を呼んでいたから、
石は、ゆっくりまわれ右をして、
きみのもとをはなれていった ....
父さんライオンは
たらいみたいなあくびをして
目をつぶります
母さんライオンも
洗面器みたいなあくびをして
目をつぶります
チビちゃんライオンもやっぱり
コップみたいなあくびで
....
言葉には、意味と別に音そのものがもたらす印象があります。
例えば「こんにちは」は明るく強い印象なのに対し「さようなら」はやさしい印象を与えるといった具合にです。
そこで、音のもつ印象を独断で分類し ....
*
ナナコ
ナナコ。
霙(みぞれ)落ちる午後の日差し。
聖霊の結晶のきらめき。
その名を呼べば、
ナナコの声、
遠い海の向こう側からやってくる。
ナナコ。
誰もが初めての ....
―――― 静かな風が吹き始めます。
感情は涙のようにあふれ、
バラの花びらは、
ぼくらをどこか知らない遠くへと誘うだろう。
ようやくちいさな春がやってきた。
ようやくちいさな春はやってき ....
みなさん、まず次の文章を読んでみてください。
{引用=
なみだは
にんげんのつくることのできる
一ばん小さな
海です*
}
どうですか、読めましたか。
読めたと思います。簡単ですね ....
またきたね、匂う夏が、
むせかえる、草叢のにおいのなかで、
ぼくらは、呼吸をする
過剰な、色彩の、
この、感情の、渦に、巻かれ、
色をもたない、ぼくらは、
草色に、染められてく
....
つめたいあおぞらの岸堤では、
薄色の私に関する波紋が水面で揺れていましたが、
十四歳の虚無にとって、ひややかな書籍など、
朝と草と自転車とほたるにすぎませんでした。
森をあまく満たすぶどうは音 ....
手のひらが いちまい
めくられて
ぼくらの普通の暮らしを
すっきりと覆いかくす 朝ぼらけ
―大海原のかなたには
銀色の大きな秤が
沈んでいて
" ....
始点
まだ、精製されない月が、なめされてゆく朝、
わたしの瞳は、真っ白なままの夏の果実だ。
ながめるままに、わたしのからだは、白く締まり、
背中には、灰のまじった、蓑毛が生える。
も ....
みえない身体のなかで
手が縮こまる
青く染まった
泥の歴史を反芻しながら
鳶色に滴る見える手は
(見えない手は)
(見えない何本もの手は)
みずからを固くだきしめて
ひびわれた胡桃の ....
チリチリしたものがふわふわして
涙たっぷりの朝の食卓になりました
誰もいない台所はいま荘厳なひかりにあふれています
醤油のこびりついた容器も金色に輝いています
空気の一粒一粒が新しく生まれ ....
角田寿星さんの青色銀河団さんおすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
風のにじみ
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青色銀河 ...
自由詩
7
08-6-8
午睡
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青色銀河 ...
未詩・独白
8*
07-3-24
音の構成で詩の印象を説明してみる
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
19+*
06-10-28
ナナコ他
-
青色銀河 ...
自由詩
7*
06-10-21
静かな風が吹き始めます(改)
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青色銀河 ...
自由詩
3
06-3-9
「シ」は思考実験の「シ」
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
8
05-10-12
夏
-
青色銀河 ...
未詩・独白
11
05-7-11
地平線
-
青色銀河 ...
自由詩
8
05-1-22
朝ぼらけ
-
青色銀河 ...
自由詩
6
04-9-22
始点
-
青色銀河 ...
未詩・独白
5
04-9-9
凪
-
青色銀河 ...
自由詩
5
04-8-21
朝の食卓
-
青色銀河 ...
自由詩
7
04-3-27
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