ハイスクール・ボーイその後
nm6

 
 
1.
ハイスクール・ボーイなりの事情でひきのばしたまま、と、自身の怠惰らしき怠惰な事情を知りつくしたまま、で、まったくアップテンポな27歳その年にして彼は、初めて煙草を口にした結果かどうかはわからない恋をしてしまったのだという。いまでこそ薄茶けたジャームッシュの震えた手にシガレッツだが、あの頃はたしか、いまや隊長のビリーがビリーがとしゃがれたチバの声でスモーキンだった。
 
 
2.
ハイスクール・ボーイなりの事情で犬猫を好まない。小さきものたち、あの、柔らかでおぼつかないまるっとした生たちが、ヒトトシテ!ヒトトシテ!プリインストールなはずのキャント・ストップ・イトオシイ回路をラブ、誰そ彼もが「違う」という。複雑の夕暮れた日々/デイズド・アンド・コンフューズド。「危険!近寄ってはいけません!」とか。ぼくらはきっと子孫繁栄の因子ではないのだった。
 
 
3.
ダンスダンスダンスダンス!
止まらないぼくらは瀕死のサマー・ヌードだよ。
サヨナラ、プレイボタン・オン。
丸い丸い地球の端でどこぞの音楽がひとりでに流れる。
ビバップ、
 
 
4.
ハイスクール・ボーイなりの事情で継続が3秒ももたずに日が暮れて悲しい。予定通りに片付けば半年振りのセックス並に高揚して、ぼくらは当然の日々に憧れそしてヒトトシテ!まったくアップテンポでまったくにプリインストールなコンフューズドを、睡眠不足がリズム、リズムと嘲笑う。知られずに埋もれていくものたち。求められても続かないものたち。続いているものが本物で、なくなるものは偽物だ。ファック。
 
 
5.
ラブ、君はハイスクール・ボーイ。
ノー未来ラライ。


自由詩 ハイスクール・ボーイその後 Copyright nm6 2007-11-08 01:53:01
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