(b)o-de-lay
nm6




ボディ冷、ホワイト息ですれ違う季節来たる挨拶。深夜に予感ぼくらをひっかけるフック。通りを抜ける救急車近づいて頂点遠のく。光るコンビニ。通過するその頂点で光るコンビニ。残響く/回転る、してゆく。ごらんよ該当のテラス街灯の照らす、空域、空域の声、声が聞こえてくる、クル、狂う皮膚をつつくように。つんざくその、頂点。あああ、見えそうで見えそうな星。キラキラ・メリー・ゴー。そしてラウンド。




空域、空域の声、声が聞こえてくる、「 / / ・・」




ボディ冷、ポライト息が行き交うサヨナラ来たる挨拶。おわりに予感ぼくらを弾き倒すピック。通りを抜ける救急車近づいて頂点遠のく。瞬く自販機。落下するその頂点で瞬く自販機。冬と妊娠は死に近いって誰が言った?セイ、生。泣きそうになるよ。寒さがすぐそこだよ。良い宵に酔い、の間にか疲れてしまうように。宙に浮くその、頂点。問題は下巻なんだ。クラクラ・トゥー・ビー。そしてコンティニュード。




クールな口笛が聞こえてくる、レディオ、レディオ、
夜のぼくたちに。
たとえば足先に/不慮に、
いつしかやってくる。

「ぼくら/人間は/やわらかいよ。簡単に・サクリ・サクリなんだ。」




ボディ冷、セイ、空域、生、空域の声、声が聞こえてくる、クルクル狂う皮膚をつつくつんざくその泣きそうな寒さがすぐそこで、良い宵に酔い、の間にか疲れてしまう宙、通過するその頂点。通りを抜ける救急車近づいて光るコンビニ。瞬く自販機。遠のくあっちの先の、むこうのむこうで、太陽が春のようにふるえている。キラキラ・メリー・ゴー。クラクラ・トゥー・ビー。冷えた体、挨拶、そしてラウンド。明日が明日やってきて、すべては想像力の問題だ。


自由詩 (b)o-de-lay Copyright nm6 2006-11-22 11:52:22
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