すべてのおすすめ
散歩道触れるか触れないかの指は 誘っているの楽しんでるの

川土手に並んだ黄色い花の名を 聞き忘れたけどそれでもいいや


おおぞらに解き放たれたグライダー 想いを告げたくちびるに似て

 ....
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たけすぎた蕨を手にして
にっこりと笑う母の手は緑に染まる


蕨煮て
灰汁(あく)ぬく母の背を迷い
山を降り来た一匹の蟻


にっこりと ....
 
使い切ることなく無くす消しゴムのように見失った第一話




赤、明滅、遅れて届くサイレンに共鳴をする喉笛の穴




干上がった水たまりは遺跡に似て踏みつけられず進めぬ真昼 ....
沈んでく夕日みつめてひとりきり誰を待つのか知らない黄昏

さよならと言えないままに日は暮れて君と二人でどこまで行こう

終わらないあの日と同じ夕間暮れ悪夢にも似た遊戯は続く

いつまでも日 ....
こゆりさんの短歌おすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
散歩道- umineko短歌6*08-6-7
春の迷い子- beebee短歌708-5-2
【短歌祭参加作品】十秒後の世界- 石畑由紀 ...短歌1008-3-21
黄昏遊戯- 未有花短歌12*08-2-5

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