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ターナーの空のいろが好きだ

白くかすんだ

すこし黄ばんだ

ターナーのみずいろの空のいろが好きだ


いろはひかりだ

対象が拒んだひかりを

ぼくらはその対象のいろだと認識している

空が拒んだ ....
じぶんの人生

じぶんが主役なのだから

ひとのせいにはしたくないから

じぶんごとにしておきたいから

いまオレはここにいる

もしきょうなにかあったとしても

命まるごと

いまオレはここにいる
 ....
雨にうたれて

悲しみがあふれそうだとしても

宇宙のからくりは

きっと

こんなふうに言っているのだろう


そっとそのまんま


そっとそのまんま


こわれそうな関係を

つなぎとめようと奔走 ....
じぶんの柔らかなところや

じぶんの弱いところを知ってしまったひとを

それでもいいのだと教えてくれたひとを

うしなってしまったら

僕はどんなふうになってゆくのだろう


七年まえから

六年くら ....
たくさんの花房よ

花房よ

たくさんのこころよ

こころよ

たくさんの花房よ


ひとりじゃないとぼくに教えた

あなたにどれだけ傷つけられても

こんどはぼくの番なのだ

ひとりじゃないと伝えて ....
かすかな余韻をのこして
きょうという一日をまっとうして沈んでいくのだなんて
勝手にりかいしたりして

あらためて
わかることがおおいのは
見えるものに目をこらして
見えることばばか ....
水平線の彼方での
高まる胸のしぶきが聴こえない
海辺に押し寄せるさざ波は
わたしをどこへも連れ戻してはくれない
わたしはぎざぎざに欠けた貝
打ち上げられて熱い砂地にうなされる
ときおり
小さな子ども ....
ちいさな
呼吸だけ
あつまり
いちめん
無音花畑
ちいさな
揺らめき
透過する
わたし達
普通日常
赤赤赤赤赤赤赤赤・・・・・・・赤!!!

圧倒的なる赤。

TAROを貫く
赤に染まる

血の
情感の

飛び散る


毒を交ぜた
あたしの中の


染出て
こい!
4月の終わりの草たちに

さくらの花びらが数枚のっている

地上186センチから

この地方都市を見つめている

そのよこには惑星

この星の

この眺めを伝えている


孤独とは引き合う引力の法則の ....
生き方に迷うのではなく
生きることに
さ迷ってしまうことが、しばしばあって
花を見ても
散ることばかりを思い浮かべ
悲しんでしまう、そんな自らのおもいを、もてあまして

誰で ....
ぬるめの
無色透明の
温泉は

肌をもちっと
つるつるに
してくれる

湯に入っては
地酒飲み
浜を歩いては
湯に入り

湯治の旅は
ゆったりと
こんどは雲から

耀く月が顔をだそうとしている

福島第一で復旧作業をする人々は

寝所にもどりながらこの月を見て

なにを思いなにを感じているのだろう


種を継いでゆく

それがしんしんと

照ら ....
クリストファー・ロビンはいつも女の子のように思えるのだった

ちいさな胸にはメルヘンを抱いていた

肩をおとすようにも祈るようにも描かれていた

世界は居心地のいいところではないようだった

100エ ....
散って、なお、
地に咲くさくら
取り残されたみたいになって

みじめになって

ずっとひとりだった

そんな気持ちを

久しぶりに忙しなく味わっていた

こころの恐慌は

津波のように水位をあげて

無責任にふくれあがっていった

 ....
さびしいよさびしいよ

ひゃっかいとなえたら

ちがうさびしさに

かえれるだろうか

ごせんかいとなえたら

あなたの腕の中に

もどれるだろうか

なんかいとなえたって

さびしいよさびしいよ
長崎に着くと雨に降られた

道に迷い倒れ込むようにして部屋に入った

さっき居酒屋で着信があった

もう五年会わない東京の女からだった

再会をやくそくして電話をきった

つぎの日仕事を済ませそれから ....
この風に

のって走るなら

きみの元に辿りつきたい

はかない

きぼうと花びら

めぐるきせつを一緒に

いたいだけ

いたいよ

きみからの電話

何もいえなくて

恋になった

呼び方ひ ....
コーヒ−カップの底で
四角い哲学者が
溺れながら
プラトン的愛について
考察している

僕が
スプーンでかき混ぜると
永遠を
ひと時が飲み込んで
一行の詩が
生まれた
mam...

わたしが欲しがらない子でいたために、まち、星が、羅列したお話。


ビニール袋
トタン
足音

うずもれた緑だった。
暑い一日の。
汗の粒がなみだみたいに、腕に垂れた。

2010. ....
病院の朝食のバン

焼いてないし
おいしくもないけれど
このパンを
食べるしかない

選択の余地など
ない

好きなひとに
好きって言える
余地もない

独り
想いを募ら ....
夏が終わりを告げている

ギラギラと照りつける太陽と入道雲に
命の尊さを知らせる蝉の鳴き声と海の匂いに
押し迫る青々と伸びる木々達に

さよならを

そして

赤く燃えゆる夕日と優しい月夜に
トンボ ....
幾つ数えたか
小春の
日和に
秋桜一輪


片足を無くした日を
覚えてはいない
忘れた方が幸せな事と
知ってか知らずか
教わらなくとも身に付けていた


幾つ零れたか
小春の
日和に
葉が一舞


片 ....
コトバでは
言いきれない
気持ち

また夕暮れが
きた

今日も
あなたに
会えない

会えても
どうにもならないことくらい
わかっているのに
こんなそらは
ボクには痛い

優しすぎて

こわくなる

抱きしめた感触
サヨナラのすべて

思い出して

こわくなる

こんな
羊雲は
きのうは昼から雨だった

きょうは朝から晴れている

くもひとつない

大通りのよこの公園を歩く

りすが赤い実を両手でもったまま

地べたに垂れた枝をするするとのぼった

いつも思う

アメリカの空 ....
霧雨が
降り続いて
やわらかな
ミルクいろに
包まれる

忘れてしまおう

どうせ幻なら

あのことも
このことも

あのひとのことさえ

きっと
幻だったのだから

みんなみんな
忘れてしまって

 ....
今日は
晴れるのかな

こんなに
紅色のグラデーション

でも
一瞬で
きっと
青空になって

ひと知れず
いつもの朝が来る

たとえ
どんな朝でも

いくつものいろ ....
ぼくはこうして
かくれていますから
だけどそばにいますから

あなたがひとりを泣くよるに
ぼくはひっそりふうしゃをまわします
からからからとはしります
あたらしい風がふきますように
 ....
beebeeさんの携帯写真+詩おすすめリスト(240)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ターナーのみずいろ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-7-20
ここにいる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-7-19
そっとそのまんま- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-7-18
助けて下さい- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...811-7-16
たくさんの花房よ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-7-15
ゆうひをみていた- かんな携帯写真+ ...5*11-6-6
迷い- 乱太郎携帯写真+ ...11*11-6-6
青い花- はなもと ...携帯写真+ ...5*11-5-6
赤。- 森の猫携帯写真+ ...9*11-5-5
さくらの花びら- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-4-24
投影- かんな携帯写真+ ...4*11-4-24
潮風温泉- 森の猫携帯写真+ ...5*11-4-23
種を継ぐもの- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-4-20
プーさん、あなたはだれだったのか- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-4-18
さくら- はなもと ...携帯写真+ ...5*11-4-15
水位- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-4-15
腕の中に- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-4-15
激しい桜- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-4-14
きみへ- かんな携帯写真+ ...5*11-4-6
哲学- 乱太郎携帯写真+ ...17*11-4-1
VIEW2010_1(1)- はなもと ...携帯写真+ ...810-9-1
今朝のパン- 風音携帯写真+ ...908-9-29
夏の終わり- 蜜柑携帯写真+ ...3*08-9-25
小春- 見崎 光携帯写真+ ...108-9-23
夕暮れ- 風音携帯写真+ ...608-9-23
羊雲- 風音携帯写真+ ...408-9-18
ビルディングと空- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...308-9-13
どうせ幻なら- 風音携帯写真+ ...608-9-3
朝のいろ- 風音携帯写真+ ...508-9-2
ひまわり- 士狼(銀)携帯写真+ ...7*08-9-1

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