すべてのおすすめ
夜中にひとり食パンをかじる
バターをつけないで
ジャムをつけないで
電気もつけない

冷蔵庫の前にしゃがんで
はみはみ
虫みたいに食べる


どこか外国から船に乗せられて
海をこ ....
お疲れさま♪

優しく声をかけたいのだけど
つい嫌味な言葉なんかを付け加えてしまう

どうしてなのかな

額に汗かいて努力したのはあなただし
わたしは洗い物とかしながら眺めていただけ
 ....
様々なほつれが
絡まり
絡まり
新しい網をつくる
それは思いのほか
大きく強く

抗えない

ああ
感情よ消し去れ!
全ては事もなしと目を力強く瞑り
握りこぶしをポケットに隠せ ....
 あんなところまで
 かけあがってゆく脚力があった
 なんて、知らなかった
 あれが
 かけのぼってゆく波のペニスだったなんて

 美しい波形
 コバルトブルー
 夏の日に ....
〈好き〉ってなんだろうね




わたしってさ
誰かを〈好き〉なったことってあるのかな

〈好き〉ってね
愛しているとは違うし

意外と精神的なものだったりして

Like ....
貰ったキーホルダーを見る度に
僕の心は体を離れる
ずっと遠いあの街まで

丘の上には大きな桜の木があって
公民館と図書館と体育館と
少し行くとスーパーがあった

公民館には児童館がつい ....
{画像=110425205426.jpg}

*

あの日

とおく過ぎ去ったあの日

想い出はいまもあるのかな

あなたの胸に

*

あの日

苦しくなるくらいまで ....
疲れた時に疲れた事を疲れたと
言える場所が欲しい
嬉しい時に嬉しい事を嬉しいと
言える場所が欲しい
悲しい時に悲しい事を悲しいと
言える場所が欲しい
静かにしたい時に静かにしたい事を静かに ....
ACのコマーシャルが

テレビから消えてもぼくらは

忘れてはならないのだ


いのちが助かる

いのちだけが助かる

ぼくらができることとは

義援金を今後もつづけることだ ....
上野の美術館を出た帰り道 
焼芋屋の車が、目に入った。 

財布の懐が寒いので 
「半切りをひとつ」と言い 
小銭三枚をおじさんに手渡す 

紙袋からほっくり顔を出す 
焼芋をかじりな ....
悲しいひとがいたら

そのひとを

大切に思うまわりのひとも

きっと悲しいだろう

楽しいひとがいたら

そのひとを

大切に思うまわりのひとも

きっと楽しいだろう
 ....
coffee

JAZZ

h.i.s.t.o.r.y

word

fly away

作り物の言葉

深呼吸

頭の上には空

and more
 ....
いいから自分を可愛がりなさい
いいからジブンで自分をカワイがりなさい

言い訳なんていいから
理由なんて要らないから
そっと ずっと もっと
じぶんを愛してあげなさい
ゆっくり ふれて  ....
 「返事」


太陽に声をかけても
一向に返事は返ってこない
取り巻きの雲が
覆い隠して
自問自答の老木が揺れる


 「返事」

孤独な問いに
枝にぶら下が ....
ドーナツはだれにでもあるもん

べつに朝から信じてないわけじゃない

ただのドーナツなだけだから

すこしねじれたドーナツなだけだから


あなたの忘年会にいちゃもんをつけたのは
 ....
咽がカラカラよ
潤う体とあがる呼吸に
甘く香る枕が湿ってく


ください、くださいと
髪が揺れる

笑う貴方に
私はそっと泣く


震える携帯電話
一瞬目線を向けただけ
無 ....
コートだけじゃ寒いから
コートだけじゃ寒いから
右手を頂戴
左手をあげるからって
笑いながら言うよ
何年経っても
そうでありたいよ

隣の部屋から物音が聞こえる
こんな時間に
僕た ....
ばかはいいぞ ばかはいいぞ ばかは花見でいいぞ ばかは海水浴でいいぞ ばかは紅葉でいいぞ ばかは雪見でいいぞ ばかは吉祥寺でいいぞ ばかは池袋でいいぞ ばかは西所沢でいいぞ ばかは石神井公園でいいぞ  .... 自転車を猛スピードでこいでしまう
毎日の生活がある

自転車をゆっくりゆったりと漕ぐ
あきらめとゆとりの生活がある

ぼんやりと歩く散歩の中で
見えてくる気づきがある
気づいてしまう
 ....
君と会うため
黒服を着た 男たちをさけて
繁華街をライブバーへ向かう

半年ぶりに会う君は
また ひと回り細くなっていた

バーへ入り君を目にして
ハグし合う

いつもと同じ
申 ....
今は動くものも無い部屋に
月の光を浴びて佇む人影が一つ

彼女の長い栗色の髪は
銀色に煌めく光を帯びて
淡く輝いて見えた

暗い部屋には
他に物音を立てるものは無く
ただ静寂の中に
 ....
冬の私はミルフィーユ
甘くて優しい食べ心地
やわらかヴェールをしっとり重ねて
あなたが来るのじっくりを待つ

めくる時間がとろけるクリーム
一枚一枚味わいながら
焦れったいのを我慢して
 ....
今季一号の木枯らし吹き荒れた次の日の朝
あれだけ騒々しかったのが嘘みたいに静まり返っていて
近所の児童公園にはこれでもかってぐらい散り積もった落ち葉

これってプラタナスだよね

比べてみ ....
桜舞う季節
散り始めた桜

花びらで埋め尽くされた道は
まるで桃色の絨毯のよう

朝霧に包まれた光は淡く
全身を白と桃色で包み込む
白は光と霧
桃色は舞い散る桜

桜が頬を掠める ....
よく泣いていた

眠るまえ泣き

屁理屈に抱かれて眠った

それを繰り返していた

そうしているうちに

かなしみと添い寝できるようになっていた


泣こうとしたらいくらでも ....
センスが凄いんだよ と嬉々として言う
十九歳の甥は トロンボーンに夢中
目標にしている人もいるらしい
学校時代は吹奏音楽一色で
働きながら地元の楽団で演奏するという道を
まっしぐらに歩んでい ....
浄化する現実路線

聖なる賄賂

信じて舞う

瞳を閉じて ひらひら 揺れて 恋


きらめく滴 雪は溶け 水

誰にも知られない部屋に

内側から閂を掛ける

時計の針 ....
蛍光灯をふたつ
そっと消し
薄明かりの部屋 ひとりホットティー


天井の照明器具に
小さな電球のある{ルビ所以=ゆえん}を知る


化粧鏡に反射するオレンジ色した豆電球
その鏡が ....
なごやかな席で
「あのときは大変だったねえ」 と
しみじみと 目を細めて振り返る くるしみは
あなたがあなたゆえに 与えられたものであって
それは言い換えれば権利に等しいものだ
故 ....
きみのすがたのミニチュアみたい

さきぼそりの指

ちいさな肩?おおきな頭?

さきぼそりの洋梨

指もお尻もクリトリスも

世の中のひかり

すべてめぐりめぐって

きみ ....
こころゆくままさんの自由詩おすすめリスト(253)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
深夜、食パン3枚- 橘あまね自由詩3211-5-17
深紫のひと- 恋月 ぴ ...自由詩25*11-5-16
あたらし(未詩・独白)- プル式自由詩411-5-16
地勢が、波の舌、波の騎馬で…- 石川敬大自由詩18*11-5-14
託すひと- 恋月 ぴ ...自由詩24+*11-5-2
扉の向こう側_(未詩・独白)- プル式自由詩8*11-5-1
あなたを映す世界_/_木漏れ日に揺れる想い出- beebee自由詩1611-4-25
空白_(未詩・独白)- プル式自由詩9*11-4-6
ACのコマーシャル- 吉岡ペペ ...自由詩611-3-22
芋と言葉_- 服部 剛自由詩8*11-3-22
告白- 吉岡ペペ ...自由詩611-3-22
君の髪が風に吹かれて顔にかかるから。- プル式自由詩4*11-2-3
基礎至福- Wasabi 自由詩7+11-2-2
返事- 乱太郎自由詩23*11-1-21
ねじれドーナツ- 吉岡ペペ ...自由詩310-12-13
ください、くださいと- 幼虫バニ ...自由詩11*10-12-13
ひとりとふたり- 幼虫バニ ...自由詩2*10-12-13
♪ばかはいいぞ- 阿ト理恵自由詩6*10-12-11
が_ある- Wasabi 自由詩1110-12-9
壊れているのは僕だ- 森の猫自由詩20*10-12-9
場景の理想- 一 二自由詩210-12-7
アフタヌーンをもう一度。- プル式自由詩410-12-6
片付けるひと- 恋月 ぴ ...自由詩31*10-12-6
- 一 二自由詩110-12-6
よく泣いていた- 吉岡ペペ ...自由詩810-12-5
今宵_演奏会- 砂木自由詩12+*10-12-5
◆_黒裃_◆- 北大路京 ...自由詩15*10-12-4
照明- Wasabi 自由詩610-12-4
くるしみ- yumekyo自由詩7*10-12-4
掌のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩410-12-3

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