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今は動くものも無い部屋に
月の光を浴びて佇む人影が一つ
彼女の長い栗色の髪は
銀色に煌めく光を帯びて
淡く輝いて見えた
暗い部屋には
他に物音を立てるものは無く
ただ静寂の中に
....
桜舞う季節
散り始めた桜
花びらで埋め尽くされた道は
まるで桃色の絨毯のよう
朝霧に包まれた光は淡く
全身を白と桃色で包み込む
白は光と霧
桃色は舞い散る桜
桜が頬を掠める ....
昇った月
真円の月
紅に染まった木々
紅に染まった頬…
淡い月の光が
雲と絡んで微かに
陰影を浮かび上がらせる
空にそっと手を伸ばす
体を預けて
微かに感じる冷気を誤魔化す
....
青き薄手の衣に馳せる
真の美への想いと
寒空の下で肌に感じる暖かさ
柔らかな美の面影の眼差し
冬陽に祝福されし
この寒空の下で
ただ…この子を愛している…
ただ…精一杯愛している…
こころゆくままさんの一 二さんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
場景の理想
-
一 二
自由詩
2
10-12-7
春
-
一 二
自由詩
1
10-12-6
秋
-
一 二
自由詩
3
10-12-2
冬の中の夏
-
一 二
自由詩
2
10-11-25
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