別れ際 きみが

そんなめ を するから

真夏の夜の帰り道

僕はコンビニでソフトクリーム

きみのめ を おもいだし

歩く 歩く

まだ 思い出せる

まだ わ ....
暑いし、暗いし、

臭いし、なんか虫いるし、

静かだし、

すぐ散らかるし、

物無くすし、

待ってても誰も来ないし、

夢も希望も見つからない

こんな狭い所に居たっ ....
今日の空はぬかるむ

沈むように空に立って

私は天空へ

憤りを捨てに行く
身だしなみを整えてから来なさい
顔だけは洗いすぎないように
戸締まりはきちんとしなさい
番犬も時には熟睡させてあげて
羊から魚までの間に人を見つけなさい
その人は明らかにネコ科の者に ....
「アメリカの人体模型は何色をしているのだろう」
そういったら
友達は「肌色でしょ」と興味なさそうにすばやく答えた

彼女の言った「肌色」とは恐らく
小学生の頃クレヨンの中に「はだいろ」という ....
悲惨なニュース
雨が止まぬ
今夜もきっと
分かりあえない

夜雨の中で
殺された手の
ぬくもりだけが
街にヤサシイ

欲しくない靴、どれも汚い
笑えてるけど、なぜ不満足
十字路 ....
お母さん
借金風俗
薬漬け
日射病の前頭葉をハンカチで拭いながら
反り返ったガザミの匂い縫い込んだサラリーマンが垂らす竿の
その先280km一日遅れで新聞を読む人々の住む孤島から
おいこらせとやってくる老婆の背 ....
昼下がりの岬

汗ばんだTシャツ

思い出には日差し

砂さらう波の音(ね)


昼下がりの岬

舌カジル恋人

「音楽がくれたの?」

おぼろげな輪郭


昼下が ....
夏色のソーダの泡の向こう側 揺れるスカートを私は知らない

葦の中 立ち止まる青の少年へ 君の恋はまだ始まっちゃいない

潮騒にボトルを置き去る少女に告ぐ 君の想いはそれじゃあ届かない
 ....
或は
ちり紙の箱



針先ほどの閃光
重たい暗闇は深いのか浅いのか
目を凝らすとそれは

蠢いていた
黒いぽちぽちが落ちてきた。
あなたはいったいなんですか?
ぼくのしっぽにいろがそまる。
くろくろくろくろくろくろくろ。
もう一度もう一度考えた。
君の名前は何ですか?
僕はそれより考えた。 ....
小さな水溜りに巨大な魚

広い部屋に小さな空

とにかく

さりげないもの

そんな幸せを

特に何事も無く

日常に隠して来ました。








 ....
透きとおる真昼に
日常が、消えていく
八月に買った青いびいどろは
もう割れた



観覧車に乗りたいと言ったのは
あのひとのほうだった
てっぺんに着いても
世界はちっとも見えなくて ....
君はうなずく

静かに

深く


深い

深すぎる


君は寝ている
ちゅうさんて
なんのことかっちゅうと
あんまよくわからへんな
えらい飲べえちゅう話や。
ちゅうさんチューチュー言うてるから
おまえ鼠にでもなったんか?
て聞くと、ちゃうちゅーねん。
中年 ....
詩より詩より
「りんご」ってかきたい

りんご

りんご

りんご

りんご

おいしいりんごのバカ
冬のからだ
小さく抱く


獣の声だけがあたたかく
肩を掴む掌はいつもそう

爪の痕だけが愛しく
次の朝には凍えてた



あなたが
流れていく



いつか狂い ....
走り出したら止まらないような饒舌に身を任せるので今宵も溺れさせてください。めくるめく言葉の流れにとまどいたゆたいひきずられていく。おそらく言いたいことはここではないのかと思うのですが蛇足がさらに蛇足を .... あなたは謎めいて

――それはどちらなのですか

それは匙加減

それは
宇宙には見知らぬ君がいるらしいボイジャーどうか宜しく伝えて 毎日が単調に過ぎていく。そりゃあ何もないなんていわないさ。

でも、案外予想の範疇なんだよ、楽しいことも悲しいこともワタクシ規格の内側です。

一生懸命さが足りないのかね、案外すげぇことなんて ....
命の重さを量る機械を発明した科学者は
池袋毒キノコ事件で有名な例のカルト団体の信者によって拉致され
19日後に青森県の山奥で遺体で発見された
遺体には鋭利な突起物で刺された痕が合計69箇所あり
 ....
不快でしょうな

女性器の匂いが此れと同じなら

遊郭の唇が此れと同じなら

花売り娘の目ん玉が此れと同じなら


なんだってお前はそんなことを言いやがる

お ....
 ぜひ

 それがはじまり。
 はじまったものが、まわりはじめ、とるるるといまはとまっている。
 とまっているだけか、
 とまったのか、

  それは。

 自立を、ぜひ。
  ....
冷えためしをくえ
    3合から5合
    冷えためしをくえ
    
    横綱並の産婦人科の医者は
    皆目見当もつかない浪漫飛行へ
    三日月涙と韓国風 ....
私が語る 君が語る 誰かが語る
私は語らない いびつな巣の上で
苦虫 腹の虫 センチ虫 
無視すれば仇される
目をかければほだされる
話しかければ逃げられる
とかくこの脳は棲みにくい
病 ....
それはたとえば
あさのみそしるのにおい
ほうちょうのおと
れたすのてざわり

わたしをつくっているのは
わたしのたべるもの
きせつのかぜ
にくしんのあたたかさ
そして あなたのあいじ ....
多感な馬鹿
果敢な馬鹿
彼岸の馬鹿
此岸の馬鹿
対岸の馬鹿

たおやかな馬鹿
物静かな馬鹿
小うるさい馬鹿
夢見る馬鹿
現実の馬鹿
石橋を敲いて渡る

三途の川も馬鹿
地獄 ....
すでに言葉ではないものからはじめよう
はじまるまえのはじまりから

もうすぐ鳥がなく
ひとのきざはしに立って埋もれながら

四月が来るというのに雪が降る
路上に垂れた釣糸はみな切れていっ ....
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