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擦り切れた思い出ならばいくらでも 再生 再生 上書きできない
今はもう 懐かしいとか遠いとか 耳をかすめて 波の音から
一度でも あなたと海へ行ったなら 波の合間に溺れていたなら
白 ....
だらだらと過ごす夏の日35度 汗ダラダラとただただ垂れる
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手頃なる橙ひとつ
夕暮れの熱き雲よりつかみ取ってよ
「 君よりも リア・ディゾンがね 好きだから 」
結婚しない理由それだけ
舌先が絡める熱い銃口の鉄の苦みは血の味に似て
約束の指でいざなうライフリング自我突き破る濡れた弾丸
背徳を縛る鎖の錠を撃つ。ふたつの魂(たま)は逝く果てもなく
誰かに愛された思い出だけが去来して秋
人を愛した記憶だけが吹き抜けて青空遠し
もし仮におれがカボチャになったらどうする?煮物か天ぷら?だよね同感。
唄え愚者
己が小心
奮わせて
賢しき知恵より
愚直なる意志
あなたとの すき間に埋めた あの夢は どこに根付いて いるのでしょうか
明日もし
京都が海に沈むなら
鈴虫寺で バルサンを焚く
きみと僕 ゼリーポンチと珈琲と
喫茶ソワレのブルーの中に
行方不明の洗濯機が二番線のホームで脱水していた
振り返ると家電フロアーの主任が裏口でまだ手を振ってる
今日もレンジの平和を願う君が両手でものを温めている
「いつも利用する ....
タワレコの
袋にキムチ
詰め込んで
何食わぬ顔で
電車乗る
七月の海が三日月たべている
平和な孤独をつかんではなして
猫だけに見える景色があるという
二足歩行の失敗例です
席を立とうとしてつま先を踏んづける
また僕 また僕 また僕なん ....
二両目の
弱冷房車で
うちわ振る
太った女を
南極送りに
夏色のソーダの泡の向こう側 揺れるスカートを私は知らない
葦の中 立ち止まる青の少年へ 君の恋はまだ始まっちゃいない
潮騒にボトルを置き去る少女に告ぐ 君の想いはそれじゃあ届かない
....
宇宙には見知らぬ君がいるらしいボイジャーどうか宜しく伝えて