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いなかみちを ふつうに歩くと
つくしの基地があるよね
勘で解るよね 
え わからない? あらそ

スーパーの文房具コーナーを ふつうにあるくと
「こころばかり」という封筒は こわ ....
髪を染めて
ビートルズみたいだね
から
ジョンレノンみたいだね
と言われ
俺が生まれる9年前に
銃殺された彼を
知るはずもないこと
を忘れた
つまり
ジョンレノンは今もここにいる
 ....
暗い海に揺れる小舟を
灯台の上で眺めている
開いたままの本のページは無遠慮な潮風にめくられて

『暴れ馬を乗りこなすことよりもよほど、老いぼれロバのたてがみなびかせ、颯爽と駆け足させること ....
宇宙ぐらい叩き割ってやんよ!   #poem24



星々が金魚の餌に春宇宙   #poem24 #jhaiku #haiku

駅前の宇宙漂う螢烏賊    #poem24 #jha ....
もう何年も昔のことで、そのために遠い背後に過ぎ去っ
てしまったように思えるのだが、それでも時おりこうし
て思い返してしまわざるをえないほどに、いまでもそれ
は私のすぐ隣にある。あの時、私は事実に ....
こと切れる最期の瞬間まで
彼はひとりの少年だった

とっつきにくさは彼の持ち味だったし
時代を憂いても
希望を捨て去ることはなかった




そんな彼との接点
あったのかな
 ....
夜は雨
どこからか雨
水を弾くタイヤの音
通りの向う
どこかで屋根を落ちる滴

私はここにいて
眠る人のことを思う
生き満たされぬ人を思う
又ここにいて
眠れぬ人のことを思う
燃 ....
開けないドアの向こうに
なにがあるのだろう
開けないからこそ
それはそこにあると思う

そんな風に私は
期待をいつももっている

夜を少し
手のひらであたためながら
そっと朝にかえ ....
ぽこっ
が欲しくて
イラつくと
えいっ
するけど
大体が
どかっ
もしくは
ぼふっ

なかなか
なかなかである
ぽこっ

えいっ
があっての
ぽこっ

ぽこっ ....
早朝四時に哲学をする。
窓の外はまだ暗い。
夜と朝の過渡の時間。
現在地。

哲学とは何ぞや。
らいおんがそんなことを考える、
(梢という言葉を初めて聞いた)
そんな話を小学生のとき読 ....
あなたは積み上げる

与えられた積木を丹念に積み上げる

それが人生




親指と人差し指で作った輪の大きさぐらいな積木
いつも何かに苛立っていて

終りの無い議論を隣の積 ....
未来は、けぶる朝霧の中から、わたしを迎えにきた。草木眠る大地をならして、止まった。吐いた蒸気は霧の中に消えて行く。ドアが開くが、降りる客はいない。この機関車は乗る客しかいない。

私は未来に乗る。 ....
風の吹き抜ける交差点で
あなたは待つ

約束は必ず果たされると信じて

ひたすら待つ
待ち続ける

そして見上げれば雲

春の雲

おぼろげで奥ゆかしくありながら
したたかさ ....
はっつぁんと やっさんでは
何を奈落の感じるか感じないかは 違う
ある人にとっての奈落地獄が ほかの人にとっては
なんて楽なことだと 肩をなでおろすことだったりする

地獄の其処に釜 ....
厚手のコートを脱いだら
するららと
時間が落ちて
あなたに一歩近づく

梢の蕾がふくらんだら
するりりと
時間が落ちて
あなたに半歩近づく

約束の日は近くて遠い
ほんのり焦 ....
あい変わらずぼくは
かなしみを知らなかったから
トーイチに会いにゴミ捨て場へ行った

夜中に網小屋まで降りて来て
悪さをする星どもなら知っとるがの
じゃが かなしみは知らん
カン女に ....
瑠璃色のオトマトペしりませんか
むかし たいせつなひとが くちうつしでくれた
飴玉のような オトマトペでした

今朝
あの甘さを
思い出しました
怖い夢をみて 
めがさめて
そして  ....
隣で時間が流れている。

テレビは女子バスケットの様子を中継しているが、ここは読書の空間。そして、小説の時間が流れている。
妻は夫の浮気を知りながらもそれを直接は口に出さず、書いた手紙を机に置い ....
まだ幼い頃
家族で夜の海へ
泳ぎに出たのだろう
若い夏草のような
家族で
私は玩具のように
小さな浅黒い生き物
だった

海もまた
生き物だと
生々しく感じたのも
それが初めて ....
泳ぎを練習しているうち
僕の指と指の薄い皮膚の谷間に 
みづかき ができました

足指と手指の間で出来た小さな十六個のそれは
水をつかまえて 放つ
僕を未来へ運ぶ推進力となるでしょう

 ....
(ふるる 街に
リルケが 今宵も
遠く
灯りに (ふるる
砂の十字架
闇のブーケに
光る ) 壊れたリルケが
(ふるる 白い はら
 ....
文化祭で焼きソバをパックに詰めていると
わき腹をちょんちょんつつかれて
そんなに親しくない人が親しい人になる

何を考えているんだろう?
私って

ビートルズにすごく詳しくなった人が
 ....
地上で使った資料の多くを海の藻屑にする



書斎は浅い海の底
侵食された岩の本棚に
小さな貝が貼りつく
整理された書斎には
イソギンチャクや
蛸や珊瑚が棲みつく
海面 ....
春を待てば
冬を追いかけることもなくなる
空が白い
雪も
ことばもどこか
白濁するような気がして
ガラスを磨くように
推敲してしまう

幾重にも層ができ
こころの内は形を失う
 ....
蛇水愛
それは
愛の けはいに 水をさすこと

プリーズ
という声が聞えた気がして
ヘルプ
だったかもしれない


ありがとうを
ありがとうの意味のままに ありが ....
半身麻痺のお婆さんの
両手を引いて後ろ向きで歩く 
介護青年だった、10年前の僕 

いつも面会中にさりげなくにこやかに 
見守っていた初老の娘さんと 
古都鎌倉の喫茶「扉」で 
偶然顔 ....
深夜3時にむっくり起きた僕は 
スタンドの灯り一つの部屋で 
西田幾多郎が純粋経験を語る 
「善の研究」の本を開いていた 

(純粋経験の瞬間は、 
 いつも単純な一事実である 
 音楽 ....
車庫へ還らぬバスは
停留所にも停まらない
ただ辻々で
わずかな客を乗せて行く
代金は要らない
誰もが代償を払っているから

今日は五人だけ乗っている
眼鏡を失くした男と
手紙を置いて ....
  赤茶けた数艘の漁船が
  死んだように泊まっている
  コンクリートでできた堅い半島は
  港と呼ばれる寂しい場所だ
  秋の空の蒼い果てで
  透明な名も無き巨人が
  白雲 ....
風をたべていた鳥は
夢をたべはじめるようになってから ずっと
お腹をすかせ
風は
その鳥をたべたせいで
空を吹けずに
地を這うようになった

たくさんの綻びた男たちと
肌をあわせてき ....
N.K.さんの自由詩おすすめリスト(419)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
『↑』というより『i』_- るるりら自由詩23+*12-3-29
ジョンレノンになってから- 中川達矢自由詩8*12-3-28
老いぼれロバの見る夢は暗い海の底に溶け- ゆべし自由詩212-3-28
#poem24_宇宙水槽- 北大路京 ...自由詩24*12-3-26
事実- 岡部淳太 ...自由詩412-3-26
Fish_&_Chips(時代少年)- 恋月 ぴ ...自由詩30*12-3-26
脈絡- salco自由詩28*12-3-25
孵化- 朧月自由詩9*12-3-24
へんじが欲しくて- 中川達矢自由詩412-3-24
[てつがくする]- 東雲 李 ...自由詩4*12-3-21
積むひと- 恋月 ぴ ...自由詩2212-3-12
未来に乗って- 灘 修二自由詩3*12-3-8
Crosswind/Crossroad(契りのひと)- 恋月 ぴ ...自由詩29+*12-3-5
祝_奈落を卒業- るるりら自由詩11*12-3-4
砂時計- nonya自由詩21*12-3-3
かなしみを知らない- 壮佑自由詩26*12-3-2
瑠璃色のオトマトペ- るるりら自由詩14*12-2-19
無題(メモ書き)- 中川達矢自由詩512-2-18
黒い海- 真山義一 ...自由詩40*12-2-17
みづかき- そらの珊 ...自由詩5*12-2-17
ふるる- アラガイ ...自由詩19*12-2-17
フォエバー- ふるる自由詩7*12-2-16
海底の書斎- 殿岡秀秋自由詩1112-2-15
星々に促されて- かんな自由詩11*12-2-15
蛇水愛- るるりら自由詩14*12-2-14
喫茶「扉」にて_- 服部 剛自由詩812-2-14
ベートーヴェンの夢_- 服部 剛自由詩2*12-2-14
- salco自由詩31*12-2-11
- 草野春心自由詩8*12-2-10
風の折れる音(「末路」改稿)- 草野大悟自由詩4*12-2-8

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