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なんだか秋のひかりのなか

あなたが誰かと歩いている

ぼくもそうさせて貰えてた

ぼくもそうしていたかった


黄色いひかりが水色に舞う

影が空の色とよく似ている

かさかさ風が葉を落とすよ


 ....
きたないこころなんかない

こころに闇なんてないから

こころには光しかないから

みんな何かになりたいんだ

ただそれだけのことなんだ
空が青灰いろなのは

月のひかりが染みているから

宇宙のしたで愛し合うのは

ぼくがあのとき生きていたから

あなたのくれたメルヘンを

ぼくは死んでも裏切りません


タ ....
朝焼けのむこうに

夕焼けは終わり

夕焼けのむこうに

朝焼けは始まる

海のむこうに地は始まり

地のむこうに海は始まる


愛別のむこうには離苦がある

春の夢だった

離苦のむこうには愛別があ ....
山奥の露天風呂から

まるい鏡みたいな月光る

あなたの美しい心だけが

輝きのなかに吸われてる

山奥の露天風呂から

寝そべるオリオン座光る

あなたの切実が七つある

 ....
牧場のレストランの窓辺から

光が奇跡のように射していた

ここにぼくが存在しなくても

光は奇跡のように射していた


だからぼくはこう思ってん

だから奇跡やって思ってん

ぼくなんかおらへんくて ....
ねじを巻いて時を逆に進ませた

おはよう女の子

もうすぐ朝日だ

こんな毎日の風景に

マイナス100度が

走ったり

駆けたり

こんな毎日の風景に

マイナスイオン香が

撫でてくれたり

晴 ....
あなたの時が動いていることを

だれかの切実になり果てていることを

思うと

マイナス100度の

しこりが駆け抜ける

だって仕方がないじゃないか

怪我して当然なんだ

生きて愛して戦った

あ ....
朝からの冷たい雨がやんでいた

野戦病院が濡れていた

夜気が目鼻を洗っていた

美しい白をぼくらは調べていたのだ


怪我ぐらい

当たりまえの話じゃないか

生きて愛して ....
インフルエンザワクチンを受けに町の医院にゆく

一年にいちどここに来る

蛍光灯の白いひかりが湿っぽい

なんだか懐かしいような気がしてくる

そとは濃い青灰いろの雨上がり

血圧 ....
月はたった

29日で満ち欠けを繰り返すけれど

宝くじはほんの

ひと月で当たり外れがわかるけれど


もうすこし

時間のかかることの方が

世の中には多い

クリス ....
食卓のきんぴらごぼうを幻視していた

なみだがこぼれるのは

いったい何故なんだろう

暖かいひかりが胸に貼りつくのは

それが針のように煌めいているのは


帰るところなんかなかった

ひとりでいる ....
月はひとつで

星たくさん

孤高に見える星だけど

星にはたくさん仲間がいます

でも月も

青に寄り添う

せつない愛です

それがなんだと言われても

そう思う
 ....
午後の光が池の面に煌めいている

前の組が進み後ろのひとが打つまで

俺はその煌めきを見つめていた

待っているあいだに力んでしまわないように

意識を煌めきに移していた

パーボギーパーパーと続いて ....
町の公園のまえを通ると

子供たちが色んなところに座って

ピアニカやたて笛を吹いていた

外灯に照らされた街路樹が美しい

足をとめるのもあれなので

それを横目に通り過ぎてゆく

小学校の音楽祭の ....
気になるひとにメールして

高速にのる

そして交響曲第五番を選択する

肌寒くなるとチャイコフスキーが欲しくなる


カラヤンが楽譜を設計図にかえる

カラヤンが演奏を建築にか ....
きみの楽しいメルヘンを

ぼくはもう聞けないのだ

きみのあわてん坊の優しさに

ぼくはもう包まれることはないのだ


ぼくは裏切られているのだろう

きみは抱かれてもいるのだろ ....
気持ちを放る

それを避けられる

遮断される

それで気づけよということなのだろう

でも

放った気持ちは

どこへゆけばいいのだろう

放った相手の

コレクショ ....
夜風が強く吹いています

あなたの町でも風は強いですか

月が外灯よりも明るいです

あなたの町でも月は明るいですか


木々が夜風に鳴っています

ぼくを風がなぶっています
 ....
ゴルフ場に紅葉を見る

紅や黄や茶はまだ淡い

いい匂いがほんのりと

地球の隅でほんのりと

遠い空を見つめている


文字を連ねあって

声を交わしあって

瞳に映しあって

互いにたてる音を

 ....
きょうもまたゴルフだ

紅葉がはじまっている

朝早くの雲に虹がかかっている

なにかの前触れだなんて言わないで下さい

大切なひとが怖がってしまうから


素振りをせずに打ってゆく

俺のボールは高 ....
ああ愛おしい人生よ

おまえは小船か

手提げ鞄か

それともおまえは海原か


素直なひとみで宙を見つめよ

頑なな現実で宇宙に存在せよ


ああ愛おしい人生よ

おまえは小船か

手提げ鞄か

そ ....
ベランダから

月が淡く揺れていました

今朝くもり空に虹がかかっていました

朝日に口から水しぶきを吐いて

ふたりで虹をつくりました

とぼとぼと家路をたどります

ベラン ....
目には目を、歯には歯を

復讐法として有名なこのハンムラビ法典の一節に

ぼくは異をとなえたい

この一節を

簡単に復讐法と言って片付けてしまっていいのだろうか

あなたのメルヘ ....
ふたりで歩けばいつも

楽しいこともせつないことも沢山あった

もうここを

誰かと歩きたいとは思わない


霧のなかのフェアウェイをゆく

ラフの方の木々が幻想的だった

 ....
ゴルフ場は途中ガスで煙った

灰色のガスで出来た建物に四方を占拠されたみたいになった

キャディーさんに方向だけ教えて貰ってその建物に打ち込む

ボールがちいさな点になってガスのなかに消え ....
あなたのかたちで

ぼくは欠けていた

ちんちんをいじり

あなたをもとめる

そしてハッとして

それをやめるのだ


そんなんじゃない

そんなんじゃない


あなたのかたちで

ぼくは欠けていた ....
飛行機がまっぷたつに割れて

僕は死を確信せざるを得なかった

シートごと乗客が

つぎからつぎへと剥がれて空に消えてゆく

僕にはするべきことがあった

悲しいくらい真面目に当た ....
箱根の夜は真っ暗け

会合の二次会をぬけて

ベッドに潜りこんだ


みなが言ってることは正しかったのだ

蓮舫が責める口調で別れを切り出した

事業仕分けの対象となった施設だった

僕は三億で施設を ....
夜空のまえに宇宙です

茫漠がしんしんと降り積みます

オリオンか

雨か

分からぬほどに酔っています

あなたは黄いろが好きなのです


おばあさんのベッド

窓ガラ ....
殿上 童さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(682)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なんだか秋だ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-11-13
- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-13
雲海の誓い- 吉岡ペペ ...自由詩211-11-13
愛別離苦- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-11-12
山奥の露天風呂から- 吉岡ペペ ...自由詩211-11-12
光射す- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-11-12
おはよう女の子- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3*11-11-12
千夜一夜の物語- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-11-11
ぼくらの戦争- 吉岡ペペ ...自由詩211-11-11
雨上がる- 吉岡ペペ ...自由詩311-11-11
生きてゆく- 吉岡ペペ ...自由詩211-11-11
暖かいひかり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-11-10
せつない愛- 吉岡ペペ ...自由詩711-11-10
ありがとう- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-11-10
外灯と街路樹- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-11-10
運命の動機- 吉岡ペペ ...自由詩211-11-10
楽しいメルヘン- 吉岡ペペ ...自由詩211-11-9
宇宙のものまね- 吉岡ペペ ...自由詩1111-11-9
クレヨンしんちゃん- 吉岡ペペ ...自由詩711-11-9
慕情- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-11-8
なにかの前触れ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-11-8
存在- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-11-8
ベランダ- 吉岡ペペ ...自由詩211-11-7
傷ついたメルヘン- 吉岡ペペ ...自由詩211-11-7
ふたりで歩けば- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-11-7
霧のなかに- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-11-6
あなたのかたちで- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-11-6
一生一緒- 吉岡ペペ ...自由詩311-11-6
箱根にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-11-5
お月さま- 吉岡ペペ ...自由詩611-11-5

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