すべてのおすすめ
学校とお家のあいだにバイト先があった
それは地理的なことだけではなかった
それは社会的なことだけでもなかった
それはこころの問題のような気がしていた
空が澄んでいた
影が水色だった
なまえ ....
窓際にクリスタルを置いている
西日があたると椅子に虹ができる
赤
黄色
きみどり
水色
青
この順番でくっきりと現れるのだ
窓際にクリスタルを置いている
色はその色を跳ね返す
跳 ....
ホールインワンみたいに
あなたと出会って好きになるみたいに
月と地球と太陽が一直線になる
めずらしいことだから
自分が何かに上達したみたいに
あなたを最後思って死ねたみたいに
楽しいし嬉 ....
日だまりの道で
おーい
ここだよー
たましいが
おたがいに呼んでいた
おーい
ここだよー
日だまりの道で
ぼくらは人生をやさしく見すぎていたね
すこしばかり時間にうるさい所だったね ....
新規事業として計画しているレストランについて
既に上場を果たしているレストラン経営者に話をしたとき
素人が手を出して成功するような甘い業界ではない
僕の名刺を裏返したりしながらそう憎 ....
今日は朝から空が鏡のようだった
こんな日にあなたと会えたら
空を歩いたら
昼も夕方も
雑踏も並木道も歩いたら
夜空には星が散らばっていた
オリオン座を揺らしなが ....
とけてまっすぐチョコレート
重力まんまのチョコレート
匂いもひかりのことなんです
地球のうらがわ往復します
とけてせつないチョコレート
口をよごしてみたけれど
....
バックパックしてた頃の話だ
小屋みたいなバス停だった
そのバス停にはとうとうバスが来なかった
あたりは畑で夜は誰もいなくなった
月明かりで視界は良好だった
平安時代ってこ ....
そばに聞きたくなるだけで
勝手に仕打ちを勘ぐったり
心にもあることで憎みだす
それが嫌でケイタイを開く
きみの写真を見つめる
ぜんぶ思い出している
自分で切なご ....
離陸が1時間遅れるとのことだった
ムシムシとする空港で
本を読んだりガムを噛んだりして過ごした
ぼくは異邦人だった
どこが?見た目が?
それは同じ日本人どうしでもそうだ
でも異なり方が違っ ....
ジャカルタ行きの便を2時間待っていた
雨雲だったが滑走路はまだ濡れてはいなかった
雷がごろごろ言っている
クアラルンプールの町の一角にも
たぶん親に見捨てられた姉と弟がいる
彼らはマレー語で ....
6時間の飛行も
ビジネスクラスなら自分の部屋のような快適さだ
がまんばかりの世の中だから
お金で解決出来ることは
全てわがままを通すようにしている
人間の最大の欲望は
人と心で交わりたい ....
ヨシミが自転車から転げ落ち
あのとき幻視したブルーは
ぼくが描いたことなのだから
イスラム圏のブルーもいずれ
ぼくが物語にととのえてあげるよ
そこかしこにブルーがあった
ブルーのことなら ....
今日ぼくは仏教遺跡に行った
ここは1200年前の仏教徒たちのメッカだったそうだ
南国の木々に縁どられた田園風景をバスで走る
途中火山灰の土石流にやられた復興中の町を通る
バスから降りる
暑く ....
ぼくを傷つけたことを
普通のこととして配慮しよう
今夜彼女をむしょうに尊重したかった
そのくらいぼくは今
普通を探しているのだろう
インドネシアやマレーシアでは
大半のひとびとがイスラム ....
マレーシアは医療費も学費もただだ
それは石油があるからだ
私たちも天然資源の採掘に金を投入すべきだ
短絡的にそんなことを考えながら
クアラルンプールの郊外を
プロトン車に ....
隣でだれかが死んでも
予定通りに旅は続いてゆく
人生は旅なのだ
人生はやはり旅なのか
悲しみに傷ついていいのは
たぶん旅びとの俺だけさ
あの時あなたのなかに入っ ....
気持ちいっぱいあるよ
ぜんぶ愛しい気持ちだよ
そうなりたかった気持ちだよ
そうなりたかった気持ちなんだよ
みんななんかのものまねしてる
気持ちかなんかもものまねしてる ....
小皿に食べかすの
干からびた梅干しがのっていた
なぜか醤油の渇いたぶつぶつのシミもあった
これ、おまえの食べかすやろ、
ぼくがそう言ったらきみは笑った
俺、梅干しデカ ....
声ききたなんのを
がまんしてる
がまんしてたら
いつか爆発してまう
夜空はベランダにある
煙草を吸ってみる
ウィスキーをなめてみる
傷ついてやるさ
....
あ、まんげつ。
ちょっとまんげつじゃないけどな。
かじったんかな。
なめたんやろ。
キャンディみたいに。
そんなメルヘンが聞こえた
いつ偶然出会っても
そ ....
夜はきっと早起きだ
その発見はとても痛快で楽しかった
おんなじ気持ちで
夜の哀しみに同苦したいとも思った
両方の膝をわしづかみにして
あなたのすべてを見つめたい
あなたの両腕を優しく支え ....
いやなことを幾つも並べて離れるよりも
憧れの気持ちを受け入れて傷ついていたい
人間の幸福なんて百年も残らないのだから
信じてもらえなかった原因を考えるよりも
今日一日どう生きるかを考えていた ....
俺もそうなろう
おひとよしは返上する
助けてくれだとか
おんなじ気持ちだとか
そんなものに対しては
死ね、とはっきり言ってやろう
引きずりこまれるな
そんなものに対しては
死ね、とはっ ....
クルマはしんとしています
埃の匂いが湿っています
くもり空の朝
東京ではじめて運転します
なわとび
正解
かわいいな
ベランダ
吐息
かわいい ....
きょういちにちの
俺のつかれ差し出せよ
今夜もまたワインよ
いちにちのつかれ俺に差し出せよ
夜風に吐息を
ふきかけられた
もう二度と会えないひとなんて
ほ ....
外灯を見つめる
それが照らした淡いアスファルトの
気配を今にかさねている
自転車の影が消える
町がだまって現れ続けている
ひとのこころを見つめている
たぶんそう ....
なにがそんなに
おまえらめんどくさいんだ
こころに闇なんかない
そんなことで片付けんな
夜露を見てみろ
鍵を返した夜
泣いていた女の子
こころの光しか
宇宙にはないんだよ
なにが ....
マンションの契約をした
布団と冷蔵庫があればいい
あとはゴミ袋があればいい
出張の夜さびしくならないように
どうせひとりなんだ
もっとひとりになっちまえばいい
よくゆく都市の勝手知ったる町 ....
夕焼けのうえ
あれは宇宙だ
夕焼けと宇宙のあいだ
あれは透明のグラデーション
宇宙と夕焼け
透明と夕焼け
夕焼けのうえ
あれは宇宙だ
夕焼けと宇宙のあいだ
あれは透明のグラデーシ ....
殿上 童さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト
(682)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
青い帰り道
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吉岡ペペ ...
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2
11-12-21
赤黄色きみどり水色青
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
11-12-19
皆既月食セレナーデ
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
11-12-10
日だまりの道
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
11-12-5
鉄人の言葉
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
11-11-27
あなたと歩いたら
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
11-11-26
チョコレート
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
11-11-25
エジプトの木
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
11-11-25
心にもあること
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
11-11-24
視界
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
11-11-24
クアラルンプールにて
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
11-11-24
クアラルンプールまで
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
11-11-24
イスラムブルー
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
11-11-23
仏像の手
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
11-11-23
今夜彼女を
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
11-11-23
顧客はだれか
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
11-11-23
旅をするひと
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
11-11-23
気持ち
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
11-11-23
梅干しデカ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
11-11-15
がらんとした部屋
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
11-11-15
なめたんやろ。
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
11-11-15
夜の哀しみ
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
11-11-15
人間の幸福
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
11*
11-11-15
俺もそうなろう
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
11-11-15
かわいいな
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
11-11-14
きょういちにち
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
11-11-14
静かな町
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
11-11-14
こころの光
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
11-11-14
ひとり
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
11-11-14
夕焼け
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
11-11-14
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