すべてのおすすめ
ねぇねぇ
あいのおはなしをしましょうよ
…嫌だよ 愛は曖昧だ
じゃあ
みらいのおはなしをしましょうよ
…未来は今決めることじゃないと思うんだ
うーん それなら
わ ....
お隣に
君の横顔があります
白いうなじが光って
クラクラ目眩
音鳴りに
君の好きな歌が聞こえます
幸せそうに鼻歌うたって
キラキラ二重
大人なりに
君の良いところを褒 ....
いつからこんな所にいたんだっけ
寝転んで
床に耳をあてて聞いてみる
足がくすぐったい
口の中 鉄の味がする
白い部屋に
白いワンピースが1つ
真っ黒の私が1人
閉じ ....
私ね、月から来たんだよ
って君が言ったこと
最初は信じなかったけど
本当だったんだね ごめんね
天に架かる橋が
地からのびた日
君が裸足で近所の公園の
ジャングル ....
せっかくだから
手を繋ぎましょうよ
ここには私たち以外
誰もいないから
恥ずかしくないでしょう?
寒いんだから
あなた冷え性なんだから
手を繋ぎましょうよ
帰り道 一緒に帰 ....
あのね あのね
夜の交差点
五月蝿くて
時を止めたの
タイツを脱いで
アスファルトと接する足が
痛くて ゾクゾクするの
高級車に引っ掻き傷をつけて
十字の交差点で
見 ....
私がずっとこわいこと
大切な人が
泣くこと
死ぬこと
大切な人を
嫌いになること
殺そうとすること
それよりもっと
こわいこと
人を好きになること
あな ....
閃光の一瞬
浮く身体
空を駆けて
目指すは銀河
今見えるものを
全て振りほどいて
新しい世界を僕と見よう
真っ暗闇を怖がる時間は
もう終わったよ
尖った星の欠片 ....
今改めて触れると
冷たいね 悲しいね
今あなたにも声聞こえてますか
いくら科学や技術が進んだって
あなたが息をしていなければ
意味がないはずなのに
あなたが死んでから5年
....
眉上ちゃんは
モンブランが好きだ
この前近くの美術館の
帰りに寄ったケーキ屋で知った
“パスタみたいで可愛いよね”
眉上ちゃんは
よく質問をする
物理の授業中 ....
君は 山が焼けてゆくの
美しいと思ったことないかい?
緑と赤は補色同士なんだよ
混ざったら黒になるんだよ
今までの世界は
少し手を加えることで一変する
僕がどうしてこんなこと
ずうっ ....
なんだかむしゃくしゃしてしまって
ごめんね
そんな風にするつもりは
全くなかったんだよ
僕のハサミが
丁度君の心臓の裏に刺さったから
スイッチが入ったと思ったんだよね
扉を開 ....
あなたが深いところに落ちないように
手を差し伸べて 支えていきますから
私が寂しくならないように
どうか お隣にいてください
でも笑ってばかりだと変だし
二人で泣いたりすると ....
午前2時15分の約束
ふたりあわせて
むかって 踏切
合言葉は
透明な電車にかき消されました
音のしない午前2時40分
住宅街 青い月 砂浜
波の音だけ 鼓膜を撫でる ....
髪の毛を30cmも切りました
前髪なんて眉より遥か上
やけくそですよ、ええ
課題プリントたくさん破りました
おかげで部屋は紙屑だらけです
やけくそですが、なにか
ごはん ....
あなたの色
今は真っ青で
深い海の青です
最近海に沈む夢を見るんです
それきっとあなたのせい
まあ、溺れそうになったら
誰かの左手が引き上げて
バッと 汗だくで
目が覚 ....
ワンルームマンションの一室で
カーテンを締め切って
電気も消して
簡易プラネタリウムつけながら
大音量で
エレクトロニック聴いてる
目がしぱしぱして
赤 青 緑に
部屋が点滅し出す ....
空が暗く静かで
空の色が溶ける海
暗くなって
あなた何かを探すために
背広のまま海へ飛び込んだ
その下に黒い影が見えたから
嫌な予感がして
砂浜の私
必死に手を伸ばしても
....
金木犀
私好きなんです
少し香るぐらいが
香りすぎると
体を蝕んでいくようで
クラクラします
あの日
道で立っていたときも
こんな匂いが
あなたの首筋から香って
火照っ ....
目と目
あなたの目
私の目
茶色の目
真黒の目
映る世界に
フィルターがかかって
白黒だった昨日
海辺で手を繋いだ時
海の青さと
手の温もりに
涙がでた気がした
....
私の道
私しか見えない道
私だけが見える道
私の中から出てきた色が
道を作り始め
一直線に伸びた日
ひたすら歩き続けて 続けて
重なる道を見た
淡い色のその道の主人は
& ....
23:59の私
00:00の私
日付は変わったけど
1分でなにが変わったかな
真っ暗闇に進んでいる
けれど気持ちが幸せで
思う気持ちが大事で
思われることは素晴らしい ....
3時のワルツ
日が照って
暖かい風が吹く頃に
今まで知らなかった
あなたのために
手取り足取り
教えましょう
1・2・3のリズムで
私が左足を引いたら
あなたは右足を出し ....
少し冷たい朝に
悪い夢を見て起きる
深呼吸で
心を落ち着かせる
坂を登る前に
嫌なこともあるけれど
深呼吸で
前向きになる
すれ違うあの人と
目を合わせるか合わせまい ....
電波で繋がる
伝わる? 私たち
画面の奥
喜怒哀楽
目隠しされたみたいに
ほんと?と聞いて
ほんとさって言う
あなたの目はほんとじゃない
画面を通すと
素直になる ....
夏の終わり
夢の終わり
花火が散るのを見届けたら
一人誰かいなくなった
誰かわからないことで
傷ついて 穴が空く
今私に降りかかる
呪縛とか 幸せとか
全部 全部
....
街の中で
あなたに呼び止められた気がして
街の中で
あなたの服の匂いがした気がして
街の中で
あなたに会いたい気がして
ふりかえって
何もない道
何も聞こえない
....
もし私が
あなたの目の前に
立っていいとしたら
もし私が
あなたの目の前で
MG69を持っているとしたら
もし私が
Aメジャーセブンのコードだけじゃなくて
他のコードも出来 ....
誰が
悲しいを決めて
誰が
嬉しいを決めて
誰が
面白いを決めて
誰が
生きるのを決めて
誰が
死ぬのを決めて
誰が
この世界をつくって
誰が
....
今日は月で明るいから
すこし外をあなたと歩く
真っ暗だった足元は
いつの間にか明るくなって
手を引いているあなたは
少し寂しそうな顔するんだね
君が地上へ降り立った日
天 ....
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