すべてのおすすめ
涙を拭いた君は くしゃくしゃになったティッシュを
燃えないゴミ用のトラッシュボックスに投げつけた

燃える用のやつに入れなきゃだめだよ
僕が久しぶりに搾り出した言葉は
後悔さえ出来そうにない ....
髪を 切った 襟足の ひみつ から

娘たちは 飛んで ゆくと いう

純朴な 神話が 解かれて いる

風祭を 孕んだ {ルビ帆用飛行艇=はんようひこうてい}の 陶酔は

 ....
べれいれん…だなんて
あのひとが新聞に目を落としたまま
ひとりごとを言ったような

ヴァンヘイレンがどうしたのだなんて
おまぬけな返事をしてしまった
わたし

べ平連
ベトナムに平和 ....
何ゆえあたしは起きているのか。
人が眠る時間に。

ああ、冷凍庫の変な安いアイスでも食せばよいのかしら。
もう意味がわからないわ、広い広いこの地球にいてガリガリくんを食べるなんて。


 ....
雨とともにぼくたちははげしくなった
ルルルとラララを細いこえで
掻き消せるようにうたいつづけ
うちがわからやってくる爆発の
衝撃にたえられるように
にぎりしめながら
よりそっていようとした ....
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく

しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく

戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦 ....
                      07/07/30




不連続な顔を揺らして
新幹線の列車が通る
チラチラと漏れる明かりが
旅情を誘うが
いつまで経っても新幹線と呼称さ ....
するうり
抜けるような巣立ち
さようなら、無垢な瞳
降り立つのは戦場
ナイフと機関銃どちらを選ぶ?

踊るように
歌うように、あなたは
永遠を空へ放った

よごれた手のひらで
つ ....
遠くを思う

思うが積み重なる

それは思う時間で

測定される


もしかして人間って奴は

がらんどうの愛のなかを

すさまじい時間をかけて

きらめいたりしずんだり ....
電話が鳴る
漆黒の闇の中から

それは誰でもない
誰かからの沈黙の暗号

受話器の向う側へ
言葉の無い声を弄る
焦げ臭い私の指先

電話が鳴る
跪いた気怠さの上に

凶器に ....
ほとばしるような朝だった。

私は何者かの言葉で
急かされるように目を覚ました。

すべては夢であったと
この期に及んで、
何に対して言えばいいのだろう。

解せないことが多すぎるか ....
空が滲んでいる
夏の午後の昼下がり
遠くからだんだんと自分の方へ
その暗闇が近づいてくる
あっという間に
滲んだのは空だけではなくなった
明確だった単語や熟語の中を
その雲は浸透してくる ....
ねぇきみ、今何してる

ぼくはそうだな、陽が落ちるのを横目で見てるよ

ねぇきみ、今何を考えてる

ぼくはそうだ、きみのことを考えてたかも


だってほら、ぼくのてが、きみと話し ....
ご存知でなかったようですね
新着Eメールを問い合わせた際に
「新着Eメールはありません」と表示された回数は
しっかりとカウントされているんです
そしてそれが一定数を越えた方
ええと非常に申し ....
纏わりつく感触の群れに足を止め
アスファルトに革靴を叩きつける
ごぼごぼ夜が沸きたつ

燃え尽きる花火の匂いに
車が一台、点滅する信号
止まり、あるいは駆けて
生まれる空行と

なつ ....
18歳のわたし
初めての アルバイト
働いてみたかった ただ それだけだった

ひょんなことから 15歳のゆきちゃんと巡り会った
「家庭教師をしてください」
でも、ゆきちゃんにはお金がなく ....
 
切ったり
張ったり
破いたり
繋げたり
 
試行錯誤して
誰かを
羨んでみて
 
突然降り出した雨に
眼球洗われながら
思う
 
私は、ひとり
 
私という
宇宙 ....
容量は3KB そんな感情集落
20年物のスーパーハードで
100GB超越してみる
 
本体は埃被った藁人形
泥が跳ねる度 奇声をあげる旅
 
ロックを解いて 声をくれないか
脳を掻き乱 ....
蝉が鳴く

その風を

重い日を浴びて

歩いてゆく

ほぼ手ぶらで

携帯と

選挙の紙だけ持って


国民であることを

信仰とはきちがえる人

単なる仕事の ....
いのちは
大観衆に埋められた
ステージの上で
歌いたがっている
鳴り止まない拍手を浴びたくて

いのちは
気を失うほど
ビールをとことん
飲みたがっている
みんなを笑わせ
喜ばし ....
蝕まれる日のいろをぼんやりと眺めてた
次の宇宙がうまれるまで
ぼくらはここに立たなくちゃならなかった

一度でもきみがさみしいを言っていたら
ぼくだってその腕をつかんで  ....
砂糖を自分に振りかけたら
あっという間に
セピア色。

哀愁は空に浮かんでいたけど
めんどくさいから
つかまえようとはしないよ

光の風は夢の中に。
いい景色見たかったから
今日は ....
誰もいなくなった
青い公園
やさしい風が吹いて
 

時が、
止まった

 

君の揺らしたブランコ
散らばってるビー玉
遠ざかる虹の色
その
すべてが、
輝きを失 ....
 
 
 
愛して ほしい
 
信じて ほしい
 
求めて ほしい
 
笑って ほしい
 
泣いて ほしい
 
感じて ほしい
 
怒って ほしい
 
言って ほしい ....


わたしの住む町にはトンネルがある
トンネルはぽっかり口を開いて
雨の日にも晴れの日にもただ
怠惰そうに横たわっている

トンネルってなんだか産道みたいだ
トンネルを通り抜けるとい ....
おそうめんを食べていると
だんだん体が軽くなってゆくようだ
でも夏はあまり高く飛べない
空気がにごっているからだ

わたしはお座布団の上で正座したまま
少し浮いて
おそうめん ....
風になった
 あなた 
  が さする 

星の瞬きは
 永遠という
  はかなさを

 楽譜に残し

美しいなんて
 残酷な想い出

 聞くことのない
  あなたの調べは ....
オレンジ色の景色
カラスの群
手を繋ぎ歩くふたり
ただ、それだけの風景
 

混ざりあう海の色
水彩じゃ
描けないような
深い 深いブルー

 

きっと
今日も明日 ....
この草のにおいを意識し始めたのは、
いつからだろうか。
翳る当為が、こおりのように漂い、
透きとおる幻視画のような混濁のなかで、
きみどりいろに塗された、切りたつ海岸線が浮ぶ。

冬の呼吸 ....
沸騰させ過ぎて死んだ
白血球と赤血球が
私の掌で涙を流していた
 
お墓をつくってあげる

火をつけたはずの私が言うから
組織液まで煮え繰り返ってきた
 
 
真夏日が続く
そ ....
ゆるこさんの自由詩おすすめリスト(470)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
燃えないティッシュ- 楠木理沙自由詩607-8-3
ライトニン- モーヌ。自由詩22*07-8-3
ラブアンドピース- 恋月 ぴ ...自由詩22*07-8-2
ガリガリくん- 山内緋呂 ...自由詩16*07-8-1
雨とともにぼくたちは- 構造自由詩607-7-31
- 北大路京 ...自由詩18+*07-7-31
コーヒープリン- あおば自由詩8*07-7-30
Good-bye,_seventeen.- なるせ自由詩107-7-30
遠くを思う- 吉岡ペペ ...自由詩507-7-30
沈黙- 松本 涼自由詩607-7-30
南アメリカ大陸の布団- ブルース ...自由詩3*07-7-30
空が滲んでいる- ぽえむ君自由詩19*07-7-30
携帯を握り締めてもうわの空- リュウセ ...自由詩307-7-30
(株)新着Eメール問い合わせセンター- 楠木理沙自由詩1107-7-30
熱砂- 月見里司自由詩507-7-29
ゆきちゃんの想いで〜教育についておもう〜- 池中茉莉 ...自由詩9*07-7-29
摸索- 葉流音自由詩307-7-29
声紋ビート220- にん げ ...自由詩107-7-29
選挙の日、その昼下がり- 吉岡ペペ ...自由詩107-7-29
いのち- 乱太郎自由詩21*07-7-29
いつか世界の終わりで- アオゾラ ...自由詩12*07-7-28
ミッドナイト- ゆうさく自由詩2*07-7-27
セピア- アラモー ...自由詩207-7-27
生きているから- 青井 茜自由詩3+*07-7-27
トンネル/天国/書店- 吉田ぐん ...自由詩2107-7-27
おそうめん- 吉田ぐん ...自由詩907-7-27
- 乱太郎自由詩18*07-7-26
インディゴ- アラモー ...自由詩207-7-26
感傷的な夏より—連弾する午後の夢- 前田ふむ ...自由詩33*07-7-26
鍋と氷と出血多量- 青井 茜自由詩5*07-7-25

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