依存したいだけ

依存してたいだけ

たくさんの意味を付加したいだけ

背負って欲しいだけ

結局怖いだけ

一人が怖いだけ

一人が怖い自分が好きなだけ

一人が ....
海は泣いている
行き場のない涙が、あれ程までに溜まっているのだから

あれは地に邪魔されているのだろうか
それとも励まされているのだろうか
悔しそうに右往左往する姿は
届かぬものへの憧れ故 ....
夢を見てたのかも知れません。

見せられたのかも知れません。

僕は何も知りません。

とても、とても。

幸せな夢でした。

とても、とても。

悲しい夢でした。

何も ....
もう戻らない
時計の針は

覆水盆に返らず

もう遅い
今じゃもう無理

随分経った

時計の針は
回りすぎた

何処にも
誰にも
分からない

だってそうだろ
あ ....
  「コンクリート・リゾート」


最後に僕がここに立った日
それはきっと、セピアンブルーの日
変わったものといえば
角のコンビニエンスストアの名前くらいで
もしかしたら ....
透明ノイズに蝕まれた
群青の朝
緩やかな車道に
転がる子ども
すやりすやりと
寝息をたてて
空気を摘んでは
浄化してく
 
優しさの合図は
いつだって知らぬ間の奇跡
星降る夜の  ....
赤レンガの教会を目蔭をさして見上げたら
十字架が 落ちてくるように見えた
それは流れゆく雲の見せた錯覚

落ちてきたのは唯、その影


その日 空は嫌になる程 青くて
私は天に心を見透 ....
満月に小指を立てて
ぼんやりした小指の輪郭
私は月光の輪郭しか認識出来ない

手紙頂きました
メールは軽石の投げ合いですものね
お金と時間を費やすに値する
重たい言葉


でも 見 ....
弱くなりたい。

弱くなりたい。

一人で居れる。

強さは要らない。
始まりの雨は容赦無い美しさで
僕の意識をもぎ取って言った
これで悲しくなどないだろう
そうして溺れてしまいそうな涙を
拭うことなく包み込んで
泣き声すら包み込んで
暗い夜に薄鼠色の夜明けを ....
だれかが泣いている
ぽたぽたと
落ちてくる涙
ぽたぽたと

悲しいのではない
うれしくて
土が若さを取り戻し
草木がはしゃいでいるから

だれかが泣いている
ぽたぽたと
落ちて ....
もう、止めようか。

からっぽの砂時計を眺めるのは。

明日の風が吹いても、砂は入らない。

「泣き砂」でも入れようか。

どこにあるか解らないけど。


ほら、上を見てみ。
 ....
電話が鳴る
漆黒の闇の中から

それは誰でもない
誰かからの沈黙の暗号

受話器の向う側へ
言葉の無い声を弄る
焦げ臭い私の指先

電話が鳴る
跪いた気怠さの上に

凶器に ....
ご存知でなかったようですね
新着Eメールを問い合わせた際に
「新着Eメールはありません」と表示された回数は
しっかりとカウントされているんです
そしてそれが一定数を越えた方
ええと非常に申し ....
                    070729
偶然が
偶数を生んだと
信じていたのだけど
奇数が居なかったら
偶数も居ないのかもしれないと
偶数は1人では寂しいから
奇数を寄越し ....
あの日 あの時
あのひかり
受け取ろうと 手をのばす

ひかりはおちて いのち生み
あなたの瞳に 映る星

その日 その時
その笑顔
えらぶ道にしるし無く
それでも先に ....
纏わりつく感触の群れに足を止め
アスファルトに革靴を叩きつける
ごぼごぼ夜が沸きたつ

燃え尽きる花火の匂いに
車が一台、点滅する信号
止まり、あるいは駆けて
生まれる空行と

なつ ....
映写機のフィルムに
小さく写る
笑顔に気づいて
 
囃す言葉
幸せと実感
少しも嫌悪はなくて
 
青い鳥みたいに
僕の遠くを
羽ばたいている君
 
曇り空は
いつしか晴れて
私は死んだので
私の体を抜け出した
いつか死んだらきっと飛べるだろうと思っていたから
私は飛んだ
町中を飛び回った

何人かの人と目が合った
けれど何も尋ねられなかった
飛ぶことができ ....
猛禽がゆく
絞めつけるように羽ばたいて
海を捨て
空を切り分けた
陸に住めなかった
みずからのつばさこそが病

うしなった爪で
満ちるうつろを掴み
嗚、と
ひとこえを残して
猛禽 ....
高く留まっている小鳥は
降りて来ない

輝く羽を守りに入る
汚れた手で失うなら鳴く事は無い

誰が為に地球は回っていると感じる


私かも 僕かも あなたかも


そんな高くに ....
こんなにきれいな夜には きみと一緒にいたい

夜空をこえてきみのもとへ 飛んで行けたらいいのにな

叶わぬ空に ぼくは願うよ

きみの他にはもう何もいらないから
澄んだ滴が軒から落ちる
木々のざわめき
静寂なる空間
生命の呼吸

やんちゃな少年
廊下を走り回る
走馬灯がくるり
猫がゴロリンコ

植物は優しい
落ち着かせてくれる
楽しくさ ....
こんどは

そらだけを

みつめて

いきられる

ものに

なりたい
ふと顔をあげると
刃物を袖に隠した風が
私めがけて襲い掛かってきた
風は私は殺そうとした


わたしの住む町にはトンネルがある
トンネルはぽっかり口を開いて
雨の日にも晴れの日にもただ
怠惰そうに横たわっている

トンネルってなんだか産道みたいだ
トンネルを通り抜けるとい ....
あの時、でしょうか。

あの場所、でしょうか。

僕は、心を奪われたのかも知れません。

僕は、心を置き忘れたのかも知れません。

いつの日か、盗りに行かねばいけませんね。

この ....
コンビニで
買って来た耳栓は


誰かの言葉に
惑わされないように


君の言葉
聞こえなかった


自分の声すら
聞こえなかった


喋っているのか
喋られているの ....
人の描きしものをおもう

哀しみは空を翔ぶ











この雑踏を歩いてゆく

そんな、すれちがう街の空気までもが
ただ、きみを切り刻んでゆく


道 ....
アンドロイドになるのは容易い


右足から、脱却

酸素すらも、
身体を通れば純粋でなど
いれないのだから
僕らがプラトニック、で
在り続けられるはずはない

ので、 ....
零椅さんのおすすめリスト(268)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
解ってる- 三条自由詩107-8-19
海はまだ良いのだろう- 太陽の獣自由詩107-8-19
ゆめのあと。- 狠志自由詩107-8-19
- kei99自由詩107-8-17
スクイグル交錯点(こうさてん)*コンクリートリゾート- Rin K自由詩40*07-8-17
吐息- ゆるこ未詩・独白4*07-8-17
視覚的絶望- 朽木 裕自由詩4*07-8-14
Really_Purity- 酸素の枷自由詩107-8-11
弱音は口だけ。- 狠志自由詩607-8-6
虹色町の入り口辺り- プル式自由詩3*07-8-2
- 乱太郎自由詩11*07-7-31
涙時計。- 狠志自由詩207-7-31
沈黙- 松本 涼自由詩607-7-30
(株)新着Eメール問い合わせセンター- 楠木理沙自由詩1107-7-30
裏表の偶然- あおば自由詩8*07-7-29
ひかり- リュウセ ...自由詩6*07-7-29
熱砂- 月見里司自由詩507-7-29
スクリーン- ブロッコ ...自由詩207-7-29
空飛び死人- なかがわ ...自由詩5*07-7-29
自戒の鳥- 月見里司自由詩707-7-28
誰もが優雅に木に絡まる- 酸素の枷自由詩3*07-7-28
そら- CALIL自由詩7*07-7-28
ワクワクワクベジ- ペポパン ...自由詩8*07-7-27
こんど- 松本 涼自由詩807-7-27
柔らかい風- Itha自由詩207-7-27
トンネル/天国/書店- 吉田ぐん ...自由詩2107-7-27
忘れ物。- 狠志自由詩307-7-27
サバイバル- ブロッコ ...自由詩2*07-7-26
- わら自由詩17*07-7-26
ライフ- うわの空 ...自由詩4*07-7-26

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