あなたの温もり。
あなたの優しさ。
あなたの唇。
あなたの手。
あなたの眼差し。
あなたの心。

もう、全て無くしてしまったよ。

いつまでも、覚えてられなくて。

どんなもんか ....
真っ白な目をして
真っ黒な頭の中を吐き出せず
それでも生きているのか
僕にはわからない

何が生きてるって事
何が死んでるって事
うつろな目をした
水槽の魚が語る言葉は
僕には届かず ....
3.

1415926535

8979323846

2643383279…



君を永遠に取り囲む僕になる。
 俺は無理をし過ぎた
 廃人寸前までいった
 太陽を見つめてイカれてしまった
 友達はかかしんぼう
 ただ、壁の一点を見つめていた

 たばこを買いにいくだけが
 俺にできること
 モ ....
死は呆気なく残酷である

豪雨が容赦なく車体に撃ちつけられる
不安と恐怖を増幅させるBGMは
中の少年に?男の子は泣いてはいけない?
というくだらない法則を完璧に無効にさせてしまった

 ....
僕が振り返ると
僕はいつの間にか
イチになっていた
ゼロを目指していたのに
気がつくとゼロを超えて
イチになっていた
願いは叶えられない
もう口付けを交わす事はない
遠い場所で言い訳を並べようと

誰に届くというのだろう
私の言い訳はまるで

雨は蟻の様に行列をなし
私の残り少ない純粋さを
蝕んでい ....
曲げないように

曲がらないように

曲げられないように


ぐる ぐるぐる

  ぐるぐる ぐる



まっすぐに

迷わず

ただ、まっすぐに


固定する



腕も


思想も
空には雲がありません
海には波がありません
街には心がありません
川には魚がおりません
野原は何処にもありません
私が知っているのは
小さな飲み屋と
一杯の酒の味
それが全てなのです。
めんどくさがりやが
めんどくさいことをしている
めんどくさがりやほど
めんどくさいことをしたがる
めんどくさいことが
もうこれいじょう
めんどくさいことにならないように
あしたがもっと
 ....
もし今私が消えてしまったとしても
君に会えて
きみ達を大好きになって幸せだったよ
この想いが届かなかったとしても
きみ達のことをただただ星の光る夜空に願うことができたから
だから きみ達のこ ....
{引用=「序」


万華鏡に
甘い想い出だけを そっと詰めて

くるくるまわして のぞきこむ

金平糖のじゃれあうような
さらさらした音がはじけて

あまりの甘さに 歯を痛めて  ....
夕間暮れて 路地 細い道

地階への階段の踊り場にある
表現主義のポスターの裏に
アンダーグラウンドへの入り口はある

古びたポスターのすき間から
白くて軟らかな光は
水がはうように流 ....
夕暮れに降り出した雨は
いつしかわた飴に変わっていた

本日の降水確率は夏祭りです
割り箸を持ち歩きましょう

町を歩くと
大人も子供もみんな
甘く優しい色に包まれながら
頭の上で割 ....
辿る旅路の道端に
思い出の花が咲いていた。

幸せに咲いた花は枯れ
苦さにつけた蕾が揺れていた。

“幼さを悔いても、道は繋がらない”

本能的に身に付けていく術は
美しいばかりに溶 ....
穏やかなニュースが部屋中に流れる

?英雄さんが殺害されました?

悪くない話しだ
英雄がいらなくなった訳だから

いざと言う時
頼りになるのは英雄よりもお隣さん
仲良くしとかなくち ....
ジョセフィン博士の勧めで
手紙で紹介された
アパルトマンに引っ越すことにした
もう親離れしなければと

0号室は管理人の夫婦が
1号室からは芸術家の卵たち
ここは芸術を育てる部屋
変わ ....
一緒に生きて死のうよ、ね?

眼球から雫
白紙に転がる鉛筆

遺書でも書く心算だったの?

泣いてなんかいないよ 
哀しんでいるだけ

凍てつく左手はそれでも君の愛を乞 ....
炎が大きくなると
みな逆に息をひそめる

瞳にかすかに邪悪なものが
やどっていたとしても

驚いてはいけない
子らは儀式の最中において
完璧に集中している
浅い眠りのなかに
潮の匂いと砂を踏みしめる音がして
わたしは海辺にいるらしかった

裸足に海水は冷たくはなく
貝殻の欠片を拾い上げても
その尖った先は指を刺さない

(きっと夢なの ....
*
タキオンが像を結び
無数のクラゲが空から
淡い光を放つ

*
どこまでも歩いていっても元に戻ってしまう
三畳間の宇宙に

*
生まれてから白痴に至る世界

*
笛を吹いて ....
水面に揺れていた
ゆるやかに身体は倒れ
一番優しかった記憶に包まれる

透き通る青色を見ていた
ゆるやかな振動が伝わり
水中に炎の原型が生まれる

水中回帰

眠りの中で眠りながら ....
受け取る形の器に手紙などよそう

近年から銀を塗られた鹿が来る

顔から火が出る者は仰向け 二十時の火

森の一本の木を凍らせ水場のグラフ

宇宙というカテゴリーに血で結ばれ挙式

 ....
ぎんいろの折り紙で
鶴を折る

ぎんいろ
それは
わたし自身を惑わす窓辺の色合い

ぎんいろの街で
あなたとの足跡を探してしまう
例え人違いだったとしても
あなたに良く似た後姿に
 ....
シュークリームの丘に登って
手をたたこう
ミルクティーみたいな空と
メレンゲみたいな入道雲
そこに居るだけでいいんだ
気付かない場所に幸福はある
こっちへおいで
僕の左手を掴みなよ。
過ぎて行った過去に
一体どれほどの意味があれば
僕らは満足するのだろう

降り出した雨に
本当はこれっぽっち意味なんて
いくら待っても無いんだろう

思い上がりに仕組まれた
鏡の中の ....
地下室からアリがウジャウジャと
地上に顔を出す

信号は赤
スクランブル交差点

一匹のアリが空を見上げている

今日も空は青い
変化に乏しい

信号は青
スクランブル交差点
 ....
血まみれに

砕けた鼻っ柱で



胸いっぱいに

吸った空気だけが



俺の居場所を

教えてくれた




 ....
よく晴れた日 
玄関を開くと 
小さい{ルビ向日葵=ひまわり}の植木鉢が 
倒れていた 

恋に傷つき震える 
君のようで 
ぼくは{ルビ屈=かが}んで 
倒れた鉢を両手で立てた 
 ....
無知は孤独を理解できない
零椅さんのおすすめリスト(268)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うそ、ひとつ。- 狠志自由詩207-7-6
生きてる化石- プル式自由詩4*07-7-3
円周率- 桜井小春自由詩607-7-1
千羽鶴- 山崎 風 ...自由詩407-6-30
太陽ヲも欺く視線_----コネクト----- 酸素の枷自由詩2*07-6-26
0- プル式未詩・独白1*07-6-24
土の中から見える月- プル式自由詩2*07-6-24
固定- 秋桜携帯写真+ ...6*07-6-22
悲しい詩- プル式自由詩5*07-6-20
めんどくさがりや- 小川 葉自由詩607-6-20
願い- 白い蒲公 ...未詩・独白207-6-19
ある雨の日より- もも う ...自由詩48*07-6-17
アンダーグラウンド- アハウ自由詩1607-6-16
わた飴前線- プル式未詩・独白11*07-6-14
『アルバム』- 見崎 光携帯写真+ ...5*07-6-12
ヒーローに殺害本能- 酸素の枷自由詩4*07-6-12
博士からの手紙(アパルトマン推敲)- yoyo自由詩11*07-6-11
凍てつく左手- 朽木 裕自由詩4*07-6-11
火遊び- 美砂自由詩9*07-6-10
夢の浜辺にて- 銀猫自由詩17*07-6-10
地下鉄- 佐藤伊織自由詩4*07-6-10
水中回帰- mayaco未詩・独白407-6-10
13回メリー- 黒川排除 ...川柳607-6-10
ぎんいろ- 恋月 ぴ ...自由詩59+*07-6-9
スプン- プル式自由詩3*07-6-9
糸電話は震えるか。- プル式自由詩4*07-6-8
メトロ- 酸素の枷自由詩107-6-6
【_無心_】- 豊嶋祐匠未詩・独白2*07-6-5
白蝶_- 服部 剛自由詩13*07-6-5
神よ- 那津自由詩307-6-4

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9