山鳥は、
 語りえない

ゴム、しゃぼん
 せかいは いとも
  かんたんに

 喧嘩する
  きみを ぼくは零す
しゃぼんのせかい しゃ
 ぼんの せかいは 簡単に
 ....
のこのこ2本のえんぴつが
ノートのはじっこから出てきました
詩なんて書くのはよしにして
今夜は夕焼けの夢を見ましょう
下手な詩は
ぼわぼわ炎で焼きましょう

くるり くるくる
 ....
お願いだからあの娘のことはもう言わないでよ
忘れられないけど忘れたいのさ
あの娘にこがれたオイラのハート
だってあの娘はいつだって
オイラのことには 無関心

無関心なのサ 

無関心 ....
どんなこと思って歩いてたのかなあ

すれ違ったひとびとと

なんかしらの交流はあったのかなあ


息子が泣きながら家に帰ってきたんだという

友達どうしの大喧嘩に怖くなったんだという ....
つかめないから

つかもうとする

するりとぬける

透明くらげ

ゆらめくあいだに

消えてしまう

とどまらないから 不安になるよ

こっけいなふり

無理なく笑う ....
 彼は準盲目のピアニストである
 普段は鍼灸按摩を専業としている
 ピアノだけではまだ飯を食っていけないからである
 彼は指先の感覚が鋭く マッサージ屋で人気の一人である
 夜遅くまで働いた後 ....
          2007/05/09

彼処に
白い雲が一つ見えます
窓の外を指さして
所感を述べる
君は表現が正確だねと
ニコニコしながら
先生は相づちを打つが
求人に来た社長 ....
取り違えられた

色の壁
名前を聞かれて
「青」
と答えてしまう

投げた
配水管の中に
あいまいな
猫が
右目がつぶれてしまって
横たわっている
弧を描いたらしい
血が ....
1、序章

また無機質に囲まれて、空調の悪いコンクリート塊の中で、くだらない話を聞く。
すべて幻ならいい。考えなくてすむ。でもそれすら無駄なこと。
考えることすら無駄なことだ。
それは人工石 ....
屈折していることを誇ってみなよ。
頓挫していることを誇ってみなよ。
依存していることを誇ってみなよ。

優しさを武器にしてみなよ。
残酷さを武器にしてみなよ。
曖昧さを武器にしてみなよ。
 ....
 時計の針は静かにキャベツを刻んでいる
 僕は暗闇の玉を抱えて外の世界と限りなく近く相対的な関係を保っている
 深夜の間は僕は自由に動けるのだ ドラキュラのように昼間は思うように動けないのだ 僕は ....
いつからうまく歩けません。
なので下を見て歩いていたら
あなたにぶつかる午前0時。

なにもなくても躓けるので
平坦な道なんてありえない
それにも飽きて午前2時。

朝露があたって
 ....
            2007/05/04


短く言えば
ロック
手短にロック
川越線のロック
東北本線のロック
東西線のロック
埼京線のロック
西京漬けの鰆を購入
ボラの ....
 トキメキを求める 浮ついてる まいらいふ
 ドキドキを求める 刺激好きな まいわいふ

 あいのぅ ゆのぅ 苔の生えぬ希望
 あのぅ そのぅ 下手をすれば死亡

 愛人の刃物が光れば
 ....
病院の最上階の病室の
眠れぬ夜に少年は
夢で作った絵具で
誰も知らない絵を描く

空は大きなキャンバスだ
ひとりでさびしい少年は
空にたくさんの友達を描きました
父親を知らない少年は
 ....
 僕はある国の宮廷道化師さ
 体が小さいんで住んでた役に立たないと村を追い出される前に宮廷の騎士に雇ってもらった
 もちろん雇ってもらう前に散々笑われたよ 「お前みたいな奴は人間じゃない。?小人? ....
正直なオイラひねくれ社会 
鎖をぶっちぎってやったのさ
慌てた奴らポリ公呼んで 
逆に鎖を掛けられちまった
サツの御殿に連れ込まれ 
いかれたアイツが囁いた
君に似合いのホテルへ行こう
 ....
擦り切れている背表紙を
後生大事に持ち歩く
付箋に躓くことを繰り返してしまった

左手には一束のシャレード
紐解いている間に
夏の森は
微笑や涙やトキメキを頬張って
色彩を奏ではじめて ....
聳え立つコンクリートの塊

夕陽を遮る建物が
太陽の光を反射している

植えられた木々たちの傍
腐ってしまった水の中で
ぼうふらが湧いている

澱んだ空気だけが流れることなく
その ....
むかし、
いやなことがあったりすると
よく近所の公園の砂場に来た
 
いつも靴をぬいで
はだしになって
そっと 冷たい粒にふれた
 
ひんやりとして
きもちよくて
なんだか心が落ち ....
わたしたちはゆるやかに
つながっていくだろう

春をわたる風のように

だいじなことは
たぶんきっとあるだろう
だけど
それがどうだというのだ

わたしたちはとうめいになった

 ....
ぼくがこうこうせいぐらいだったころのはなし
おもいで、おもいだすの
もういやああああーーーーーー
おもいで、おもいだすの
もういやああああーーーーーー
おもいで??
ねえよ
そんなもんね ....
 64000もの煩悩が僕を苦しめる
 業惑縁起に翻弄されながら僕は阿羅漢になる為に全ての煩悩を断ずるつもりだ
 けど無余依涅槃に辿り着いても永遠を手に入れるだけで何も良いことがないじゃないか
  ....
熱がある

からだのふちを{ルビ象=かたど}るように
白く明滅する波
その中に
おぼれている
ひかる 虫
いくつもの
目を瞑れば
しんしんとうなされて
 寝汗


小さく ....
 君が 初めてだった
 僕が病気であることを敬遠したりせずに心から心配してくれて
 僕が詩人になることを笑いもせず誰に言うこともせず(病気のことだってそうだ)まるで夢物語を聴くみたいに心から応援し ....
そうね例えば、
あたしがブリトニーなら、
あたしのもったいぶった言い方も、
あなた、
関心持ってくれるのかしら。
あたしがどうしてこうなったのか、
あなたも ....
時々生きている事を

忘れてしまっている様な気がするんだ


来るぞ死がやってくるぞ

避けるんだ回避するんだ

そんな事もう忘れてしまったんだ


その代わりに蝕む ....
{引用=さらり ふぅ さらり

水の音

ふぅ さらり}






川岸で
あかい手を あらってた

空には月が揺れ
あたしは 朧月夜、を 口ずさむ

川岸で流れた ....
名前は?
――ああ
血液型は?
――知らない
歳はいくつ?
――忘れた
住所は?
――もうない
家族は?
――いなくなった
家出か?
――かもしれない
したのか、されたのか?
 ....
過食は馬鹿馬鹿しいし

デカタンも馬鹿馬鹿しい

にもかかわらず

理由の無い不安

原因の無い不安

正体の無い不安

寝る時間には早すぎる

電話する友達もいない 自分 ....
蔦谷たつやさんのおすすめリスト(463)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゴム- はらだま ...自由詩38*07-5-10
夜更けのノート- けんご自由詩307-5-10
ドンファン出来ないピーターパン- 板谷みき ...自由詩1*07-5-10
ホームシック- 吉岡ペペ ...自由詩307-5-10
透明くらげ- なきむし自由詩607-5-10
準盲目の青年- はじめ自由詩4*07-5-10
広角- あおば自由詩13*07-5-9
真夏日- 水町綜助自由詩29*07-5-9
コンクリート塊- 白昼夢自由詩1*07-5-8
自分がわかる?- うおくき ...自由詩2*07-5-8
君の街から- はじめ自由詩5*07-5-8
オンタイム- そらいろ ...自由詩2*07-5-8
詠えるロッカー- あおば自由詩3*07-5-4
生き急げロックスター- 北大路京 ...自由詩11*07-5-4
キャンバス- 村木正成自由詩9*07-5-4
Jester- はじめ自由詩3*07-5-4
電気SHOCK- 板谷みき ...自由詩1*07-5-3
夏の鍵盤- 藤丘 香 ...自由詩41*07-4-30
石の風景- 白昼夢自由詩5*07-4-30
原点(公園の片隅の、)- 倉持 雛自由詩1307-4-30
ユニヴァース- umineko自由詩9*07-4-27
ぼくがこうこうせいぐらいだったころのはなし- うおくき ...自由詩3*07-4-24
煩悩- はじめ自由詩3*07-4-24
- 水町綜助自由詩24*07-4-23
泣ける詩- はじめ自由詩4*07-4-23
「_そうね。_」- PULL.自由詩5*07-4-23
Rape_Teen_Spirit- maynard自由詩207-4-23
川岸- もも う ...自由詩23*07-4-22
プロファイル- 若原光彦自由詩1307-4-21
不安- 藻羅自由詩107-4-21

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