すべてのおすすめ
手で「ちょき」を一人の時にしたことが無いと気づいてふとやってみる


アルプスのどこかで飲んでいるつもり一杯のココア晩秋の部屋


透明の水彩絵の具で描かれた君の九月の絵のナス食べたい
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みたことをみてないことにできないとその風景で秋の風鳴る


命日の早すぎるかな数えだすはじまりのきょうふた月も前


あの秋かあの冬か春か真夏には虹を二人でみる運もあり


去るもの ....
行き先の希望言うのをやめてみて確かに着いたここに十年


タバコ屋のおいちゃんが店閉めるってそうして町は暮れてゆくんだ


冬を待つわけは格別ないままに捲る日めくり明日燃えるごみ


 ....
親指が巻き爪だった一週間ビーチサンダル秋の風知る


あの頃にすがることしかできないとみあげる空に同じ月あり


台風が心を壊すほどの日に追憶のなかの秋晴れをゆく


暮れてゆくこど ....
午前二時君を電話で起こしたら四時間前を覚えててくれた


泣いちゃって受話器の向こう筒抜けでおんなじ月を見ようと言われた


デコメ好きバレた後から来るメール時々デコメなぜ忘れるの

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本当のことを言うのを失言と大人は諭すこどもの余白に


わかってる何度も読んだ本開き一番いいとこ破って捨てる


明日ならばきっと良い日と思いたい昨日にめちゃくちゃに落ちてる今朝


 ....
音静か眠る時間が過ぎている気づく気持ちは秋を{ルビ悟=し}ってる


生きてみた夏百日紅みぬままに落ち葉をきょうの靴は踏みたい


パソコンに描く絵空事の夏と夏とそうして秋となるのか

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百日紅鶴は千年亀は万年孤独は二十億光年 夢の中白い兎を追いかけて落ちて行きたい私はアリス

生卵よりゆで卵大好きよハンプティ・ダンプティ覚悟はできて

縁側で寝そべるおまえはチェシャー猫?のらりくらりと私をかわす

おかわりはい ....
揺れる穂は黄金でした身の丈を思いつめてた遠い瞳に


みる先にレンゲシロツメ微笑んでひとり上手と夕陽とシチュー


白い靴手放したのは誰ですか問われてのぞむあの日遠くて


まなざし ....
東京に透明な孤独あるものかされど孤独に色あるものか どうしても会いたいという切実を部屋が知ってるテディが視てる


土日がこの世で最もつらい日日なぜと言わないあなたに言わない


過呼吸にエレベーターは狭すぎてあなたの分も呼吸してます

 ....
アメリカン・イングリッシュのかなしみのゆきつくさきのネイティブ不在


遠い日の記憶のままのアメリカはカリフォルニアの良いところだけ


どこまでも続く平野の真ん中の無人の駅にアメリカを{ ....
かなしくてなみだをこぼす闇のなか気配はきみのただの面影


アルバムに辿るあの日のよろこびもいまは一人の愚図のため息


二十四わたしの歳はその時に綴じこまれてるスチールのまま


 ....
青空と呼ぶのはたやすいことだけど本当にこれは青なのですか


週一度通ってくれる看護師さんわたしに触れる唯一のひと


晴れるかな空をみるため扉開け一歩だけ出て知った八月


詩と書 ....
遠くなる空の頃にはもういない夏のひかりは恋のトリガー


八月にあと十日ある暦みて七月の長さ蝉と比べる


みあげるといつものままの夏の空きのう見たのが二年前でも


東京じゃない場 ....
紫陽花の枯れ果ててあるきょうの昼わたしは外へ帽子忘れて


包んだら届くのかなと丁寧にリボンもかけたひと夏の夢


もう咲かない閉鎖し工事中の場にもう咲くことのない君の名は


まだ ....
西方に下弦の月あり夕暮の空惜しみつつ北へ曲がりぬ


窓の外聴こゆる音分け解しをりきみの音のみ供養塔より
遠ざかる汽笛がみえた一枚の写真に写る撮ったひとの耳


朝の空占いは好きじゃないけれどいつかみたのはすみれの色で


風ならば南の風になることを絵本と決めた六歳の部屋


夕焼けが好 ....
茄子紺に染めてあなたのまわしなら俵踏みしめ恋尽きるまで

長茄子の紫の花何気なく紫紺に染める我が実知ってか

茄子は「成す」花の数だけ実をつけてしあわせになる畦のあなたと

足りないのあな ....
白日は西へ立ちゆき五畳間はこころ一日沈みをりけり 百日紅みてないみてないみていない会いたし命の色の朱の色 着物着て髪は赤毛の許さるる文語口語の手繋げる今日



※参考(修正前)
着物着て髪は赤毛の許さるる文語口語の手繋ぎし今日
テディの目ボタンがわたしを素通りし壁をみている壁になりたい 夜遠くひかりばかりを掴む夢みてさめざめと淹れるコーヒー

さよならは生涯一度の挨拶ですまだ言ってませんまたねだけです

きょうよりもあしたと思い灯り消し遠くで誰か生きている音

見ていない ....
乾いてる軒下暮らし梅雨の日もそれが定めとうな垂れて

ほんとうに美しい玉葱の芯どうしてもほら泣いてしまいます

玉葱の玉を採ったら葱だらけでもそれは夢{ルビ二兎=にと}を追うひと

玉葱の ....
ふたたびの春が突然舞い降りて僕の心はにわかにざわめく

いたずらに恋は心を乱すけどときめきだけが私の宝石


忘れてた恋が今さら燃え上がりどうしようもなく君が愛しい

忘れない時がどんな ....
テレビからはみ出た悪魔の手が握る貧乏ゆすりしてるヒトダマ 褒められし 叱られしこと 思いだす
深夜の病棟 祖父の横顔
NARUTO好き女王様のこだわりは九尾の鞭と語尾だってばよ
乱太郎さんの短歌おすすめリスト(277)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
十月のノートから4_(十首)- もっぷ短歌613-11-27
十月のノートから3_(十首)- もっぷ短歌213-11-20
十月のノートから2_(十首)- もっぷ短歌313-11-20
十月のノートから1_(十首)- もっぷ短歌513-11-20
てんびん座の夜_(十首)- もっぷ短歌613-10-31
九月のノートから2_(十首)- もっぷ短歌613-10-30
九月のノートから1_(十首)- もっぷ短歌313-10-30
_- もっぷ短歌313-10-30
アリスの夢- 未有花短歌11*13-10-2
おさなごのまなざし_(九首)- もっぷ短歌6*13-9-28
_- もっぷ短歌213-9-27
日記「七月」3_(十四首)- もっぷ短歌313-9-15
題詠「アメリカ」_(十四首)- もっぷ短歌2*13-9-15
小石も混ぜて海に沈める_(十首)- もっぷ短歌4*13-9-14
八月の残照_(十五首)- もっぷ短歌6*13-9-14
日記「七月」2_(二十首)- もっぷ短歌413-9-13
日記「七月」_(十八首)- もっぷ短歌4*13-9-13
西⇔午前三時- もっぷ短歌113-9-13
傘を捨て_(六首)- もっぷ短歌313-9-7
茄子紺のひと- たま短歌26*13-9-6
étude- もっぷ短歌2*13-8-13
étude- もっぷ短歌3*13-8-10
étude- もっぷ短歌4*13-8-2
_- もっぷ短歌213-7-15
雑詠_11+2- もっぷ短歌513-7-4
玉葱なひと- たま短歌25*13-6-29
相聞歌- 未有花短歌7*13-6-4
テレビからはみ出た悪魔の手が握る貧乏ゆすりしてるヒトダマ- 北大路京 ...短歌213-4-29
深夜の病棟- 凪 ちひ ...短歌413-3-22
- 北大路京 ...短歌313-3-5

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