今よりもっと
空が高くて
今よりもっと
砂の中に潜む星を
見つけるのが上手だった頃

四歳の幼さで
舌足らずな
Ich liebe dich.

ドイツ原産の弟と話す為に
ひとつ ....
嫌になるときだってあるよ
そう言うと
友だちは笑顔でうなづく

さほど広く無い部屋に
ふたつ机を並べ
四十六時中
お互いの気配に触れ合って過ごす

それでも机と机を隔てる
背の低い ....
含んで、しまえば

丸くなるよ


抱き締めれば

角は、
取れて行く


そうやって地球は

丸く、なったよ


そうして世界は

愛を、見つけたよ
深く、深く
溶け合った酷い青
 
不協和音のアレに
無機質な喪失感
 
Dive to.
Dive to other.
 
あの日、失った感情は
何処へ消えたの
 
Dive  ....
ピンクの頭を描きました
その中に
緑の脳を描きましょう
紫の右目
左目は見えません

黄色い御鼻
黒い唇
滴る透明の血

宇宙を掴む大きな手
しゃぶりつきたくな ....
あふれて しきりにこぼれる
午睡のゆめの かけらの嵐を
たなごころで つくった
椀にうける 追憶はたちまちに
そこからも  あふれて
昨日とは 
違う答えを持って職員室
ぷぷっと笑われ
少し救われ

靴下の長さ限界ひっぱりあげ
ちっちゃな抵抗
ストレス発散

理解してくれぬと
反発していた 先生に ....
西日の{ルビ紅=くれない}に照らされた
誰もいない部屋の
あの日は永遠に暮れずに
私を傾きつづけて

太陽電池式腕時計の刻みつづける
秒針の先にひっかかっている
スープに影はささないでい ....
夜の公園の上 ブカブカ 猫が歩いていく

君が 弾く弦の 音に合わせて

お月さんの前を 猫が横切る

キレイなメロディ BGMに



君を想うと 頭の中

 「君が好きだ」 ....
ぼうしから とりだした
はなづなを そらに
かけおわると てぶくろをぬぎ
ゆびぶえ ふいて
ことりたちを よびよせる


*関連作品
手品の話→http://po-m.com/foru ....
混じり気なく、青

淡い空

閉じ込められた真白い下弦の月は
青が滲んで



 あたしとおんなじ



空模様
丘の上の{ルビ叢=くさむら}に身を{ルビ埋=うず}め 
仰向けに寝そべると 
空は、一面の海 

宙を舞う 風 に波立つ 
幾重もの{ルビ小波=さざなみ}を西へ辿れば 
今日も変わらぬ陽は ....
いくつ部屋に散らばった欠片を
集めて抱きしめれば
キミと同じ感情を共有できる、

今日の喜びを昨日の悲しみを
どれだけ集めれば
キミと寂しさを判り合える、

いつか違う鼓動 ....
きみが 大の字に
野に
うつくしく
ひらいて ぼくを
招いている
わたくしは、
そ知らぬ仕種で
かおる紅茶をなめる。
風に頁がめくれようとも
見果てぬ大空が翻ろうとも
わたくしは、
そ知らぬ
今日に
ほころび
いつかあえる
光子の微笑む
丘の上 ....
今日もまた一日を不完全に過ごす
なにも完成せず通り過ぎるだけの
長い一日

昨日あの娘は一日を完成して
嬉しいよお、嬉しいよお
と云って
何も残さず死んでしまった
彼女は ....
君の 香りが残る枕に 顔を埋めて
今日一日の 奇跡を祈る

僕の ささやかな ささやかな 儀式

遠く遥か向こうにいる 君の笑顔を
神様どうか 守って下さい

僕にはまだ 全部を守る力 ....
早咲きの
桜の花が
まっている
人ごみまだか
春はまだかと
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく

しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく

戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦争や殺人 ....
あなたが 今
辛いのは知っていたけれど
私の涙さえ見えないほど
辛いとは
知らなかったのです
愛情さえ苦痛になるほど
辛いとは
知らなかったのです

ならば
今からの 私は
 ....
夜の硝子
朝の氷
はやく溶けるのは
(指)


祭壇の上
振り払われた火
煙の行方は
(川底)


ひとつ
かけらが降る
ふたつめは
(手のひら)


 ....
家出したまま三日も
戻って来なかった日があったね
最近やたらにぼくの背中を傷つけるし
君の綺麗な爪はひどく痛むんだよ


確かに僕は毎日遊んでいるさ
でも誰と遊んで ....
あんたはほんまにきれいに切りよる
すうっていう音が聞こえてきそうになるわ
あんたの血はきれいやな
そこに顔を映すとき
一番うちが奇麗に見えるわ

あんたの切り口を見てると
だ ....
自由に好きなように生きればいい
そんな事言っていられるのは高2まで
社会という荒波に揉まれるうちに
アイデンティティは洗い流されてしまう

例えば非力な羊が
群れから離れて生きて ....
カタクて アオクて ニガイ時期

紺色のヨロイを脱ぎすてると

だんだんと萌え出るやわらかい息吹き

開け放たれた扉から

しなやかに たおやかに ゆっくりと

きざはし登る

 ....
そして日々は
あっち行って
こっち行って

僕らみんな
あっち向いて
こっち向いて


ほい

ほい

ほいほいほい


しっぺ

でこぴん

 ....
 
海があった

それは雲だったのかもしれない

美しい景色

雲海という言葉があってよかった
そうでなければ僕はこの海をこの雲を

なんと表現しただろうか


 ....
私は今日も死ぬ

少しずつ少しずつ私の「何か」は減っていき
私は少しずつ呼吸を弱める

瑞々しい朝の光も
柔らかな夜の闇も
頬を撫でる風にさえ私を救うことは出来ない

もちろん貴方に ....
ぼくは詩人

明と暗は
それぞれ逆があって
はじめてわかる

今日もまた

朝の散歩をしていると
朝影に出会いました

朝日の光の方向と反対に
ぼくがつくる自分の朝影

い ....
冬の芝生の上で
小さなスズメ
たくさん

冬の風 吹いて
小さなスズメ
たくさん

枯れ葉と一緒に
ころがって
風に舞って飛んでった

小さなスズメ
一生懸命

 ....
秋桜さんのおすすめリスト(416)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
舌足らず- 士狼(銀)自由詩20*07-3-13
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sweets(角)- 山中 烏 ...自由詩7*07-3-10
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ペパーミント_何かを求めて__〜中学生の頃〜- さくらほ自由詩7*07-3-3
翳り_(かげり)- こしごえ自由詩21*07-3-3
ネコの_ひたい- 北大路京 ...自由詩12*07-3-2
そろもん(野外公演の話)- みつべえ自由詩307-3-1
*空模様*- ちと自由詩6*07-3-1
願いごと_- 服部 剛自由詩15*07-2-28
睡蓮の在る池- AKiHiCo自由詩407-2-28
そろもん(春ざれの話)- みつべえ自由詩3+*07-2-28
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不完全な一日- なかがわ ...自由詩3*07-2-24
君を祈る<18のprose-3->- ウデラコ ...自由詩5*07-2-23
- えいぼる短歌3*07-2-23
ヒト- 北大路京 ...自由詩13*07-2-23
秘_想_曲- さち自由詩17*07-2-23
問い(応え)- 木立 悟自由詩807-2-22
春のこの夜、誰よりも君を愛す。- まどろむ ...自由詩8*07-2-22
赤い糸遊び- なかがわ ...自由詩7*07-2-22
羊と狼- 1486 106自由詩8*07-2-21
卒業- 渡 ひろ ...自由詩8*07-2-21
そして日々は- 水在らあ ...自由詩16+07-2-21
a_sea_of_clouds- れるむ自由詩406-9-23
生きると言う事- 自由詩306-6-5
ぽえむ君−朝影−- ぽえむ君自由詩8*06-5-4
冬のスズメ- 日朗歩野自由詩706-2-1

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