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この詩はくさい
髪から 鼻先から
うぶ毛から 源までくさい


ああ 君の ふともも を どうやってたたえよう
君はイモの頂点だ


すべてのイモの中でも
君はきわだってイモだ
 ....
{引用=



きみに逢うために

朝の砂浜にすわり
雲と水平線がまばゆい


陽に光り 宙を駆ける
少年の日の思い出
時間はゆっくりと過ぎてゆく

打ち寄せる
やさしい ....
 ナスのみぞおちに
 キュウリのみぞおちにトマトのみぞおちに
 キック&パンチ&マイクパフォーマンス
 ナスビ―チョップ返しに キュウリ―によるロープ迅速
 トマト ....
{引用=


硝子をつたう小径に
痛みは流されて
遠い海に向かう


曇天の淡い輝きの下
たゆたう調べに 今日も
あなたを浮かべてみる




想像でしかなかった白い肉体 ....
素敵な時間を過ごしましょうよ
夏の海のとろけるような熱気を一秒で凍らせて
きっと西瓜は絶品でしょう
歯茎に滲む野性は目覚め
白い歯は無敵の歯ぎしり
裸足の裏に忍ばせた過去は
振り返 ....
{引用=



雨ざらしの、皮膚の、角質層に浸透しない乳液と、老廃物で崩れ
た二重と、汗ばんだ呼吸で、余計に湿度を寄せて、抜け落ちた獣
の毛が、二人の表面に貼り付いてとうとう一対の獣になっ ....
{引用=



炎の涙が昇華し
散りばめられた光彩の
上空を切る高圧線の名は
一瞬に置き去りにされる

はなやぎの漣が広がり
煙の巨人は叫ぶが
底知れぬ闇は隠された

消えて ....
http://www.youtube.com/watch?v=ir7KqpkSiHI {引用=






誰が投げたか
空の底に小石が一つ
果てのない青い花の野に
生まれたばかり白の風紋は旅立つ
それは水溜りに揺れる夏の楽譜




硝子のまぶたに透け ....
強盗団の活躍が
俺の耳に届く頃
酸化しきった鉄の
熱がうるさくて眠れない

喋るのはやめだ
ねるのも食うのも
転げたパズルで
死にかけている

晴れの日には
晴れたなりに生き ....
{引用=
心のドアを叩き続けている音がする。とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、      とん、とん、とん、音の上に長い息。いまにも消えそうに。大きな爆弾が落ちて、人間がみんな死 ....
ざわざわする
ほんとは 誰とも
繋がれないのではないかと

ざわざわ する
自分のことで 手一杯で
優しくなれない

ざわざわする
約束は果たされず
勝手なこと言って 浮いている
 ....
{画像=100613231219.jpg}
{引用=



黄昏たちの回廊
夕闇に漂う影が伸び
遊び疲れた風がぬける
 ....
僕の目を睨みつけてる
君の瞳を見詰めてると
愛がとても重くて
床に落ちたような気がした

君の瞳からあふれ出る
たくさんの涙を見てると
愛がとても脆くて
崩れ落ちたような気がした

 ....
硝子造りの七色都市構造が、瞬間的大瓦解を経験した夜明け
かつてない沈黙と瓦礫の地に、透明な砂がきらめき流れてゆく

ひときわ目立つ明星の下、
青く波立つ薄い硝子板に挟まれて
銀の髪もつ鉄製の ....
{引用=


、筆を止める
月明かりにはまあるく
背中はやがて
丸まっていく

半身歩行
夜の夢遊

浅い眠りからは
気体だけが抜けていき
いつからかわたしは
人でない
 ....
 
あなたに似た人と
あなたの名前に似た名前の人が
あなたに関連のないことを
頁の片隅で語り続けている
数日間降雨の無い乾ききった道を
一台の軽トラックが
砂埃をまきあげて走る
そして ....
シャボン玉とんだ
屋根までとんだ
屋根までとんで
こわれて消えた

言葉なんてそんなもの。
言葉はすぐに消える。
さっきまでいたのに。
さっきまで、私の中に、私の目の前に、私の手の届く ....
{画像=100525232036.jpg}



{引用=
微かに
星々が瞬いて
淡い菫色の
浄め ....
{引用=




五月の渚を
散歩する白い幽霊

恋人の笑顔で振り返って
消え去る

 現実ではありえなかった情景に
 こんなにも度々顕われ
 胸を痛ませる



 ....
 
 
ページをめくる
本の中にたくさんの
文字が落ちている
こんなにたくさんの文字を
いったいどこの海から拾ってきたのだろう
時刻表を見ると
海行きの最終列車はもう三分ほど前に
近 ....
{引用=



五月の{ルビ翠=みどり}の面影は
透きとおった
風の中の
あなたのささやきに似て
ほそく葉脈のように
しのびこむ



麦藁帽子の下の
淡いほほえみ
白い ....
{引用=
のそり。枝垂れすぎた桜が、穴開きブロック塀の上を跨ぐようにして、地面に口づけをしている。ような格好で、あたしの方にお辞儀をしている。薄桃色の、明るい、花色。雨上がりの陽に触れてそれは、どこ ....
{引用=


  ? ためらう水紋


しぐれる春
名残りの花に
しずくしたたり
風もよう 波もよう
光さすらひ 想いまよひ

水紋 水紋 水紋 水紋 …



繰りか ....
OKなの?KOなの?

あたしは十分ばかだから
あたしのもってるもの
ほとんど無駄なもの

無駄は省けない
っていきがって
両手にラメを集めている

なんか
記憶は共有できるもの ....
窓の外のオマワリさんの
拳銃が火をふいた

右によけて左によけて
血にまみれる

この青いブレザーの胸の内ポケットには
キミの裸の写真が入れてある

死ぬのはこまる
 ....
どうしてそんなに泣くの? 
最初の記憶 陽が暮れるのが悲しくて 
お腹も空いていた 
言葉も 言葉じゃないものも 
受け入れられていた

狭かった胎内 
さあ出発の時だよ 此処においで  ....
{引用=




深まる夕闇の中で
水底まで透きとおった
滑らかな黒の湖水に
斜めにさし通した櫂から
膨らむ波紋 滴る雫が
清澄の音階に流れつづけ・・

静かに進む二人きりの小 ....
{引用=




午前の森の中に
七つの池を巡った
エメラルド色を湛えた 太古の静寂は
やさしい風をふくむたび
燦めく微笑みを見せた

僕たちの前の 永遠の現場

蒼空の中に ....
こんにゃくはふと
ひとのからだの中を流れてみた

あたたかく
なるたけさらさらの血になって
それはとても
こんにゃくいち

もとはといえば
こんにゃくは食べ物なのだが
焼きものや揚 ....
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