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起きたり寝たりはしない。倒立させたテレビがある。ダサい。消されたそれを眺めている。
ある日暮れに、茜色に、肌寒い風になびくカーテンの献身とペーソスに、男は可及的速やかにしらけ、すべての窓をあ ....
それは
いつも
傍らで
鱗粉の睫毛の爆発を
捕食する
鉛雲の底辺を結び
つめたい足の自閉した雨が
背を反らしながら
あなたを
呼びとめ
あなたは
....
ゆ!
気合いの入ったコンクリの煙突は
夜な夜な夜を吸いこみながら
湯を沸かしてるっぽい
一日 一生懸命働いた疲れをきれいに洗いながすために
この町の人たちはここに集ま ....
送別会の帰りにみた満開の桜の樹をおぼえている
というよりそれしかおぼえていない
その日にぼくはケータイをなくした
いわゆる静かな生活がはじまった
目を覚ましてもとくにやることはなく ....
(踏切を 一滴ぬらす 金魚売)
一握りの午後の 、
その発声の凹の底で、手の皺のなかの風を冷ましながら
坂をのぼる男
黒ずんだ肌
蝉の腹のような太もも
....
4つうえの姉ちゃんの本棚には、(ホットロード)と(瞬きもせず)しかなかった
たまに学年成績トップとかの姉ちゃんは、本棚に紡木たくしか置かなかった
こんなの読んだらオカマになると思って僕は読まな ....
小さいころ、春になると
ばあちゃんと手をつないで
つくしを摘みにいった
いつも風が強くて
河川敷にはいっぱい
つくしが伸びていた
シャツにてんとう虫をつけて
ビニール袋につくしとタンポポ ....
北大路京介さんの末下りょうさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いくらか体重を軽くして渡す
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末下りょ ...
散文(批評 ...
3*
15-10-30
アフターイメージ
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末下りょ ...
自由詩
4*
15-10-19
銭湯
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末下りょ ...
自由詩
8*
15-10-12
揺れやすいまち
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末下りょ ...
自由詩
6*
15-8-21
金魚売り
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末下りょ ...
自由詩
6*
15-8-9
姉ちゃんの本棚のホットロード、
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末下りょ ...
自由詩
9*
14-4-9
つくしの佃煮
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末下りょ ...
自由詩
12*
14-3-25
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