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弱ってる冬蟷螂の黒い影

雪だるま作れるほどのものがない

あの人と半分こする冬林檎
冬深し旬の魚は海の色

小春空取り忘れてる柿ひとつ

寒くても障子の奥は別世界
冬めいた街見るだけで寒くなる

雪が降り無口のまんま積もりゆく

北風が桜の葉っぱ赤にする
冬の月寒さも知らず笑い顔

いっぱいの日差しを浴びる布団かな

冬の虹儚いものと知らされる
イルミネーション仕事帰りの疲れ取る

冬の海失ったもの探す日々

木枯しや誰かの背中追いかける
逢いたくて逢いたくてまだ春遠し

マラソンの人に手を振るコスモスよ

サヨナラの匂いが混じる冬の海
寒くても温かくなる冬の恋

冬空に穴あけて飛ぶハワイ行き

枯葎命の息吹弱りつつ
ツリー見る独り寂しい聖夜かな

吹く風に押されて咲いた寒桜

寂しくはないよと開く忘れ花
木枯らしに包み込まれた街景色

飼猫に遊ばれている小春かな

ドライブに一緒にのせる冬日和
風吹けば黄色の風に変わる秋

一人きり切り刻む葱二人分

冬スミレ咲き誇るにはまだ早い
大勢に見られて赤く染まる月

冬深しライトアップも震えだす

冬将軍真っ白な風引き連れて
滝の音側で聞いてる冬紅葉

逢いたくて逢えないと知る冬休み

紅葉に引き寄せられる心かな
悴めば人の温もり欲しくなる

木犀の香りばらまく風の音

枯葉散る音もないまま消えてゆく
初恋の甘酸っぱさは青林檎

オリオンの輝きだけは目立ってる

雲ひとつない空染めるオリオンよ
銀杏の拾い集めはマイブーム

冬うらら平年よりもあったかい

冬静か草木を揺らす風もなく
ケータイの着信を待つ夜長かな

ぽたぽたと降れば積もれば雪遊び

神の留守行き先告げず何処へやら
大掃除冬の冷気もお手伝い

山葡萄手を伸ばしても届かない

音楽と共演してる霰かな
朝凪や今日の暑さを物語る

仲良しの家族の如く曼珠沙華

ほんのりと顔赤らめた姫椿
高台のマンション光り銀河のよう

吊るされた柿渋取りし秋の風

サフランや控えめなのか薄化粧
ベッドにて五七五が降る短夜

恋人になるには早い無月かな

太陽を追い払いたる冬霧よ
 
見上げれば 猛暑の獅子が じりじりと

路面から 陽炎あがり 蜃気楼

心から 想う人では なかったが

遠い日の 記憶のままの お爺ちゃん

幻は 儚く去った 夕暮れに

 ....
駆け抜けた 熱き血潮は今もなお

白球の行方に気分が浮き沈み

終わる夏 流した涙は後輩へ

青空に響く 金属音の夏

声枯らし檄を飛ばす 最後の夏

負いしもの 踏み越えてき ....
唾を飲む。
ごくり、と耳に響いてく。

目を閉じる。
あの日の空が見えてくる。

聞こえてる。
君の歌声今もなお。

声をだす。
浮かんだ言葉をひたすらに。

泣いてみる。 ....
雨降りて 蛙も宿りに 帰りたり


窓枠に 狭しと並ぶ 白きもの


紫陽花の 葉の裏見れば 蝸牛


長靴と 黄色い傘の 帰り道


水たまり  ....
まだ行けぬ まだ生けぬまま 我は逝く 一つ二つ三つヒガンバナ咲き出した
一輪の一つ二つ三つだけ咲いている

ヒガンバナ一輪に足りぬ彼岸花
青白い茎まっすぐなヒガンバナ

指を開くように此岸を数えてる
爪の先を割って真っ赤な花 ....
むせかえる 肌の匂いで 妄想す

うなぎより 冷麺よりも かきごおり(苺)

いい年の 君のうなじに あせもでき

束の間の 癒しの時間 雨宿り

花細工 萎びてもなお 花細工

 ....
ペポパンプさんの俳句おすすめリスト(117)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雪だるま- 夏川ゆう俳句307-12-1
障子- 夏川ゆう俳句2*07-11-30
- 夏川ゆう俳句107-11-28
冬の月- 夏川ゆう俳句207-11-27
イルミネーション- 夏川ゆう俳句207-11-26
マラソン- 夏川ゆう俳句307-11-24
枯葎- 夏川ゆう俳句207-11-23
忘れ花- 夏川ゆう俳句207-11-22
飼猫- 夏川ゆう俳句107-11-21
- 夏川ゆう俳句107-11-20
冬将軍- 夏川ゆう俳句107-11-19
冬紅葉- 夏川ゆう俳句107-11-18
木犀- 夏川ゆう俳句107-11-17
オリオン- 夏川ゆう俳句107-11-16
マイブーム- 夏川ゆう俳句107-11-15
着信- 夏川ゆう俳句107-11-14
山葡萄- 夏川ゆう俳句107-11-13
曼珠沙華- 夏川ゆう俳句107-11-12
薄化粧- 夏川ゆう俳句107-11-11
冬霧- 夏川ゆう俳句107-11-10
大陽と月と私- 秋桜俳句4*07-8-12
夏〜高校野球〜- 秋桜俳句4*07-7-16
生きている- 秋桜俳句9*07-6-23
梅雨- 秋桜俳句4*07-6-11
何処へでも- Anima俳句2*07-1-28
彼岸花- 小池房枝俳句8*06-9-11
初夏のほころび- 由香俳句12*06-6-30

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