すべてのおすすめ
人生につまずいたそこの君っ!
君はつまずいたのではない
ズッコケたのだ
言葉を変えれば
少しは気分が和らぐだろう
そして君が落ち込んだ時は
ガーンと効果音が鳴るのだ
君の頭上にガーンとい ....
一人でいる寒い夜は
温かいミルクを飲みます

スプーンで雫を落とすと
ミルククラウンができるのですが
それがあまりに一瞬のことなので
私には何も見えません

あなたがそこに
いれくれ ....
                    
?.

まだ葉が落ちない
白樺の上に
黒猫がいる
のを
見ている
うつくしい猫で
目が
とくにきれい
久しぶりだけれど
思い出 ....
二本の脚は胴につながっています
不潔
と言って男子の机に触れようとしない久美さんも
二本の脚がちゃんと胴につながっています
白い足首をつかみ
柔軟体操をしています

久美さんは高校生にな ....
              ―刺青


そこには船があって
ずっとずっと遠くで
何かを引きずりながら
航海を 続けている

そこには涙があって
ずっとずっと近くで ....
{引用=↓↓ありがとうございます 一番下から空にむかってお読みください↓↓}














                  ☆






 ....
(誰も)[帰途の光]

       いない

アスファルトは、
黒すぎるアスファルトは
重すぎる
(反射)足音は/白線は
寂しい
電燈の電柱
電線のカラス


マンホール ....
どんなときだって
それだけで元気になれるんだ
受験を控えた少女が
堪えきれずに道端で
脱皮を始めた

その横をダックス・フントが通る
かれは短足を気にして
朝夕ぶら下がり健康器を
使っているのだけど
伸びてゆくのはもちろん
足じ ....
きみのとなりを歩くとき
ぼくはガイコツになりたいのです
骨だらけの傘をさしかけて
あばらに雨が透ける
きみのふくよかなみみたぶに
ちらっと目をやれば
ぼくの目はがらんどうだから
ああなに ....
幾多の性交を
支えたる声を
つぶれたる音を
抱えたる歌を
ビアだる四杯を
もちて
私達の成功は
無意味になった
しかしそれは
意味が無いのではなく(ムィーミー)
いまだ意味を持たな ....
しがうまれたころから

ぼくらのことばはこきゃくだいいち

あまごいしてあめがふらなければ

ぼくらはころされてきたのだから

いちばんゆうめいなひとのなまえくらいしってくれなきゃ
 ....

林檎は何時でも
小気味よい音を立てて
裸になってくれる
こんな女の人がいたらいいなと思う
十月の昼間は少し暑くて
隣家から
おもいっきりテレビの音声が聞こえる
シンクには
小腸み ....
両手のひらに
こっそり書いた「冷」の文字
僕は忘れん坊だから

冷え性対策の頁を見てたから
布団からはみだした足先が
とっても冷たかったから
今日は帰りに
ちょっと入りづらいあの店で
 ....
夕立の中で君は背骨を読んでいた。

真っ暗な瞼のうらに現れているみどりの正三角形を、
くうきを吸い上げた則妙筆でなぞるように
繰り返してみる。

大地を這う蛇に似た、
千万(ちよろず)の ....
エレベーターの扉が 
左右から閉まりかけた 

その時 

ひとりの青年がこちらに 
歩いてきた 


( いってしまおうか・・・ ) 

( いやまて、ひらこう ) 


 ....
わ  た  し  は  、  す  ご  い  で  す  。
あ  な  た  は  、  す  ご  い  で  す  か  ?
一  体  何  が  、  す  ご  い  で  す  か ....
雨は降る
無情の
恵の



日は注ぐ
旱魃の
神の



一本の幹に触れる
真っ直ぐな
曲がりくねった



別れた妻を想う
不肖の息子を想う
置いてきた過去 ....
鬼ツバメを頭に乗せた女が
口をつける勢いで話をする

ゲイのオトコの、Tシャツに透ける乳首だとか、
まぁそういった話で

あたしはその塗りたくった唇から
目を離さないで居る


と ....
さくらがみたいのと
おまえは呟く

けれども
おまえの為に
こんな時期に
桜は咲いてくれないのです




ようちえんにいきたいの
とおまえは呟く

しかし幼稚園は日曜日に ....
姿勢正しくおすわりする
椅子がたてる悲鳴
僕らの部屋の空気を汚す


一生懸命窓の掃除をしてる君を眺めてる
黴まみれの窓


灰色の壁に白いチョークで描いただけの窓


そ ....
いつも一人で帰った通学路
部活でレギュラーにはなれなかったけれど
この道ではスーパープレイの連続で
この時ぼくはヒーローだった

いつも一人で帰った通学路
テストは平均点より少し下だったけ ....
 積んだ石が流されてきた庭を掘って、埋めたいものが見当たらない。怖い色があった夜。あれもこれも気の済まない形ばかりの空に、囲まれていた。しゃがみこんだ足の下に押さえ付けた砂利の尖り。たくさん作った傷の .... このアパートに住み着いている猫の話では
世界はすでに終わってしまったらしい
猫は目を細めて悲しそうにしているが
世界がいつ始まったのかまでは教えてくれなかった

仕方がないさ、と猫は言う
 ....
こゆく さなぎり
はたて まどのみ

ついた ひごそで
まりせ ふむりん

ささぐ こみちね
わたす はねつち

ほせよ ほうれぬ
かがり くみこい
子供の頃は
船乗りになりたかった
世界中を旅して
冒険して
人食い人種にとらわれて
奇跡の脱出
漂流して
魚食べて生きて
雨を集めて
さめを殺して
奇跡 ....
服を脱ぎ捨てながら
でもそれはなんだか恥ずかしくて
でも人間だから好きあってるから
服を脱ぎすてながら走る

それはチューリップで
色とりどりのチューリップで
 ....
小さな女の子が俺に
だじゃもん ちょうだいっていう
だじゃもん ほしいっていう
だじゃもん ねえ だじゃもん
だじゃもん ちょうだい
だじゃもん ほしい

そういわれ ....
牛のお肉が
ぴとぴとと
月の光に貼りついてる
生きているときは草をよく食み
くるぶしも美しかった
のだと思う
わたしのお肉もきっと同じ色をして
人のことをかつて愛したのも
この肉の ....
【睫毛の先】

もう
恋なんぞしない
と思って泣き続けたら
はらはらと
睫毛が残らず抜けてしまった

恋は
睫毛の先に止まるという


以来恋をしたことは無い


【 ....
アサリナさんの自由詩おすすめリスト(398)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
言葉を変えれば- 新守山ダ ...自由詩706-11-12
ミルククラウン- 三条麗菜自由詩12*06-11-11
黒猫の星- 水在らあ ...自由詩38*06-11-9
久美さんの脚- 渦巻二三 ...自由詩14*06-11-7
船と涙- 水在らあ ...自由詩30*06-11-7
おやすみろけっと- 自由詩15*06-11-6
水のリズム- 結城 森 ...自由詩6*06-11-6
私信が一通届いています- 虹村 凌自由詩5*06-11-5
或る平和の情景- 吉田ぐん ...自由詩1006-11-4
骸骨になりたい- しゃしゃ ...自由詩1306-11-4
婦人- 肉食のす ...自由詩5*06-11-3
しのれきしをあたらしくつくるために、または「ことしいちばんさ ...- イダヅカ ...自由詩5*06-11-3
所感- 吉田ぐん ...自由詩1806-11-1
冷え性対策- 佐野権太自由詩18*06-11-1
背骨を読む- はらだま ...自由詩9*06-10-31
ふたつの声_- 服部 剛自由詩13*06-10-30
神様は単独で存在できるそうです- 狩心自由詩10*06-10-30
正誤と言うこと- 恋月 ぴ ...自由詩24*06-10-28
パリ- もも う ...自由詩21*06-10-28
さくらはなぜさくの- 自由詩92*06-10-27
Choke- tiki自由詩7*06-10-27
いつも一人で帰った通学路- ぽえむ君自由詩12*06-10-26
雨の庭- 佩慈の工 ...自由詩606-10-26
ブルードロップ- 青山スイ自由詩3006-10-25
つき_の_はな_1- 砂木自由詩9*06-10-21
船乗り- 水在らあ ...自由詩34*06-10-21
お花畑- 水在らあ ...自由詩20*06-10-21
だじゃもん- 水在らあ ...自由詩34*06-10-18
お肉- たもつ自由詩506-10-17
もうしません- 蒸発王自由詩5*06-10-16

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14