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枯れ葉舞い狂う別れを哭かない人たちの辺り

星空の全てが皮肉ふるさとの祭囃子の音多くして

赤信号 涙の滲む場所にいて 揺れ続けている増え続けている

酔いどれて貪る煙草の犬の味業の深い小 ....
いつの日の窓辺に聞いたとおい歌
    盗んで消えるおもいでの耳


汽笛すぎ残されゆくは草鉄路
    待つだけの駅呼ぶだけの風


なぐさめを知るか口笛おおぞらに
    心を放 ....
深秋の月は色なく細めきぬ他に誰かは見るか知らねど あこがれは一番星の良きひかり
    いかにはかなく夜が来ようと


人は行くランボオの詩を胸にだき
    人いきれへと振り返りもせず


鳥は飛ぶただ啼きながらひたすらに
    ....
つらい涙認めることすら面倒で漫画喫茶に持ち帰る夜 しとしとと久しく耳に雨音を聞きし静けさ君想うとき 秋風に 吹かれて光る くもの巣に
   
   いちばん星が 捕まっている
熟されてワインのように薫る日々
    ひとひ{ルビ一日=ひとひ}を飲みほす人生
 

男泣き今にこの恋忘れるさ
    五臓六腑にいも焼酎よ


紫煙はき椅子に毒づくたったひとり
 ....
ポツポツと 屋根に落つるる 雨の音 癒しの旋律 奏でたりける

雨音に 恋のメロディー 乗せてみた 甘く切ない ラプソディ
夕暮れに 綺麗に染まる 茜色 旅立つ君に 見せてあげたい 

燦々と 光り輝く 夕焼けに いつもと同じ 誓いをたてる   
{ルビ夜嵐=よあらし}に{ルビ旱蓮木=かんれんぼく}や{ルビ破=や}れ尽きぬ夢食ふ人も恋ぞ捨つらむ 青と白
混ざり合わない
空の色
切なさ隠れ
季節を彩る
うなだれる白い首筋なぞる指乱れた髪を櫛で掻き揚げ ノクターンそのたくらみに旅をする
    まなざし揺れる夜の窓際


ささやきに似た腰つきでつぶやきに
    似た足どりでダンスする{ルビ夜=よ}は


ガラス窓くちづけかわす夜の色 ....
耳奥で焼き増しされたセミの音が我を迷宮入りにしている




デフレーション起こす八月森の血は居眠り空は高く冷えゆく




ヒグラシのサイレン、夜の上澄みに震えて詩集をよむ手も止 ....
燃える指くちびる含み恋をする
    サルビアそれは紅い吐息に


ひそやかな風にするどき心こそ
    コスモスふるう恋の歓び


咲き誇り頰よせたその黒百合に
   ....
衰えて炎もいつか褪せゆくか
    {ルビ終=つい}の火を燃せオルフェの夏よ


竪琴の{ルビ絃=いと}のふるえに夏は逝く
    {ルビ全=また}き夜空に呼び声はるか


{ルビ初風 ....
海に来て月の遺骸を{ルビ面=も}に浮かべ
    白貝割りて指先を切る


貝やぐら沖に燃え立ち{ルビ蒼蒼=そうそう}と
    胸に巣食うは十三夜月


月葬に送り遣るのは{ルビ鸚鵡 ....
放課後のプールサイドに一人きり石を投げれば割れる太陽


まだ細い腕もいつかはヘラクレス鏡にうつる半裸少年


肝だめし墓場を歩く君とぼく怖くないよと結ぶゆびさき


花火あがる綿菓 ....
どこまでも続くこのみち駆け抜けて旗をかかげて名を刻もう {引用=「夏の思い出」}
うつくしい足は流れに浸されて思い出の澄む初夏の温泉



涼しげなうなじを一輪緋の色の鼻緒つっかけ見つけよ花火



小さき子手綱もないのにばしゃばしゃと御 ....
三部作長きに渡る戦いの果てに何見た「ヘンリー六世」

一卵性双生児なら別の名をつけて下さい「間違い続き」

王国を馬一頭と引き替える悪の美学は「リチャード三世」

パイを食べ「タイタス・ア ....
花ならば君を待つのも安きこと
    ラベンダー蒼きこのうすにおい


この想い忘れてしまえマーガレット
    花びら散らし涙にくれる


ローズマリーやさしい罪は思わせぶり
   ....
         ヘマタイト  夢で見たレ  紅柱石黄色  淡緑四月の
         メタルに光  モンクォー  や緑や赤に  音楽聴いて
         る密やかに  ツ色の花二  見えま ....
 時つばめ一人夜なべに見上げては

   聖天山荘浮かびて涙す



 冒険し探検したのはいつの日か

   杉山夕陽に冴えて見惚れる


 
 庭に咲く野バラはほのかなピンク ....
夏のよい さめぬうちから 下駄を引き
君を迎へに からりんころり

京くだり
丸竹夷に押し御池
こころもとなきは ただ君のため

数へゆく
姉さん六角蛸錦
絞りの帯は 花一文字

 ....
来月はお誕生日があるからとアルバイトの日少なめにする

引っ越したことを忘れて志木駅で降りようとしたバイトの帰り

授業中私の前の席の子は一生懸命スーパーマリオ

しんとした教室の中響きた ....
もう嫌だガーターベルト殴り捨てひじょうかいだん3段目飛ぶ



ザラザラの苺飴玉もらったら舐めたらいまから忘れてやるから



イバラ姫口をつぐんだきれえな娘バスはアラシの真ん中を行く ....
何度でも愛しているとくり返す
    雨打つ窓にムスカリ蒼く
 霧のよな春雨降りて我思う
       
       愛しき人よ眠りから覚めよ



 限りある生命の熱感じれば

       異国で夜を過ごせし友よ


 
 海外 ....
ぽえむ君さんの短歌おすすめリスト(266)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
増える夜- 肉食のす ...短歌3*06-11-19
とおい歌- 石瀬琳々短歌18*06-11-10
- A-29短歌306-10-27
あこがれ- 石瀬琳々短歌15*06-10-27
深夜- さち短歌5*06-10-27
秋雨- ささやま ...短歌4*06-10-22
秋の_くも_。- Lucy.M.千 ...短歌6*06-10-19
美酒八景- 石瀬琳々短歌9*06-10-13
雨音- 緋新短歌4+*06-10-7
夕陽- 緋新短歌2+*06-10-5
恋を捨つ- A-29短歌106-10-2
夏空- 緋新短歌1*06-9-30
- いまいま ...短歌5*06-9-30
夜想曲- 石瀬琳々短歌11*06-9-26
サイレンス・サイレン- まほし短歌16*06-9-9
花言葉Ⅱ- 石瀬琳々短歌12*06-9-5
オルフェの夏- 石瀬琳々短歌9*06-8-22
月葬- 石瀬琳々短歌18*06-8-2
【短歌祭参加作品】半裸少年- 石瀬琳々短歌24*06-7-21
2006年06月分- 秋山真琴短歌606-7-5
【短歌祭参加作品】「なっちーのおとめちっく☆ぱらだいす・夏」- ふるる短歌11*06-6-28
鮭のフルコース!〜シェイクスピア全作品で五七五- AKINONA短歌306-6-19
花言葉- 石瀬琳々短歌14*06-6-16
______________________鉱物標本- ふるる短歌15+*06-6-7
望郷3首- 山崎 風 ...短歌5*06-6-5
祇園京くだり- Rin.短歌12*06-6-1
【短歌】平凡な日- 壺内モモ ...短歌4*06-5-23
モザイクラブ- ふるる短歌10*06-5-23
失意- 石瀬琳々短歌9*06-5-23
近況五首- 山崎 風 ...短歌2*06-5-13

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