君の走ったあとを

僕が追いかけて追いかけて

追いかけても追いつけなくて

同じ道を君の背中を見ながら走って

いつもいつもあとからついてくことしかできない

君の歌ったメロディ ....
散る散る  ちるらん
花びらの
風に任せた行く先は
夏の匂いの西方か

揺り揺る  ゆるらん
水面に降りて
さざめく海に恋がるるか

思えば君に逢うた日の
宵は海辺に砂嵐
さらさ ....
時には詐欺師が人を欺くように
わたしはあなたを欺きたい
飲めぬ程に苦い毒薬であっても
この世に喩えようも無い甘美さを
死を迎える程耐え難い苦痛であっても
五臓六腑に熱い何かが駆け巡り

 ....
ギガバイトのうねりのなかで
わたくしの三半規管
忘れない 忘れたくない
あなたの 優しい こえ


花蜜から花蜜 あまりにも
気まぐれ過ぎる あなた
プラトニック と プラスチック
 ....
ちょうどいい染まり具合ね吉野さん

散るというよりもう一度土で咲く

夜桜を薄目で見てる今日の月
携帯電話は嫌い

鳴らない着信音
うるさいくらいの迷惑メール
仮面のようなディスプレイ
本心の見えない絵文字

携帯電話は嫌い
聞きたい人の声は
もう聞けないから

ひとりぼっち ....
私、とても卑怯。

泣くこともしない
笑えない

君の姿に焦がれてばかりで
いざ、自分の実力が試されることに
ひどく怯えてる。

どうしてあなたは今もそこで
ずっと動かないの
ず ....
空は 晴れて 
緑が 萌えて 
鳥は 唄う 

どうしようもなく 
春で 
朝で 
まぶしくて 

どうしようもなく 
私は
女で 
せつなくて 

風が「る」のような ....
 『もういい』
  、で片付けられたらいいのに
落ちてくる雨が
まるで
あの日を思い出させる
窓から
眠る街を覗けば
切なくなるのはなんで
背中から
ひんやりと 伝わる温度に
真っ白に
過ぎていく時間が
じんわりと滲んだ

 ....
 新しい私を見て
 称賛して欲しい
 あなたらしい
 貴方になりました
  と
  その時 春風は吹いた
  と
   新しい人は 現れて 朗うでせう
傷つくのはもう嫌

何よりも痛い

あの痛みを知っているから

だからといって

逃げていては

いつまで経っても強くはなれない
私鉄沿線のダイヤに則り
急行列車が次々と駅を飛ばして先を急く

通路を挟んだ窓を
横に流れるフィルムに見立て
過ぎた日を思えば
思わぬ駅で乗り降りをしたわたしが映る


網棚に上着を ....
「おとうさん」

「おかあさん」

「ありがとう」

 ね

 なんて ふふ

「うそ」だよ

「お」 も

「あ」 も

 久しぶりに 言ったね

 アルコール
 ....
未来の僕は幸せですか
答えなんて求めていません
ただの独り言
ちょっと呟いてみたかっただけ

だから気にしないで
少し気になっただけだから
このままでいいのか
解らなくなっただけだから
あいたい あいたい
あなたの気持ちが離れないように

いますぐ あいたい
わたしの気持ちが消えないために

いつも そばにいて
いつも 抱きしめて
いつも 声を聴かせて

あいたい ....
生きる意味に悩んでいるなら
悩んで悩んで悩み抜いて
大いに苦しめばいいよ


それでも君は幸せなんだから


今すぐにでも死にたいのなら
遺書のひとつでも書いて
とっとと死ねばいい ....
元気ですかというのは
元気でいてねという期待
でも過剰な期待はしたくなくて
ただ存在がなくならないでという
願いだけしか持てない

だったらいっそのこと
元気でいてねと言えばいい
だけ ....
春が

     はるが

傘の水滴に溶けて
声も密やに
幼いまるみの春の子に
子守唄を聴かせる


まだ固く木肌の一部の様子で
繚乱、を隠した蕾は
雨にまどろみ
陽射しに背 ....
もう 会えなくなるね

あなたとわたし
明日から、違う道

心細くなる
寄り添ってた人がいなくなるから

寂しくなる
隣にいた人がいなくなるから


でも 泣かない


 ....
キミの大きな瞳は
ついつい僕に衝撃を与える
そのくせ、目をそらすチャンスは
与えちゃくれない

僕ときたら
手に持ったお茶を何度も口に運び
キミなんか気にしてもいないフリをするのに一苦労 ....
訳がわからなくなったから
まっすぐに道を歩けなくなった
その横をハイスピードで 
きみみたいなひとが
駆け抜けていった
最期にひとつだけお願いがしたくて
大声で叫んだ
「どうもありがとう ....
あなたが一番きれいだったとき
しがらみの廃墟に靡く 硝煙を仰ぎ
自由とは このことかと
愛しき髑髏ひとつ 胸に抱き 街を彷徨う


あなたが一番きれいだったとき
一枚のルオーに なりたい ....
ねむいけれど
せねばならないことがある

荒れた手にクリームをぬり
乾いた唇にリップをぬる

わたしは
わたしだけのちからで
楽になれない
春はいいなあ
風薫る空を見つめて
隣りの子供たちは
シャボン玉を飛ばしている
飛ばしても飛ばしても
高く上がると
虹色がぐるぐると回り出し
最後にぱちんと消滅する
そんな縁起でもないこ ....
君の言う単なる恋愛に
僕は幾度となく涙を流してきた



君の言う単なる恋愛に
僕は幾度となく命をかけてきた



なぜなら
そこに世界で一番大切な真実があるから



 ....
さぁ出かけよう
冒険の旅へ
地図なんていらないさ
行きたいところへゆけばいい
風に吹かれて

ぼくらはいつも感じてる
空の青
太陽の光
春の息吹を

感じてゆこう
たくさんの光 ....
 
ほんの小さな・・・小さな言葉で、君を傷つけ、君を泣かして。

君の涙、拭えなかった僕の手は・・・何のためにあるんだろ?

君の涙、拭うため。 君のこと抱きしめるため。

それなら・・ ....
波打つみどり、
敵味方の風、
追われていく

ひとつの鍵盤に向かって
端から指が流れてくる。

とたんに、
空に生まれた
子供にかえる

見つけたカタバミは、
探していたものと ....
今、あなたに
隣にいてほしい

寒くて
さみしくって
自分を保てないよ

{引用=
暗い空
暗い部屋
息が詰まりそう



何を言っても言い訳にしかならないけれど
もう ....
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