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童子らの目耳は

この夏の石畳

思い出オーブントースター

海も蟹も

空も犬も

ふたについたアイスクリーム

チーズピザ柄 白のTシャツ

油クレヨンとろけて

 ....
ぼくは巨大なレゴを前にして考える

ぼくはその塊をバラバラにして

ブロックひとつひとつを手にとって

マジックで名前と番号を振る

そしてまたブロックを組み上げる

ぼくはだんだ ....
十五世紀のふらんす人は
なんだかしらないけど
いつもメランコリックで
人間を焼いたりしてみてた

そこまでいけたふらんす人は
なんだかんだですごい
よくわからないけどすごい
無駄っぽさ ....
死んだあいつがぐるぐる巡る
光の速度で世界を駆ける
筐体の棺桶バリアフリーで
Winnyでフリーで交換される
ケータイで霊界と交感する
ワイファイ規格で受信する
覚えてますでしょうか私のこ ....
みじかな みじかに
三人の日もはやすぎ
    (はやすぎっ

げっけいじゅの緑の花も
ひとしれずさきまたちり
ちりにかえるもひとしらず

さくらばかりがみほれられ
ほだされのまされ ....
きっとみんな真面目なんだろう

だけど勤勉になれなくて

万年ゼミのように都会の巣穴に

隣の木の根をかじっている

そうかと思えばいつだって

やる気と自信に満ち溢れた人々が
 ....
東京の街に出てきました
あいかわらず僕はなんとか大丈夫です

と誰かに歌った人がいました
そしてぼくもまた東京にいます


東京は来るたびに汚くて田舎くさいと思います
人の臭いが強すぎ ....
僕らは永遠
その真ん中
だから無限
さぁ歌おう

く・く・くらげ
く・くく・水母

水母の母は母水母

母の水母の母は母水母母
母の母の水母の母は母母水母母
母の母の母の水母の ....
イディオとサヴァンは瓜二つ
それもそのはず 種ひとつ

フィリアとフォビアも瓜二つ
それもそのはず 花ひとつ



イディオとサヴァンは
フィリアとフォビアとめでたく結婚

だけ ....
なんのかんの言ったって
春はすぐそこなんだから
モジャモジャ気分じゃ
しょーがないでしょう?

いつも暗いツラして
卑屈なカッコして
ちょっとヤバめに
キマってるフリして

オシャ ....
ある日 やしの木の上で
ぼくは きみを見つけたよ

しっぽの ながく かわいい
きみは まるいマンゴーを持ってたよ



  きみのすてきなマンゴー (ま〜ん〜ご〜)
  ぼくにくれ ....
あたしの彼氏はタイガーマスク
推定年齢三十前後 未詳です

職業はプロレスラーだと言い張ります
でもこないだ路地裏で中学生にお金取られました 未詳です

割合料理とか得意みたいです
生鮮 ....
ぼくらは詩人 時代の申し子
一家言あるぞ いわせろ

ほんしつてきにじゆうなぼくらは
こっきとかこっかとかをひていする

でもむかしのえらいしじんとか
むかしのえらいしそうかとかは
え ....
ギリギリ感バリバリ
えばってんじゃねぇ
エヴァってもねぇぜ
大きいオトモダチはいねぇ

頑是無きお社会シャーウッド
戦争ゴッコはコンテニュー
首斬られても放浪ナイズド
ツウ好みなるペダ ....
その恋は
可笑し味

私の胸をおおう
パウダァスノウ

並べたふたりは
マトリョーシカ

不細工なその指先が
触れるか触れないか


その恋は
いつも今

私の前髪を薙 ....
少女は聖別された湖面をゆく
首長きアヒルにまたがって

少女は男の地下迷宮をゆく
英雄的な畸形美をたずさえ

その胸の実りなき大地に
籾だねを撒くことはかなわぬ

その手足その指を求 ....
晩春の街は夏を目の前にして
薔薇の蔓払いに追われる
柵越え屋根越えレンガの隙を縫い
年中伸び続ける野薔薇の蔓を刈る

畑も牧場も家も寝床も
ここでは薔薇と領地の奪い合い
特に最近は冬を経 ....
冬のわずかな雲の晴れ間に

恐ろしげな老いた腕

天を突きぬくかのような

手のひらに陽をつかむ

その爪にほんのり桃色の

マニキュアが色づく頃になれば

春はもうすぐそこで ....
叫ぶ時 叫べ
叫ばねば 裂けよう
心を裂けば 裂け葉ひよどり
秋に咲かねば 冬も想わじ

くろがねもちに 火 入りて
啄ばむ 幼き火喰い鳥
空に舞えども 胸に羽毛無く
赤き炎で 熱くた ....
開け放した窓から聞こえるのは
使い古されたアルトのリズム

磨き上げられた声帯から
心地よく響く祈りの歌

けれどそれは横丁の路地裏で
物乞いをするねずみの音

風のソプラノが濁らさ ....
{引用=<参考文献>
 「うそつきレィビー」
 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=96653&filter=usr&from=listdoc.php%3F ....
むかしむかしの
おおむかし


このあたりはジョーリングという
若い貴族のおおきな私園であった

ジョーリングにはヨニドナという
美しい妻があった

ふたりは清き心と身を持つ
神 ....
見慣れた色 愛していた白の壁紙に 青インクを滴らせた
それも今は夢

貝の骨 散らばった星の砂 瓶詰めになった船型の心
凪にたゆたう 壊れた女神の半身

朝はこない ガーベラは枯れず 壺は ....
宇宙うさぎはばかでかい
宇宙うさぎはくそちいさい

宇宙うさぎがたまごをうんで
宇宙うさぎ子がうまれ
宇宙うさぎ子がたまごをうんで
宇宙うさぎ孫うまれ
宇宙うさぎ孫がたまごをうんで
宇 ....
指導者殺しの裁判の争点は
今や罪ならぬ白か黒か

女の性と男の業か
それとも狂える心の罪か


指導者パートリィは
英雄になりそこねた男だった

二千の騎馬警官の指揮を執り
革命 ....
+拝石教の教え+


生命は大地より生まれる
大地なくば草木なく
草木なくば獣はなく
獣なくば人もない

生けるものの命そのものは
ひとつの大岩が砕け
多くの石が生まれること ....
{引用=**  みすてられしつるばらの軌跡より
    はるかとおき地にさくもうひとつの
    業の花についてのおはなし。}



幼い日の楽しみといえば
暖炉脇で聞く祖母の話だった ....
風水母が空に舞う頃、村は秋神様を迎える。
畑は黄金に、山は紅に輝き、
人々は肌を黒くする。
農夫たちは大地の聖人に実りを祈り、
子らは山繭でじゅずだまを綴る。
風よ、どうか恵みを。

風 ....
―― 科学など無意味だ!

と叫ぶハイテクマシン越し

―― 定義など無意味だ!

とがなって全てを知ったような顔

笑えないぜ このビックリ人間コンテスト
掃いて捨てたい ブットビ ....
オレの茶色のイカしたチャリの

後輪駆動の前輪直前に

飛び出しやがったあの獣


そりゃオレも知ってるさ

街のど真ん中のしなやかビースト

たいていネコ科の奴らだって

 ....
かおるさんの知風さんおすすめリスト(67)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かかし- 知風自由詩207-8-17
ぼくはモンスター- 知風自由詩107-6-6
全て幻だというオプティミズムはきっと演技して完璧になるのら- 知風自由詩207-5-19
死んだあいつがぐるぐる巡る- 知風自由詩307-5-4
花階段のぼる- 知風自由詩207-4-29
虹色の飴玉- 知風自由詩307-4-5
新宿- 知風自由詩507-3-11
母_くらげ_母- 知風自由詩107-2-28
*イディオとサヴァンとフィリアとフォビア*- 知風自由詩107-2-27
オレβ版- 知風自由詩107-2-26
バナナ&マンゴー- 知風自由詩107-2-22
*マスクド・カレシ- 知風自由詩207-2-20
ひのまるばんざい- 知風自由詩107-2-17
Sweeeeeeeettttttt!オ・レ!!- 知風自由詩107-2-17
その恋は- 知風自由詩207-2-6
眠れる姫- 知風自由詩107-2-6
*掟破り*- 知風自由詩507-1-29
*つぼみ*- 知風自由詩1*07-1-27
ひよどりばな- 知風自由詩307-1-25
詩に沈むアルトのリズム- 知風自由詩507-1-24
*聖女レィビー様のエメラルド*- 知風自由詩107-1-15
*ドナとジョーの薔薇の園*- 知風自由詩307-1-12
*家- 知風自由詩407-1-11
*宇宙うさぎのうた*- 知風自由詩207-1-10
*貞女カーラの裁判*- 知風自由詩207-1-10
*石の教え・神の夢想*- 知風自由詩107-1-8
*ミリィの風車小屋**- 知風自由詩407-1-7
*風水母の季節**- 知風自由詩207-1-6
オレとおまえのソコんトコよろしく- 知風自由詩207-1-6
そしてオレはクリスマスを越えて- 知風自由詩1*07-1-6

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