バナナ&マンゴー
知風

ある日 やしの木の上で
ぼくは きみを見つけたよ

しっぽの ながく かわいい
きみは まるいマンゴーを持ってたよ



  きみのすてきなマンゴー (ま〜ん〜ご〜)
  ぼくにくれないか?   (ば〜な〜な〜)

  ぼくはかわりに
  よく熟れた
  
  バナナをあげるから



きみは かるく笑みを投げて
しっぽを 振って逃げてくよ

ぼくは 追いかけるけど
きみは 森へ消えていったよ



  きみのかわいいマンゴー  (ま〜ん〜ご〜)
  ぼくは食べそこね     (ば〜な〜な〜)

  なみだ流して
  ベッドの中 ひとり

  バナナを食べたんだ



  きみのすてきなマンゴー  (ま〜ん〜ご〜)
  ぼくにくれないか?    (ば〜な〜な〜)

  ぼくはかわりに
  よく熟れた

  バナナをあげるから



  ぼくのバナナは
  皮の中


2005年作歌詞、ボサノヴァ調で


自由詩 バナナ&マンゴー Copyright 知風 2007-02-22 20:44:37
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