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ぼくは弱いにんげんだ

だからこころをあたまで処理する

でもそれは

フタをしているだけのお話だ

加圧しているだけのお話だ

300℃でも沸騰しない見せかけの

ぼくは水にすぎないのだ


最愛を ....
今すぐ結婚しないひとの

いのちの心配をしてはいけない

花びらがすき放題に散っている

桜木も見あたらないのに

どこからか来て巻きあげられている

雨のあとの曇った朝だった
 ....
東京について朝の電車にのった

なにか貼られたような顔つき

考えている

見つめている

お堀にみどりが映っている

黄いろを嗅いだらなつかしくなる

さくらの白が群れていた ....
すこしぬるい冷たい風

くるまが横をすべってく

電車のおとがつれてゆく

ふつうに夜桜さいている

コンビニ袋ちりちりちりちり

なんでこんなに悲しいのだろう


知らぬま ....
ぼくはなんにちに死ぬんだろう

そんなことばかり考えていた

幼稚園のころだ

久我山の町を歩きながら

大工さんになることばかりを考えていた

でもそれでは家しかつくれないから
 ....
禿頭にパンチパーマが生えてきたような

夜の街路樹に仄見える青葉は外灯にてらされて

現実世界にうまれた幽霊のようだった

コンビニは看板を消していて

さっき接待に使った天然ふぐ屋も ....
あたらしい葉っぱたち

幽霊みたいないろしてる

まだ濃くなくてやらかくて

みず気があってむきだしで

うまれたばかりの幽霊が

かそけき煙りに浮かんでる

そして

・・・・濃くかたくかわいてゆく ....
頭が痛かった

酒を飲んだからか

ひと駅わざとゆきすぎて

寒夜の家路をえらんだからか

たいせつな存在が嗚咽していた

ほそい声で頭が痛いと伝えていた

だからだろうか
 ....
タコ焼きやさんは足ぱんぱん

寒い日、雨の日、足ぱんぱん

市役所さんから立ち退き命令

とおりすがりの常連さんたち

ゆるい反対してくれるけれど

タコ焼きやさんは足ぱんぱん
 ....
もうすぐ桜が咲こうとしている

もうすぐ梅が散ろうとしている

木蓮が音をたてようとしている

花が街道を染めようとしている

自然は柔らかく生ききっている

希望にゆるがず生きき ....
過去三例しかないことが

いま同時に三つ起こっている

あしたきっと飲みにゆこう

馬鹿さわぎして

まっとうなひとに叱られよう


蓄えて

足るを忘れて

それに慣れ ....
文学や報道が

対話や歴史が

この国をこの世界を

果たしてどこに導いたのか

言葉は無力か

雪が青い夕暮れ

見飽きた景色

それを揺らしている

移動している
 ....
まる

切り取られたいっこ

有限のまる

まる

無限にぽっかりあいた

穴ぼこのまる

まる


切り取られたいっこが有限のまるならば

穴ぼこがぽっかりあいた無 ....
また会えるからさびしくなる

花粉のせいで涙めになる

振りむいて手をあげる

はなれてゆく

みえなくなる

歩きだすしかなくなる

花粉のせいで涙めになる

また会える ....
車窓から富士

遠くちかく富士

この国の詩情

白というかたち

いまも昭和も

江戸時代も

風土も時間も

車窓から富士

遠くちかく富士

この国の詩情

白というかたち
路地から通りにでると

いや、もう路地から

あたたかな風がほどけていたのである

それがからだをやらかくぶ厚く

バイブレーションさせていた

坂道を明治神宮のほうへあがった
 ....
たましいのかけらになったって

いつもいつまでもいまも

あなたのそばにいる

ふあんもかなしみもない

ハッピーエンドに

ふたりしてかならずゆけるから


十年まえ

 ....
暁の透明なあたまが働きだすと、ふたせだい前の戦争を、じぶんじしんの真実を、薄暗い霧のなかを、初老が漕ぎ出していった。

吹くかぜが岬あたりの暗い雲を東に追いはらっていた。

冬であるのにかぜに ....
きょうお通夜です

あしたの告別式では弔辞を読みます

とりが啼いています

ゆきがななめに降っています


おとがこだましています

車のなかで泣いています

ひとの前では ....
青い夕暮れ

か細いにっぽんの建物、電線、車の光沢

夕暮れの香

お寿司屋さん、お肉屋さん、お蕎麦屋さん

ふたりでそらが青くなるまで散歩をした

こんなことよりも大切なことなんて

ほんとうにある ....
りっしゅんの朝

写メがおくられてきた

調べの知らせだ

肌さむい風のさきがまあるくなって

水っぽさふくよかにふくんでた

ひかりのなかに

ピンクやオレンジ雑じるのが
 ....
進化、それは種の旅のことだ

過程であるのに果てであるかのように

何千万ねんをかけて旅をしている

それは木々に似ている

木々は進化のものまねをする

さきこぼれる花舞い落ちよ ....
愛ってなんだ
ひとりにしたくなかった
愛ってなんだ
誰にも渡したくなかった
愛ってなんだ
体中と心はオレのだって
愛ってなんだ
かなしくなんかなかった
愛ってなんだ

繰りかえされ ....
空虚な1月も終わる頃夜のことだ

さびしさは白すぎて重たくもなく

吹いていない風に新しくめくられていた

SL広場でだれかを待っていた

ほんとはだれも待ってはいないのに

たしかにだれかを待って立 ....
みんな宇宙からもらった炭素でできている

みんな炭素の波動にすぎない

わたしは胃をこわしている

わたしは肝臓をこわしている

炭素がなにかの身代わりをしてくれている

炭素はた ....
うすくつもった無音

じゃれあう轍

だれかオレに

うまい珈琲をいれてくれないか

きょう傷ついたことなども

香ばしくてすっきりとした

あったかな気持ちにかえてくれないか

うすくつもった無音
 ....
伊達直人がホテルをでて朝の商店街を歩いていた

四方に広がるせまい空

雲ひとつない水色をながしていた

まだ冷たい商店街

異国の山麓に広がるバザールのようだ

路地には猫がにら ....
のび太くんに会いたい

ぼくはのび太くんに会いたい

漫画の空のしたでやわらかな描線で

10才の小学生のころのじぶんに

ぼくはのび太くんに会いたい


土管の公園にゆけば会え ....
ぼくはいまいきてます

いま?
いま、なんてものはぜんぶ過去だ
いま?
ぼくはみらいのいちばん尖んがったところにいる

ぼくはいまいきてます

きのうきみに写メを送ろうとしてぼくをと ....
男の歌うファドがながれていた

それを聴きながらヨシミの逡巡を聞いていた

胸が痛いのはヨシミもおんなじだろう

部屋が明るかった

よく効く栄養ドリンクを飲んだあとのようだった

 ....
恋月 ぴのさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
見せかけの水- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-4-16
花散らしの風- 吉岡ペペ ...自由詩711-4-16
地震と自然- 吉岡ペペ ...自由詩311-4-11
一晩じゅうが始まるころ- 吉岡ペペ ...自由詩1111-4-7
雲があるから空- 吉岡ペペ ...自由詩311-4-4
悲しみ- 吉岡ペペ ...自由詩511-4-1
新緑のうた- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-3-28
割れたっていい- 吉岡ペペ ...自由詩511-3-24
きみのメルヘン- 吉岡ペペ ...自由詩611-3-21
馬鹿どもにも- 吉岡ペペ ...自由詩611-3-19
あしたきっと- 吉岡ペペ ...自由詩511-3-15
雪のなかの言葉- 吉岡ペペ ...自由詩411-3-10
有限のまる〇無限のまる- 吉岡ペペ ...自由詩411-3-7
改札口- 吉岡ペペ ...自由詩411-3-4
白というかたち- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-2-26
春一番- 吉岡ペペ ...自由詩711-2-25
2月22日午前2時22分22秒- 吉岡ペペ ...自由詩811-2-22
冬に近い春にかよう- 吉岡ペペ ...自由詩111-2-17
許し- 吉岡ペペ ...自由詩711-2-15
青い夕暮れ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-2-7
りっしゅんの朝- 吉岡ペペ ...自由詩211-2-4
進化、それは種の旅- 吉岡ペペ ...自由詩511-2-1
ひとりにしたくなかった- 吉岡ペペ ...自由詩311-1-29
新橋みたい- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...811-1-25
暗黒のうた- 吉岡ペペ ...自由詩1011-1-22
珈琲- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...911-1-18
ニッポンの空- 吉岡ペペ ...自由詩511-1-15
のび太くんに会いたい- 吉岡ペペ ...自由詩711-1-11
いまいきてます- 吉岡ペペ ...自由詩411-1-9
音のない洞窟- 吉岡ペペ ...自由詩411-1-5

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