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花火のようなものを幻視した

こぼれる火花は涙のようだった

熱いはずなのにぼくには涼しかった

そうだ、成熟した孤独を生きてゆくのだ


なにもかもを破壊してしまったよ

ぼく ....
雪まみれになったあなたの道

清く浄くつづいて

それはやがてふたりの道にもなるだろう


会えないより

会わないほうが

大好きより

大好きでいられる


紅茶の ....
朝どこかで

読経の声がする

一日のはじまりの

静かの時間に

慎ましやかな叫びが

聞こえてくるのだ


明日への祈りや過去への懺悔

今を強化し越えてゆこうとする ....
この地球にぼくがいるのは

惰性ではなくて

あなたがいるから

それはロマンティックな

ぺダンティックではなくて

ぼくという存在が理解していることなのだ


あなたがひとりのふりをするなら

ぼ ....
朝であるのにともしびを燈すのは

なぜなんだろう

どうしてなんだろう

こんなにも

世界はエネルギーに満ちているのに


ぼくらは365分の1の確率で

誕生日をもらって ....
まだ生きることを

諦めていないことをテストするかのように

困りながら

めんどくさがりながら

闘志を剥き出しにしながら

ひとびとが

幸せに幸せをかさねられることを目的 ....
俺の言うとおりに言うんやで

お墓参りに行ってたんやって

雪が降って電車乗り遅れたんやって

そいつのご先祖さんとおまえのご先祖さん

大親友やったかも知れへんやろ

世の中見え ....
泣きそうになりながら

頑張っているひとのために

ぼくは真実を歩いてゆく

時や場所が変わっても

変わらない真実を歩いてゆく


たとえばお正月

たくさんのお金と体力と ....
高原に吹く風が

レーザービームみたいに

追憶に照射され

旅の終わりに描きかけた

一枚が完成する


白樺は動物の皮革のようだ

誰かの故郷が傷ついている

歌手が風邪をひけないのと

おなじく ....
茶屋町からマリンライナーで四国に渡る

瀬戸内の海辺の町並みを眼下にしていると

あの津波を重ねてしまう

渦になりきれない潮のたわむれを見つめていると

いろんなこころを自分を使って実験してしまう
 ....
幸福とはこういうことを言うのだろう

幸福とは

幸福のようなものが

重ねられてゆくことを言うのだろう


叔父夫婦は熱心なキリスト者だった

はじめてのクリスマスの日

 ....
一体どうしてしまったと言うのだ

ぼくはきっと正直に生きすぎ

疲れきったたましい入りの

肉のかたまりだったのだろう

客席はすでに埋まりはじめていた



観客は老夫婦から ....
さみしいとか言ったらいけない

がんばるとか言わなきゃいけない

ひとのせいとかしたらダメだ

なあ、俺よ、この俺よ

ほんとうにそう思っていますか


澄んだ水色の空でした

ピンクとオレンジの色彩 ....
空の下には何もない

空なんてものも何もない

水が腐ったのが

カラカラに渇いたような匂いがした

そういうイメージがした

それは訓練の賜物だろう

やっとここまで来れたのだ

名づけられることの ....
涙を流して石になる

横で女も泣いている

生き物たちは銀河だ

生き物たちの銀河だ

本当にもうにどと

会えない人なんているのだろうか

誰か教えてくれないか


天 ....
いっしょに食べたら

食べながらお話しできる

電話だとそれができなくなる

いや

できなくなる訳ではなかった

静かな祈りであることでしか

宇宙に存在できなかったのだ
 ....
日だまりの道で

おーい

ここだよー

たましいが

おたがいに呼んでいた

おーい

ここだよー

日だまりの道で


ぼくらは人生をやさしく見すぎていたね

すこしばかり時間にうるさい所だったね ....
パチンコに置き換えて考えると

世の中って

座っても仕方のない台ばかり

なに不自由のない幸せになるために

ひとは宗教に喰らいついて

自己肯定を宗教肯定にすりかえて

挙 ....
新幹線の車窓が

群青の夕景に支配されている

そこにはスーツ姿のぼくが

影のようだ

目線よりしたの建物たちが

ミニチュアのように見える

目線よりしたの建物を

勝 ....
このツインタワーはひとつを日本の

もうひとつは韓国の建設会社が建てたのだそうだ

世界で三番目に高いのだという

手塚治虫が今のアジアの都市を見たらどう思うだろう

思いは必ず実現する

これはナポ ....
いやなことを幾つも並べて離れるよりも

憧れの気持ちを受け入れて傷ついていたい

人間の幸福なんて百年も残らないのだから


信じてもらえなかった原因を考えるよりも

今日一日どう生きるかを考えていた ....
外灯を見つめる

それが照らした淡いアスファルトの

気配を今にかさねている

自転車の影が消える

町がだまって現れ続けている

ひとのこころを見つめている


たぶんそう ....
月はひとつで

星たくさん

孤高に見える星だけど

星にはたくさん仲間がいます

でも月も

青に寄り添う

せつない愛です

それがなんだと言われても

そう思う
 ....
ふたりで歩けばいつも

楽しいこともせつないことも沢山あった

もうここを

誰かと歩きたいとは思わない


霧のなかのフェアウェイをゆく

ラフの方の木々が幻想的だった

 ....
彼女がたとえ男だったとしても

ゾウだったとしても

ぼくは彼女の存在を愛しています

今朝そう告白して

そういうことだったんだと

はじめて楽になれたような気がしました

 ....
あなたといれたらなにもいらない

なにもいらないからあなたもいない

見えないもの

すぐ結果となって返って来ないもの

だけど

たしかに存在するもの

今生の別れでさえ

そんなからくりのなかにあ ....
こどもが出来たみたいだ

みたいだと言うのもおかしいけれど

ふしぎなものだ

ぜんぶが静かに収束してゆく気がする

震災のときも

いちばん最初につながったのは

そのあとも

なんどもなんどもつな ....
最愛を通訳する者よ

ぼくは今からここを出る

999が旅立つように

ぼくは傍観者であり冒険家だ

目と手と足で告白する者だ


海底に連なる群れよ

そこに加わり

ゆっくりはぐれよう


最愛を ....
あなたが不幸になるのは絶対いやなのに

幸せになるのも絶対いやなのは

まだ好きなだけじゃないからなのだろう


幸せなあなたを見かけたら

飲めないお酒に酔ってしまったような

 ....
血が足りない

血が漲ってない

興奮に体が耐えてない

どことなく

全身が乾燥している


三ヶ月よく頑張ったよ

おまえもおれも

飲み干したカップを

静かに ....
恋月 ぴのさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
成熟した孤独- 吉岡ペペ ...自由詩512-1-26
- 吉岡ペペ ...自由詩612-1-24
美しい大作戦- 吉岡ペペ ...自由詩312-1-21
ひとりのふり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-1-15
ともしび- 吉岡ペペ ...自由詩912-1-12
ミッションインポッシブル- 吉岡ペペ ...自由詩512-1-8
悲しまんといて- 吉岡ペペ ...自由詩712-1-4
泣きそうになりながら- 吉岡ペペ ...自由詩1+*12-1-3
松原湖高原にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...5+12-1-2
光よ!光!- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4+11-12-27
クリスマスの思い出- 吉岡ペペ ...自由詩5+11-12-26
ある映画祭- 吉岡ペペ ...自由詩711-12-23
冬の夕景- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...7+11-12-19
夕暮れの青のなかに- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4+11-12-15
生き物たちの銀河- 吉岡ペペ ...自由詩3+11-12-12
静かな祈り- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-12-8
日だまりの道- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-12-5
メッセージ- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-12-2
群青の夕景- 吉岡ペペ ...自由詩5+11-11-27
アトムはここにいる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-11-25
人間の幸福- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...11*11-11-15
静かな町- 吉岡ペペ ...自由詩611-11-14
せつない愛- 吉岡ペペ ...自由詩711-11-10
ふたりで歩けば- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-11-7
ギフト- 吉岡ペペ ...自由詩1511-11-3
見えないもの- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...911-10-30
前進- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...611-10-27
さよなら- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1211-10-22
動悸- 吉岡ペペ ...自由詩411-10-21
頑張れ- 吉岡ペペ ...自由詩611-10-17

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