踊っちゃいけない国で踊ーる

頭 揺らーす
カカト 浮かーす 身体 跳ばす

踊っちゃいけない国で踊ーる

頭 揺らーす
カカト 浮かーす 身体 跳ばす


ある日突然 あった  ....
昨今 ひとごろしがはやっていますが
キラーチューン というのがあって
作品で自害するのだそうです

『涙の数だけ強くなろうよ アスファルトに咲く花のように』
なんて本当に思ってたんだとすれば ....
えこなと別れるときはいつも
私はまた、えこなに会えることを確信している
それはとても漠然とした理由だから
説明するのはとても難しい
私の中でえこなはとても大きな存在だけれど
私がえこなと過ご ....
私がえこなに出会ったのは18の冬だった
牛乳を初めて飲んだのよりは後のことだった

えこなは黄色いかばんを肩から提げていた
中から500mlの紙パック容器を取り出し
水をここに入れてくれない ....
たわし二十歳 竹ざおの思い出をどうにかして
夜になると また青くて白い森の少女の姿 わたしたち
これから先もずっとエンドレス円 重い肩にはのしかかる
涙のあとの肌ざわ

りがいいときにかぎっ ....
甲高い空の
青を透かして 
下弦の月とすれ違う
夢の満ち潮

風の凪に
追いついていく
クラウディ・クオリア
たなびくかぎろい
こころゆれない 
レイニー・クオリア

果てしな ....
ほやな、すめちゃ 
あゃ、ふゅふぅゆ、らっかす。

くるくっかする 
かられてをり 
かなめちゃや 
あけゆ。

ふぅふる 
なべりをり 
すみちゃゃやか。

かかひてを、はや ....
雷は海にも落ちます
呼ぶものがいるから

それは海がめプールのウミガメたち

見てるだけでもきれいだし
渡る気なのかも知れませんが
雷って
渡れるものなのかどうか
落ちて来るばかりで ....
見えないものの話をしていると

きみが、どんなお香が好きなのかと尋ねるので

線香、とこたえた。

きみは生まれてこのかた線香など見たこともないような顔をしてからすぐ七話目の話題へと転んだ ....
     にんげんのおとことおんなが



にんげんのおとことおんなが
セックスを愉しむ
それはあるとき
必要以上に意味を持たされた儀式であったり
あいさつ程度の交わりであったり ....
ピアノがきこえてくる時間が寝ようとする時間に一致するのはどうしてでしょうか

通り魔!
通り魔!
死んじゃうひとはなんで死んじゃうんだろう
生き残るひとはなんで生き残るんだろう
 ....
少年のような朝ばかり
描かなくたって良いだろう
逃走の夢から不意に放り出され
いい気味と薄笑いを浮かべる
覚めている筈の脚がもつれる
5月の太陽はとうに高くて暑い


南方のビジネスホ ....
 さよなら。ひとりぼっちで家にいたら、クーラーが熱い風を噴出して、私はなにもかもいやんなった。さよなら。町中が重い海風で湿っている夜になにかを考えるのはよそう。セイレーン、私は叫んだりしない。もう、二 .... 北風にはこばれてくる
除夜の鐘の音
をはじめて聞いたおどろき
きみをせかせて
午前零時十分
外へ出たのだ
深夜の新年を祝うため
遠い振動
からだをつつむ時間
おわりとはじまりの相反す ....
ガレージに詰め込んだ昨日を
最果てのリサイクルセンターへ搬入する
オーライオーライ停止線ぎりぎりまで
車をバックさせて
昨日は永遠に昨日じゃないことを知るんだ
ハッチバックあけて
途方もな ....
今となっては小学生をおいて渡る者はいない
廃線となった国道の歩道橋の手すりを拳で叩いている。
三十を前にした男の行動としてはアホみたいだが、久々に
一緒に散歩していた妹を笑わすには上出来だった。 ....
だらしなく広がる巻層雲に横たわる私だったが、何も香ってこないので、イヤホンを外し接触を始めることにした。

ちゅんちゅん。
透いた空中を流れる声。
明らかに小鳥の発するものだった。

私は ....
                 090525



君のためならば
どんな苦労も厭わない
ベタなセリフを懐に
セリフを抜かして叱られる
役者さん
社名抜かして処分を受ける
アナウ ....
手を引かれ歩く。
懐かしい匂いのする君
その面影は記憶の水底
私が潜水夫になって強く握り返すと
つないだ手には水たまりができて
空の色を映す。


薄暗い緑の茂みの奥までくると
 ....
涙が枯れた ひとりの夜は
ゆっくりと
あるいていよう

ひとりのリズムで
つきといっしょに

行く先は決めない

足の向くまま

吸って 吐いて 吸って 吐いて の
自分のりず ....
すみ。 
さぇやぇ、ひろゆり。

きわつき、
をめ、
やまめかせるる、
をりをりか、なり。

くるきり、やり、
ゆれてをや。

めゃがぎり、 
はなを、
まがらせげれ。

 ....
注)
続・素顔同盟

先生は社会を教えていた。
「……つまり、市民が仮面をつけだしたことによって、人と人との摩擦はすっかりなくなり、平穏な毎日を送れるようになった……。」
 先生は教壇の上で ....
はじめて母親のお手伝いをした日
食卓には不格好なハンバーグが並んだ
焼きすぎてかさかさになったそれをかじり
父親はくしゃくしゃ頭を撫でてくれた

求めていないとは言わないけれど
ただ、とっ ....
むしり取られた神経から泣声ばかりが漏れる、濃縮された諦観の長雨だ、半分萎えた視神経が見つめたがるのはいつも俺自身の完全否定に繋がりそうな朽ち落ちた景色ばかりで、穿孔、穿孔、穿孔、穿 .... 銀河の汽笛を口ずさみ
かっこうが飛び去った空を
虫を喉で暴れさせながら
小さな猫のもとへ
走る 金の獅子

はにかみ並ぶ信号機の色を伺いながら
小さな杉の上をびゅんびゅん駈け
酒に溺れ ....
そして扉の向こう側になにかがあふれている
閉じていた扉をあけるとそこには透明な顔ばかりがあっちやこっちを向いている
みんなばらばらにどこかにいこうとして
ただ浮かんでいるだけ
あたしもおなじよ ....
土管にスカートをはかせたり
スカートに土管をはかせたり
博士に土管スカートさせたり
スカートに博士土管させたり
土管にスカート博士させたり
エスカレート土管博士ニタリ
博士似たエスカレー土 ....
彼女と仕事をしてると楽しかった
たぶん仕事が終わればそんな気持ちもなくなるって思ってる
ぼくはクリエーターだ彼女は実務をしてくれてる
この広告の小冊子づくりが終わればチームは解散する

ちょ ....
でも
雨になりたい
土になりたい
大気になりたい
海に、葉脈に、光に
石に、風に、雷雲に
なりたい
暗闇の中魚を狙うゴイサギの真っ黒な目玉に
森の中草を踏んで歩くゴリラの低い声に
海 ....
あ、また鍵かけ忘れちゃった。
まだクライ地下、皆、開放していく。
その音は、やけに耳に響いて
カチャリ
また一つ、カチャ
私だけ掛け忘れた。
ふと手を伸ばすと、
頭のてっぺんから、
ど ....
太郎本人さんのおすすめリスト(487)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
踊っちゃいけない国で踊る- 猫道自由詩5*13-1-4
キラーチューン- 猫道自由詩510-2-7
えこなからの手紙- 人 さわ ...自由詩109-10-2
えこなとの出会い- 人 さわ ...自由詩209-10-2
卵は- 人 さわ ...自由詩309-9-19
雨と太陽のクオリア- フミタケ自由詩3*09-7-1
Record_090616_@jisitsu.txt- もしゅ自由詩209-6-16
踊るミクロラプトル/オリザ豊かな国から- 海里自由詩209-6-16
見えない会話- 瑠王自由詩1*09-6-12
にんげんのおとことおんなが- ふくだわ ...自由詩309-6-1
ギャル男の生きる戦国時代- モリマサ ...自由詩609-6-1
創書日和【朝】Bitter_Sweet_Morning- 大村 浩 ...自由詩4*09-5-31
雨季- 芳賀梨花 ...自由詩4*09-5-31
一月- 非在の虹自由詩109-5-31
Nothing's_gonna_change_my_worl ...- 芳賀梨花 ...自由詩4*09-5-30
Born_To_Win_[ガードレールをくぐりし者たち]- プテラノ ...自由詩109-5-30
減ること。- 高橋魚自由詩1*09-5-26
ところで、発売はいつになるんですか?- あおば自由詩3*09-5-25
紫陽花- 夏嶋 真 ...自由詩26*09-5-25
りずむ- ゆびのお ...自由詩409-5-25
record_090312_2625-27@jisitsu- もしゅ自由詩109-5-25
続・素顔同盟- 不可思議 ...自由詩4+09-5-25
料理と詩について- あ。自由詩10*09-5-25
俺はそのまま死ぬ気はない(Visions_Of_War)- ホロウ・ ...自由詩2*09-5-24
走る_金の獅子- 瀬戸内海自由詩2*09-5-24
ベルリン- モリマサ ...自由詩1809-5-23
とろけるカレー- サトタロ自由詩3*09-5-23
五月の夜/六月の闇- 吉岡ペペ ...自由詩809-5-22
死にたいなんて思わない- taznu自由詩209-5-22
夜の函- 水穏(み ...自由詩2*09-5-21

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17