六花は冬に生まれた。
濃いグレーの背中に白い斑点が６つ散らばって
りっか　と呼ぶ。

六花はすっきり背を伸ばして、両足を揃えて座った。
爪を出すような不様は見せなかった。
新しい水が好　.... 　水曜日には地底に潜る。火曜や木曜日ではない、わたしの爪は水曜日によく伸びる、まずアスファルトに爪を立てる、アスファルトは硬いがわたしの爪はそれよりも硬く尖っていて親指の　.... 　　　　　　　　　　　　　０８１１１３


ガジガジの芋を囓るときは
財布の紐を緩めてはなりません
１２０００円くらいの給付金で
油断してはなりません
年収１８００万円あるからって
ガ　.... とりとめもなく書いてみようと思うのは、ポエムについて、ということは同時に詩について、ということです。

すこしだけふれておきたいのは、たまに、ポエムはだめで現代詩はいいとか、その逆とか、そうした話　.... 母さんがウインナーソーセージをくれた
午前５時　朝もやの中で
朝ごはんには早すぎる時間のはずだが
なぜだろう

母さんがウインナーソーセージをくれた
白い皿に　フォークをつきさして
ウイ　.... 「 ありがとう 」　

声に出して　
君に伝わるのは　
たぶん言葉自体ではなく　

「 ありがとう 」　

の五文字の背後にあるものが　
僕の目から君の目に伝わり　　
互いの笑顔が　.... はだかを見せるのにも理由がいるんだって
肩先ですれる絹のおとが痛い
蛍光灯があおく残るまばたき
せすじの伸び方がちがう身体を二つ
絞って捻り上げる夜じゅう
あぶらを滴らせながら


　.... 　
　
＊AM4:00
　
朝が早い
　
　
青い鳥は見付からなかった
いつもそうだった
　
　
　
＊AM3:00
　
戸締まりの仕方が分からない
声だけが湖になる
　.... お風呂さん、ありがとう
今日もあなたに浸かることができて幸せです
あなたの清らかさとあたたかさが
今、とても尊いものに思えます
わたしは寒いのに裸になりたい
裸になりたいのにあたたまりたい
　.... きょうさあ
ほいくえんつまんなかったねえ

おもいついてためしに
ぼくがいえば

すこしだまったあと

おもしかった
ほぃこえん

ふすまかどこかをじっとみつめて
ひらいた
　.... 仄暗いアーケードは、まだ１５：２０。

明けない夜ですが何か？　に負けじと、

平静を装った鼓動で、ペースで、歩き続ける。


どうもこんにちは。

スマイルすら買えないところから来　.... 離職された皆様へ　ハローワークは　あなたの　就職サポーターです。
失業給付を受けようとする方は　必要書類を持参の上、
求職の申し込みをする必要があります。

ハローワークは　ハローワークです。　.... 路地にホクロが出来て、増えて、

ホクロだらけになったアスファルトは

最早ねずみ色でなくって、虚実反転する。

白黒はっきりする。

下水が注ぎこむと流れになって、止まらなくって、
　.... 書いてしまって、また後悔するかもしれないんだけど。
まずはお礼から。
詩学社の破産、廃業の折は、「詩学社を救え！（http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=136　.... 実態がない
１ミリもない

あの子の必要としているのは俺じゃあ無くて
俺が必要としているのはなぜあの子なのか
そしてこのタイミングなのか

三本足の野良犬のびっこの足跡をたどる　.... 他人のことは知らない。
自分自身について。


今は41歳だ。もうすぐ42歳になる。
13歳の頃から詩を書いている。
途中、8年くらいのブランクがある。
21から28歳くらいまで　.... 正直今日の日はえぐれるような１日だった
いろんな意味で
あたしはもっと強くなっていかねばならない
昨日よりももっとぐるぐるめまいがした
あたしはもっと強くならなければならない

　.... たぶん、あの夜の、ファミリーマート狭山台南店は
俗にいう時間のねじれに迷い込んでしまったせいで
風に飛ばされたトランプみたいにいろんな感情が
それは、言葉というフォルムをまとう前の姿で、むき出し　.... 　夜が明けた。風呂なしアパートの一室にも太陽の光は差し込む。隣で友人は眠っていた。友人は寝言を言う。遠くで鳴く雉の鳴き声のような寝言だった。友人を見る。友人は眠ったままだった。パソコンの画面が光ってい　.... 片手で空中にまるをつくる
親指をくちびるにもってゆき
その場の空気を吸い込む
恐怖も限界も肺にためつつ
決して傾かず真っすぐに息を吐き出す
履き心地の悪い靴なんて捨てちまいな 　.... さびしさにかられては二人称にあなたを選んだ、そんなときから、後ろを向けばあなたがいつもいるような、まぼろしをみせられていました。雲が光をさえぎったような天気の下では、誰しもが悲しくも、切ないような　.... ことりが笑う
種子を蔓延る
近しき性器の肉腫がおりました

潰れるような
打ちつけるような
首を立て
マンホールに跨る女がしゅくしゅくと
おえつを
脱腸のように
　.... たんすの中におまえがはいっている
たんすの中におまえがいつもはいっている



何を尋ねることもかなわずに
わたしこのままひとりぼっちなのだろうか
せっかくたんすの中におまえがはいってい　.... 鏡と正面して、あざをあざで化粧する。旗よ、籠よ、セックスを論じる以外に、その斧をぶつけようがなかったとしても。

信号で停止。罪の是非を、今日の来る毎に問うこともなく、横切っていく積乱雲。

　.... 　重そうな黒い　カバン

文字だらけの書類
読みかけの本
　手垢塗れの手帳

着晒しのスーツに
　疲れた革靴

　前に立つ凛とした女性の
黒髪の戯れ

ガタンゴ　.... 「免許を取るには、年齢位の金がかかる」　

誰かさんが言ってた通り　
３３歳にして３３万という金を　
母ちゃんは惜しげもなく貸してくれた　

二俣川で筆記試験に受かり　
初めて免許を手に　.... 　　　　　　　　　　　　　０８０８２６



衣といえば
自給自足の時代
主婦が植えて紡いで
織って仕立てたものさ
買ってくるなんて
お大尽のところだけ
訳知り顔のお兄さん
弟の　.... 勢いよく地面から跳び上がり、行儀良く合わせた両足で押し倒したのである。我が地位を脅かす敵の甘物屋主人は己が後頭部にて総本山の暖簾押しをふんわり成し遂げ、婆の着物直下、特異な内部へ侵入し、優しき婆立ち尽　.... イカが身投げをするという
夜も明けきらぬ浜辺に
それは自分のせいではない
波のせいだ
卵を産み子孫を残すには匂いが必要だった
深い海の底は何も匂わない
母たちは求めて浮上する
そして波に　.... 　
紙の羊が
食べたそうにしていたので
紙の草をつくった
　
今日はたくさんの流れ星だね
　
あれはホタルさ
　
きれいだね
命みたいだ
　

太郎本人さんのおすすめリスト（487）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
六花	- リーフレ ...	自由詩	3	08-11-13
「_地底の水曜日。_」	- PULL.	自由詩	7*	08-11-13
指定席	- あおば	自由詩	7*	08-11-13
ポエムのこと	- 白井明大	散文(批評 ...	25+*	08-11-13
母さんがウインナーソーセージを	- パラソル	自由詩	3	08-11-12
魔法の言葉＿	- 服部　剛	自由詩	1	08-11-12
せろり	- れつら	自由詩	2	08-11-12
夜明けのための即興詩	- 山中 烏� ...	自由詩	17*	08-11-12
お風呂さん	- 新守山ダ ...	自由詩	25	08-11-9
ふとんのうえを	- 白井明大	自由詩	6*	08-11-9
飛田新地	- 猫道	自由詩	9*	08-11-3
無職でニート	- 猫道	自由詩	17+*	08-10-29
終わらないオセロ	- 猫道	自由詩	3	08-10-29
詩学社、そして寺西さん	- 角田寿星	散文(批評 ...	54+*	08-10-10
ミリ	- モリマサ ...	自由詩	16	08-9-30
何を書くか。どう書くか。そしてその先で、何を書くか。	- いとう	散文(批評 ...	27	08-9-29
レター（ミクシーより）	- モリマサ ...	自由詩	40*	08-9-25
深夜のコンビニバイトと宇宙の言葉	- 不可思議 ...	自由詩	6+	08-9-17
回覧車Ⅲ	- ブライア ...	散文(批評 ...	3	08-9-10
オーパーツ	- モリマサ ...	自由詩	29*	08-9-3
ある日のデッサン（２）	- かんな	自由詩	6*	08-9-1
「ハンセンのカルテ」	- 詩集ただ ...	自由詩	1	08-8-30
たんすの中におまえがはいっている	- 因子	自由詩	3*	08-8-29
無題	- クマクマ	自由詩	1	08-8-29
クチナシ	- 紫音	自由詩	1*	08-8-26
免許を取れた日＿	- 服部　剛	自由詩	27+*	08-8-26
頑丈な衣	- あおば	自由詩	6*	08-8-26
ブロッコリーをなげつけろ	- 詩集ただ ...	自由詩	1+	08-8-26
イカ・セミ・バッタ	- tomtom_poem	自由詩	3	08-8-25
ペーパー・シープ（流れ星）	- たもつ	自由詩	12	08-8-25

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